令和3年7月1日に、対象期間に製作されたマツダのアクセラの計74,231台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたマツダの詳しい情報についてご紹介いたします。
マツダ令和3年7月1日リコール情報
令和3年7月1日にリコール届出がされたマツダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
マツダ(アクセラ)令和3年7月1日リコール届出の対象車
令和3年7月1日にリコール届出がされたマツダ「アクセラ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:マツダ アクセラ
型式:UA-BK5P
車台番号:BK5P-100014~BK5P-106894
対象期間:平成 15 年 5 月 16 日~平成 16 年 4 月 3 日
リコール対象車台数:6,880台台
型式:DBA-BK5P DBA-BK5P 改
車台番号:BK5P-106895~BK5P-301582
対象期間:平成 16 年 4 月 3 日~平成 18 年 6 月 22 日
リコール対象車台数:33,334台
型式:UA-BKEP
車台番号:BKEP-100006~BKEP-109202
対象期間:平成 15 年 7 月 9 日~平成 16 年 11 月 1 日
リコール対象車台数:9,195台
型式:CBA-BKEP
車台番号:BKEP-200001~BKEP-301239
対象期間:平成 16 年 11 月 1 日~平成 18 年 6 月 19 日
リコール対象車台数:11,000台
型式:DBA-BKEP
車台番号:BKEP-300016~BKEP-301276
対象期間:平成 18 年 3 月 9 日~平成 18 年 6 月 22 日
リコール対象車台数:1,219台
型式:UA-BK3P
車台番号:BK3P-100016~BK3P-107473
対象期間:平成 15 年 5 月 19 日~平成 16 年 11 月 1 日
リコール対象車台数:7,455台
型式:CBA-BK3P
車台番号:BK3P-200001~BK3P-204819
対象期間:平成 16 年 11 月 1 日~平成 18 年 3 月 30 日
リコール対象車台数:4,806台
型式:DBA-BK3P
車台番号:BK3P-300014~BK3P-300964
対象期間:平成 18 年 1 月 11 日~平成 18 年 9 月 4 日
リコール対象車台数:342台
マツダ「アクセラ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたマツダ(アクセラ)の不具合の部位は、エアバッグ装置(運転席エアバッグ・モジュールカバー)です。
不具合の状況及び原因は、運転席エアバッグにおいて、モジュールカバーのブランドエンブレムの材質が不適切なため、加水分解により劣化することがあると判明しました。そのため、エアバッグ展開時に破損して飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、運転席エアバッグ・モジュールカバーを対策品と交換します。
海外市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。
マツダ「アクセラ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったマツダのアクセラは、マツダが生産販売していた4ドアセダンと5ドアハッチバックです。日本国外向けの市場では、Mazda3の車名で販売がされていましたが、2019年のアクセラの4代目へのモデルチェンジの際に車名が統合となり、日本市場でもアクセラではなくMazda3の車名に変更されました。このため、マツダアクセラの販売期間は2003年から2019年までとなっています。こちらではマツダのアクセラについて、くわしくご紹介します。
スポーツハッチバックのマツダ「アクセラ」人気の理由
マツダが製造販売していたアクセラは、セダンタイプとハッチバックタイプがありますが、特に人気となっているのはマツダアクセラスポーツ、ボディタイプはハッチバックです。
アクセラスポーツの人気の理由は、モータースポーツでも活躍するコンパクトなサイズ感で躍動感があり、人馬一体となる操作感の良いハッチバックであることが、カスタムやチューニングを好むカスタマーから高い評価を受けているためです。特に初代BK系や2代目BL系といった低年式車となるアクセラスポーツも、カスタムユーザーから人気で、需要があるモデルとなっています。