令和3年10月21日に、対象期間に製作された日産自動車のエクストレイル等の計64,116台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
日産自動車令和3年10月21日リコール情報
令和3年10月21日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日産自動車(エクストレイル)令和3年10月21日リコール届出の対象車
令和3年10月21日にリコール届出がされた日産自動車「エクストレイル」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:「日産自動車エクストレイル」
型式:DAA-HT32
車台番号:HT32-100102~HT32-160772
対象期間:平成27年4月20日~令和2年8月6日
リコール対象車台数:13,667台
型式:DAA-HNT32
車台番号:HNT32-100029~HNT32-187505
対象期間:平成27年4月20日~令和2年8月24日
リコール対象車台数:50,449台
日産自動車「エクストレイル」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日産自動車(エクストレイル)の不具合の部位は、電気装置(エンジンルームハーネス)です。
不具合の状況及び原因は、ハイブリッド車のエンジンルームハーネスにおいて、エンジンルームハーネスの配策が不適切なため、エンジン制御用コントロールユニットを固定しているブラケットとの隙が不足しているものがあります。そのため、当該ハーネスがブラケットに干渉し電線の被覆が削られて短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、その後再始動できなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、エンジンルームハーネス当該部位に干渉保護材を装着します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は7件、事故の有無は無しとなっています。
日産自動車「エクストレイル」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日産自動車のエクストレイルは、現在販売中の日産車のなかでも多くのプロパイロット機能を搭載することが可能になっている、人気のスポーツユーティリティビークルです。こちらでは2021年現在販売中の日産自動車エクストレイルに搭載可能なプロパイロットの機能について詳しく説明します。
最先端の先進安全技術プロパイロットとは
日産自動車のエクストレイルの現在販売中のモデルには、日産の最先端技術であるプロパイロットの多くを搭載することが可能です。
プロパイロットとは、日産自動車の最先端運転支援機能の技術の名称で、高速道路での運転操作をクルマがサポートする機能となっています。自動運転システムではなく、あくまで運転操作の支援機能とはなりますが、高速道路での渋滞時のストレスや長距離移動中の疲労を軽減にプロパイロットの支援機能が役立ちます。
プロパイロットの運転操作支援技術の内容は、まず先行車との車間距離を検知することで適切な距離をキープできるようにアクセルとブレーキをコントロールします。また、車線上の白線を検知し、カーブを走行する時も車線の中央を走行できるように支援します。長期休暇時の高速道路での渋滞でも、プロパイロットの運転操作の支援機能を活用することで、疲労とストレス軽減に大いに役立つことでしょう。