日産自動車のリコール情報-令和3年6月10日リコール届出-

令和3年6月10日に、対象期間に製作された日産自動車のノートについて、リコール届出4970計27,321台とリコール届出4971計11,317台が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

日産自動車令和3年6月10日リコール情報

令和3年6月10日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

日産自動車(ノート)令和3年6月10日リコール届出(届出番号4970)の対象車

令和3年6月10日にリコール届出がされた日産自動車「ノート」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:日産自動車 ノート
型式:6AA-E13
対象期間:令和2年11月12日~令和3年3月10日
 車台番号:E13-000131~E13-027188
 リコール対象車台数:26,754台

車名通称名:日産自動車 ノート
型式:6AA-SNE13
対象期間:令和3年2月26日~令和3年3月8日
 車台番号:SNE13-101118~SNE13-101709
 リコール対象車台数:567台

日産自動車「ノート」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日産自動車(ノート)の不具合の部位は、原動機(エンジンマウントブラケット)です。
不具合の状況及び原因は、エンジンマウントブラケット取付ボルトにおいて、取付方法が不適切なため、ボルトが緩むおそれがあることがわかりました。そのままの状態で使用を続けると、ボルトが破断することにより原動機が傾き、フロントサスペンションメンバーと干渉して異音が発生し、最悪の場合ドライブシャフトが抜けて走行不能に至るおそれがあります。

改善内容としては、全車両、左右のエンジンマウントブラケットの取付ボルトの締め付け状態を点検し、既定のトルクで締め付けをします。

工場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

日産自動車(ノート)令和3年6月10日リコール届出(届出番号4971)の対象車

令和3年6月10日にリコール届出がされた日産自動車「ノート」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:日産自動車 ノート
型式:6AA-E13
対象期間:令和2年11月12日~令和3年2月15日
 車台番号:E13-000131~E13-021026
 リコール対象車台数:11,317台

日産自動車「ノート」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日産自動車(ノート)の不具合の部位は、電気装置(ボディコントロールモジュール)です。
不具合の状況及び原因は、ボディコントロールモジュールにおいて制御プログラムが不適切なため、配光可変型走行用前照灯ONかつ霧灯ONの状態でライトスイッチをスモール位置に操作した場合に、配光可変型走行用前照灯と同時に点灯すべき、すれ違い用前照灯が消灯してしまうため、道路運送車両の保安基準第32条(前照灯の基準)を満たしていないことがわかりました。

改善内容としては、全車両、ボディコントロールモジュールの制御プログラムを改善プログラムに修正し、霧灯単独点灯モードを廃止します。また、前照灯の作動条件に関する記載を修正した、取り扱い説明書及び簡単早わかりガイドの追補版を配布します。

工場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

日産自動車「ノート」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった日産自動車のノートは、日産自動車が2005年から製造・販売している5ドアのハッチバックタイプ乗用車です。現行モデルは2020年にフルモデルを行った3代目ノートとなっています。こちらでは日産自動車のノートの最新情報、派生車種ノート・オーラについてご紹介します。

2021年発売の日産ノーの新型派生車種ノート・オーラ

日産自動車は2021年6月15日に、新型車のノート・オーラの発表をしました。現行モデル3代目ノートの上位グレードにあたる派生車種となります。
ノートとボディサイズを比較が下記になります。

全長全幅全高
ノート(F)4,045mm1,695mm1,505mm
ノート・オーラ(G)4,045mm1,735mm1,525mm

ノートのボディサイズは、登録自動車でいうと小型乗用車(いわゆる5ナンバーサイズ)に分類されるのですが、ノート・オーラは全幅が1,700mmを超えているため3ナンバーサイズとなり、小型乗用車の分類にはあたりません。ただし、全幅は異なるノートとノート・オーラですが、室内寸法幅では同じ1,445mmとなっています。このため、外観デザインによる幅の違いということになります。ノート・オーラは17インチアルミホイールで、ノートは16インチホイールとなっているため、タイヤサイズも異なります。内装デザインも、全グレードにおいて木目調のモダンリビングのような高級感のあるインパネが使用されています。

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