メルセデスベンツのリコール情報-令和2年12月10日リコール届出-

令和2年12月10日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのGLEクラスの計487台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。

メルセデスベンツ令和2年12月10日リコール情報

令和2年12月10日にリコール届出がされたメルセデスベンツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

メルセデスベンツ(GLEクラス)令和2年12月10日リコール届出の対象車

令和2年12月10日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「GLEクラス」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:メルセデスベンツ GLE400d4MATIC クーペ
型式:3DA-167323
対象期間:令和2年1月27日~令和2年5月11日
 車台番号:WDC1673232A078385~WDC1673232A137095
 リコール対象車台数:3台(右ハンドル)
対象期間:令和2年6月8日~令和2年10月14日
 車台番号:W1N1673232A165552~W1N1673232A266541
 リコール対象車台数:390台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ メルセデスAMG GLE534MATIC +クーペ
型式:4AA-167361
対象期間:令和2年3月7日
 車台番号:WDC1673611A136499
 リコール対象車台数:1台(左ハンドル)
対象期間:令和2年1月9日~令和2年3月7日
 車台番号:WDC1673612A070008~WDC1673612A137803
 リコール対象車台数:2台(右ハンドル)
対象期間:令和2年6月8日~令和2年10月14日
 車台番号:W1N1673611A166872~W1N1673611A266717
 リコール対象車台数:45台(左ハンドル)
対象期間:令和2年6月8日~令和2年10月14日
 車台番号:W1N1673612A202903~W1N1673612A266402
 リコール対象車台数:46台(右ハンドル)

メルセデスベンツ「GLEクラス」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(GLEクラス)の不具合の部位は、車の座席ベルト(シートベルトバックル)です。
不具合の状況及び原因は、後席シート中央席のシートベルトバックルにおいて、未使用時の固定状態の設計が不適切であると判明しました。シートベルトバックルの固定状態の設計が不適切であったため、シート座面の下に入り込み、最悪の場合当該バックルが取り出せずに、シートの装着ができなくなるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、シートベルトバックルがシート座面に入り込まないように固定します。

ドイツ本社からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

メルセデスベンツ「GLEクラス」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったメルセデスベンツGLEクラスは、メルセデスベンツMクラスの後継車SUVとして2015年に登場しました。先代車の高級SUVであるメルセデスベンツMクラスは、もともとシティユースを意識して製造されていたこともあり、同じメルセデスベンツのGクラスのオフロード向けのSUVとは異なり、ファミリーユースでも利用しやすいクロスオーバーSUVとして販売されていました。後継車のGLEクラスはどのような車なのか、こちらで詳しくご紹介します。

メルセデスベンツ「GLEクラス」は高級クロスオーバーSUV

ドイツに本社を置く乗用車及び商用車メーカーのダイムラーが展開するブランドの一つであるメルセデスベンツが、2015年から販売しているGLEクラスは、Mクラスの後継車です。先代のMクラスと同じく高級クロスオーバーSUVとなっており、特に2019年のフルモデルチェンジがあり登場した2代目モデルは、初代モデルよりも80mmホイールベースが拡大されているため室内空間がさらに拡大しています。室内空間の拡大によって、初代モデルは定員5人乗りでしたが、2代目モデルからは7人乗りSUVへと進化しています。

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