令和3年5月27日に、対象期間に製作された日産自動車のスカイライン、フェアレディZ、フーガ、シーマ、GT-Rの計903台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
日産自動車令和3年5月27日リコール情報
令和3年5月27日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日産自動車(スカイライン、フェアレディZ、フーガ、シーマ、GT-R)令和3年5月27日リコール届出の対象車
令和3年5月27日にリコール届出がされた日産自動車「スカイライン、フェアレディZ、フーガ、シーマ、GT-R」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:日産自動車 スカイライン
型式:5BA-RV37
対象期間:令和2年9月7日~令和2年10月27日
車台番号:RV37-130037~RV37-130481
リコール対象車台数:433台
型式:5AA-HV37
対象期間:令和2年9月7日~令和2年10月27日
車台番号:HV37-480032~HV37-480117
リコール対象車台数:84台
型式:5AA-HNV37
対象期間:令和2年9月21日~令和2年10月27日
車台番号:HNV37-580008~HNV37-580049
リコール対象車台数:41台
車名通称名:日産自動車 フェアレディZ
型式:4BA-Z34
対象期間:令和2年9月15日~令和2年10月27日
車台番号:Z34-660020~Z34-660095
リコール対象車台数:70台
車名通称名:日産自動車 フーガ
型式:5BA-Y51
対象期間:令和2年8月24日~令和2年10月27日
車台番号:Y51-520201~Y51-520259
リコール対象車台数:58台
型式:5BA-KY51
対象期間:令和2年8月25日~令和2年10月27日
車台番号:KY51-620120~KY51-620162
リコール対象車台数:43台
型式:5BA-KNY51
対象期間:令和2年8月25日~令和2年10月26日
車台番号:KNY51-720090~KNY51-720108
リコール対象車台数:19台
型式:5AA-HY51
対象期間:令和2年8月26日~令和2年10月27日
車台番号:HY51-920184~HY51-920222
リコール対象車台数:38台
車名通称名:日産自動車 シーマ
型式:5AA-HGY51
対象期間:令和2年8月28日~令和2年10月27日
車台番号:HGY51-740088~HGY51-740103
リコール対象車台数:16台
車名通称名:日産自動車 GT-R
型式:4BA-R35
対象期間:令和2年8月24日~令和2年10月27日
車台番号:R35-140097~R35-140201
リコール対象車台数:101台
日産自動車「スカイライン、フェアレディZ、フーガ、シーマ、GT-R」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日産自動車(フーガ、シーマ)の不具合の部位は、かじ取り装置(ステアリングナックル)です。
不具合の状況及び原因は、ステアリングナックルにおいて、製造工程の熱処理が不適切であったため、強度が低下しているものがあり、大きな力がかかった場合に変形してホイールアライメントに狂いが生じるおそれがあると判明しました。そのままの状態で使用を継続すると、最悪の場合ステアリングナックルが破断して、走行不能となるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、当該ステアリングナックルを良品と交換します。
工場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。
日産自動車「スカイライン」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日産自動車のスカイラインは、プリンス自動車時代から販売を継続していて、1957年の発売開始から今年で64年目となっています。こちらでは日産自動車のスカイラインについて詳しく説明します。
日産スカイラインは2021年に開発中止?生産終了?
スカイラインは、今年の2021年に入ってから何かと話題になっている車です。まず、2021年6月13日の日産経済新聞にて「スカイライン開発中止」の一報が出ました。ところが、6月16日のノートオーラの新型車発表会では、「そのような意思決定をした事実は一切ございません。日産自動車は決してスカイラインを諦めません」と日産自動車の星野副社長が語ったことにより、開発中止か?の話題から、フルモデルチェンジは何時あるのか、という内容へと話題は切り替わっています。2013年のフルモデルチェンジ以降、2019年のビッグマイナーチェンジはあったもののフルモデルチェンジをしていないスカイラインの新型発売はあるのでしょうか。