プジョーのリコール情報-令和4年12月22日リコール届出-

令和4年12月22日に、対象期間に輸入されたプジョーのリフター等の計990台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。

プジョー令和4年12月22日リコール情報

令和4年12月22日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

プジョー(リフター)令和4年12月22日リコール届出の対象車

令和4年12月22日にリコール届出がされたプジョー「リフター」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名:プジョー リフター
型式:3DA-K9PYH01
対象期間:令和02年07月14日~令和04年01月04日
 車台番号:VR3ECYHZRLJ552543~VR3ECYHZRMJ801746
 リコール対象車台数:769台

型式:不明
対象期間:令和元年10月30日~令和02年08月06日
 車台番号:VR3ECYHZRKJ744327~VR3ECYHZRKJ832874
 リコール対象車台数:221台

プジョー「リフター」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたプジョー(リフター)の不具合の部位は車体(アンダーエンジンプロテクター)です。

不具合の状況及び原因は、アンダーエンジンプロテクターにおいて、設計が不適切な為、オフロード走行の際にプロテクター内に草が堆積する場合があります。このため、堆積した草が排気管と接触して火災に至るおそれがあります。

改善内容としては、全車両、アンダーエンジンプロテクターを対策品に交換します。

こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。

プジョー「リフター」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったプジョーのリフターは、フランスの自動車メーカープジョーが製造販売しているMPVです。MPVとは、Multi Purpose Vehicleの略称です。多種多様な目的に用いることができる車という意味があります。国産車でいうと、過去に製造販売されていたマツダのMPVのイメージを持つ方も多いでしょう。MPVは、ミニバンなどの積載力がある車や後席のアレンジ力が高い車などを指すことが多くなります。

プジョーのリフターを比較

プジョー・リフターは、日本市場でも2020年11月から販売を開始したMPVです。その後、2023年1月にはスタンダード版リフターから約190mmホイールベースを長くしたロング版の、リフター・ロングの発売が開始されています。リフター・ロングは、ファミリーカーにも最適の3列シート7人乗りとなっており、広大な室内空間をもっています。下記はリフターとリフター・ロングの異なるポイントを表にして比較しています。

リフターリフター・ロング
全長(mm)4,4054,760
全高(mm)1,8801,900
ホイールベース(mm)2,7852,975
乗車定員57
最小回転半径5.6m5.8m
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