マツダのリコール情報-令和2年12月3日リコール届出-

令和2年12月3日に、対象期間に製作されたマツダのアクセラの計5,000台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたマツダの詳しい情報についてご紹介いたします。

マツダ令和2年12月3日リコール情報

令和2年12月3日にリコール届出がされたマツダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

マツダ(アクセラ)令和2年12月3日リコール届出の対象車

令和2年12月3日にリコール届出がされたマツダ「アクセラ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:マツダ アクセラ
型式:DAA-BYEFP
対象期間:平成26年10月29日~平成31年2月9日
 車台番号:BYEFP- 109670~BYEFP- 201813
 リコール対象車台数:5,000台

マツダ「アクセラ」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたマツダ(アクセラ)の不具合の部位は、電気装置(パワーマネジメントコントロールコンピュータ)です。
不具合の状況及び原因は、アクセラのハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切であったことが判明しました。極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、フェールセーフモードに移行出来ないことがあります。フェールセーフモードに移行できない場合は、車の警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止してしまうため、走行不能となるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正します。また、対策仕様の制御プログラム修正後に素子が損傷してしまい警告灯が点灯した際は、電力変換器のモジュールを無償で交換します。

取引先からの報告による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

マツダ「アクセラ」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったマツダのアクセラは、ファミリアの後継車として2003年から販売を開始した車です。現行車は、2019年にフルモデルチェンジを行った4代目モデルとなっています。また、4代目登場の際にそれまでは国外仕様向けのみに通称名として用いられていた「MAZDA3」を、日本国内でも使用することになったため、アクセラとしての車名は国内の3代目モデルまでとなっています。こちらではアクセラについて、くわしくご紹介します。

マツダ「アクセラ」はマツダの世界戦略車

日本の広島県に本社を置くマツダ株式会社が、2003年から製造販売を開始している4ドアセダンと5ドアハッチバックがアクセラです。もともとMAZDA3として国外の特にヨーロッパにおけるCセグメント車市場向けに設計をされた車のため、国内で販売されて他社の5ナンバーボディサイズの車に比べると、ボディサイズが拡大されて大きめのミドルセダンとなっています。また、ハッチバックタイプでは、マツダスピードアクセラというじゃじゃ馬と称されることもあった加速性能の高いグレードのハッチバックも販売されており、走りが好きなドライバーから人気の車種となっています。

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