令和4年11月2日に、対象期間に輸入されたアウディのA1等の計415台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。
アウディ令和4年11月2日リコール情報
令和4年11月2日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
アウディ(A1等)令和4年11月2日リコール届出の対象車
令和4年11月2日にリコール届出がされたアウディ「A1等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:アウディ A1 35T cod
型式:3BA-GBDAD
対象期間:令和3年11月25日~令和4年3月17日
車台番号:WAUZZZGB0NR004798~WAUZZZGB9NR003603
リコール対象車台数:15台
車名通称名:アウディA1 25T
型式:3BA-GBDKL
対象期間:令和3年11月25日~令和4年6月25日
車台番号:WAUZZZGB0NR004977~WAUZZZGBXNR023794
リコール対象車台数:310台
車名通称名:アウディ A1 CC 30T
型式:3BA-GBDKR
対象期間:令和4年1月20日~令和4年4月12日
車台番号:WAUZZZGB0NR018281~WAUZZZGBXNR022211
リコール対象車台数:90台
アウディ「A1」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたアウディ(A1)の不具合の部位は座席ベルト等(ダッシュパネルインサートコントロールユニット)です。
不具合の状況及び原因はこちらです。
ダッシュパネルインサートにおいて、コントロールユニットのプログラムが不適切なため、ある一定の条件下において、助手席および後部座席のシートベルト非着用の警告表示および警告音が作動しないおそれがあります。
改善内容としては、全車両、ダッシュパネルインサートのコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換えます。
本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
アウディ「A1」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったアウディのA1は、どんな車かご存知でしょうか。AはAudiの頭文字のAであり、物事の始まりという意味と、世界で最もAttractive(魅力的)なヨーロッパ車という想いが込められています。後の数字がボディサイズやエンジンサイズを示していて、1-8までモデルがあり、A1は最もコンパクトでボディサイズが小さく、排気量も小さいエンジンを搭載したコンパクトカーとなります。現行モデルのA1には、コンパクトサイズで低排気量となっているため、狭路や小回りの利くシティユースに強いA1シティカーバーと、コンパクトで軽量化されているエンジンサイズであることを活かした走行性能の高いA1スポーツバックがあります。
こちらでは、現行のA1ラインナップから、A1シティカーバーとA1スポーツバックを比較してご紹介します。
アウディA1シティカーバーとA1スポーツバックを比較してみた
二つのA1の違いを比べてみました。シティカーバーブラックスタイルプラスは125台限定車となっており、エクステリアデザインやフロントリップの専用バンパーなどの装備があることから、上位グレードとなっており、価格はSportbackのベースのエントリーモデルが約300万円~、シティカーバーブラックスタイルプラスは約464万円となっています。
項目 | A1 citycarver Black Style PLUS | A1 Sportback 25 TFSI |
---|---|---|
全長/全幅/全高 | 4,050/1,755/1,485 | 4,040/1,740/1,435 |
最高出力 | 85kW/116PS/5,000-5,500rpm | 70kW/95PS/5,000-5,500rpm |
総排気量 | 999cc | 999cc |
最大トルク | 200Nm/20.4kgm/2,000-3,500rpm | 175Nm/17.8kgm/2,000-3,500rpm |
燃料消費率(WLTCモード) | 15.3km/L | 15.2km/L |