ランドローバーのリコール情報-令和3年2月16日リコール届出-

令和3年2月16日に、対象期間に輸入されたランドローバーのディスカバリーの計178台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたランドローバーの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

ランドローバー令和3年2月16日リコール情報

令和3年2月16日にリコール届出がされたランドローバー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ランドローバー(ディスカバリー)令和3年2月16日リコール届出の対象車

令和3年2月16日にリコール届出がされたランドローバー「ディスカバリー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ランドローバー ディスカバリー
型式:LDA-LR3KA
対象期間:平成31年4月9日~令和2年10月5日
 車台番号:SALRA2AK0K2401211~SALRA2AK3L2441865
 リコール対象車台数:154台
型式:ABA-LR3VA
対象期間:令和元年7月22日~令和2年8月31日
 車台番号:SALRA2AV7K2407162~SALRA2AV9L2441105
 リコール対象車台数:24台

ランドローバー「ディスカバリー」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたランドローバー(ディスカバリー)の不具合の部位は電気装置(バッテリケーブル取付ボルト)です。

不具合の状況及び原因は、バッテリマイナスケーブルのボディ側アース取り付け部において作業管理が不適切であったため、取付ボルトの締結トルクが大きい状態のものがあるとわかりました。締結トルクが大きいために当該のボルトのネジ山が破損してしまうと、原動機及び電装品に電源が供給されなくなるため、最悪の場合原動機が始動しない、または走行中にエンジンストールする可能性があります。

改善内容としては、全車両、当該取付ボルトを新品に交換するとともに、規定のトルクで締め付を行います。

こちらは、本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生件数は3件、事故の有無は無となっています。

ランドローバー「ディスカバリー」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったランドローバーのディスカバリーは、ランドローバーが1989年から販売しているSUVのシリーズです。世界的に知名度のあるオフロードカーの一つで、レンジローバーのオフロード性能をそのままに、量産効果が上がらない設計は見直してコストダウンと利益化の向上が図られたラインとして生産されたため、レンジローバーに比べると購入しやすい価格帯となっています。こちらでは、ランドローバーのディスカバリーについて詳しくご紹介します。

ランドローバー・ディスカバリーの日本発売は30年前から

ランドローバーから販売されているディスカバリーは、1991年10月に日本での正規輸入発売が開始されました。輸入当初の販売価格は499万~と高額でしたが、1994年に販売されたディスカバリーのグレードSは299万円(税抜)で登場し、手軽に買える輸入車SUVとして人気がありました。現行車は2017年に登場した5代目ディスカバリーです。最新のディスカバリーは後席シートが自動で折り畳み可能になっており、前席2シートのみを残し後席を折りたたんだ状態であれば、最大限の収納スペースが出来ることから、2,391リッターの積載が可能となっています。

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