令和3年7月29日に、対象期間に製作されたスバルのレヴォーグ等の計14,459台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスバルの詳しい情報についてご紹介いたします。
スバル令和3年7月29日リコール情報
令和3年7月29日にリコール届出がされたスバル対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スバル(レヴォーグ等)令和3年7月29日リコール届出の対象車
令和3年7月29日にリコール届出がされたスバル「レヴォーグ」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:スバル レヴォーグ
型式:DBA-VM4
対象期間:平成30年4月11日~平成31年4月25日
車台番号:VVM4-116257~VM4-126464
リコール対象車台数:6,348台
型式:DBA-VMG
対象期間:平成30年4月20日~平成30年10月30日
車台番号:VMG-029539~VMG-032695
リコール対象車台数:1,626台
車名通称名:スバル WRX
型式:DBA-VAG
対象期間:平成30年4月20日~平成30年10月31日
車台番号:VAG-027180~VAG-030753
リコール対象車台数:1,891台
車名通称名:スバル フォレスター
型式:DBA-SJG
対象期間:平成30年4月20日~平成30年6月28日
車台番号:SJG-041355~SJG-042020
リコール対象車台数:666台
車名通称名:スバル BRZ
型式:DBA-ZC6
対象期間:平成 30 年 4 月 6 日 ~ 平成 30 年 11 月 5 日
車台番号:ZC6-030133~ZC6-032353
リコール対象車台数:820台
車名通称名:トヨタ 86
型式:DBA-ZN6
対象期間:平成30年4月6日~平成30年11月5日
車台番号:ZN6-084518~ZN6-091821
リコール対象車台数:3,108台
スバル「レヴォーグ」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたスバル(レヴォーグ等)の不具合の部位は燃料装置(燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあるとわかりました。そのため、インペラがポンプケースと接触して、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は72件、事故の有無は、0件となっています。
スバル「レヴォーグ」とはどんな車?
今回のリコール届出があったスバルのレヴォーグとは、どんな車なのでしょうか。レヴォーグは2014年から製造販売が開始となり、現在は2020年10月にフルモデルチェンジの発表を行った2代目モデルが販売中となっています。こちらではスバルのレヴォーグについて詳しくご紹介します。
日本カーオブザイヤーを受賞したスバルのレヴォーグの特徴
スバルのレヴォーグは2020年にフルモデルチェンジを行い、同年の2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを授賞したハッチバックタイプのスポーツワゴンです。授賞理由として、1.8L直噴ターボエンジン搭載の高い走行性能と、乗員に対する操縦性と快適性の高さが両立している点や、スバル最先端の高度運転支援システムアイサイトXが設定されている車体であるものの、コストパフォーマンスが高く、手ごろに購入しやすいスタート価格(税抜317万円から)であったことが評価された結果となっています。近年スポーツワゴンやハッチバックタイプの国産車は、人気をSUVやミニバンに対抗できない状態となっていましたが、その中でスポーツワゴンのレヴォーグが2021年現在も好調な売れ行きとなっています。