フォルクスワーゲンのリコール情報-令和4年1月28日リコール届出-

令和4年1月28日に、対象期間に輸入されたフォルクスワーゲンのザ・ビートル計20,114台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたフォルクスワーゲンの詳しい情報についてご紹介いたします。

フォルクスワーゲン令和4年1月28日リコール情報

令和4年1月28日にリコール届出がされたフォルクスワーゲン対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

フォルクスワーゲン・ザ・ビートル令和4年1月28日リコール届出の対象車

令和4年1月28日にリコール届出がされたフォルクスワーゲン・ザ・ビートルの対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:フォルクスワーゲン・ザ・ビートル 1.2/77kW
型式:DBA-16CBZ
対象期間:平成23年11月25日~平成26年8月6日
車台番号:WVWZZZ16ZCM610616~WVWZZZ16ZEM667773
リコール対象車台数:18,048台

車名通称名:フォルクスワーゲン・ザ・ビートルカブリオレ 1.2
型式:DBA-16CBZK
対象期間:平成25年2月12日~平成26年8月6日
車台番号:WVWZZZ16ZDM808742~WVWZZZ16ZEM823996
リコール対象車台数:1,012台

車名通称名:フォルクスワーゲン・ザ・ビートル 2.0T
型式:ABA-16CPL
対象期間:平成25年8月19日~平成26年7月22日
車台番号:WVWZZZ16ZEM602229~WVWZZZ16ZEM667537
リコール対象車台数:1,054 台

フォルクスワーゲン・ザ・ビートルの不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたフォルクスワーゲン・ザ・ビートルの不具合の部位は、エアバッグ装置(インフレータ)です。

不具合の状況及び原因は下記になります

運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すとガス発生剤が劣化することがあることが原因で、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、運転席用エアバッグユニットを対策品と交換します。

ドイツ本社からの情報による発見のため、不具合の発生件数は0件、事故の有無もなしとなっています。

フォルクスワーゲン・ザ・ビートルとはどんな車?

今回リコールの届け出があったフォルクスワーゲン・ザ・ビートルは、2019年に国内販売を終了している人気の高いハッチバッククーペです。オリジナルモデルといわれるフォルクスワーゲンタイプワンから、2019年に販売を終了したフォルクスワーゲンザ・ビートルまで80年続いた歴史あるモデルでしたが、現在は後継車の登場はありません。こちらでは、フォルクスワーゲン・ザ・ビートルについてご紹介します。

フォルクスワーゲン・ザ・ビートルはカブトムシといわれたハッチバック

フォルクスワーゲンのザ・ビートルは、ビートル(カブトムシ)と呼ばれ愛されたハッチバッククーペであるタイプワンの形状や特長を継承し、生産販売されたコンパクトカーです。ボディタイプは、3ドアのハッチバッククーペでエンジンの種類は1.2L・1.4L・2.0Lで、いずれもインタークーラーターボエンジンとなっていました。特徴的なデザインは日本国内でも人気が高かったため流通数も多く、販売終了から約3年が経過しているものの中古車市場ではまだまだ多くの車体が存在しています。

オリジナルモデルのタイプワンは、日本で人気の高いアニメのキャラクターの愛車としても知られていることから、黄色いビートルの印象をもっている方も多いようです。

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