令和3年10月28日に、対象期間に製作されたダイハツのハイゼット等の計1,612台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたダイハツの詳しい情報についてご紹介いたします。
ダイハツ令和3年10月28日リコール情報
令和3年10月28日にリコール届出がされたダイハツの対象車（OEM車）および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ダイハツ（ハイゼット）令和3年10月28日リコール届出の対象車
令和3年10月28日にリコール届出がされたダイハツ「ハイゼット」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名：ダイハツ ハイゼット
型式：5BD-S321V 3BD-S321V
車台番号：S321V-0495524～S321V-0497112
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：859台
型式：5BD-S331V 3BD-S331V
車台番号：S331V-0267424～S331V-0268141
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：384台
車名通称名：ダイハツ アトレーワゴン
型式：3BA-S321G
車台番号：S321G-0081176～S321G-0081287
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：64台
型式：3BA-S331G
車台番号：S331G-0039382～S331G-0039436
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月27日
リコール対象車台数：29台
車名通称名：スバル サンバー
型式：5BD-S321BG 3BD-S321B
車台番号：S321B-0024133～S321B-0024216
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：48台
型式：5BD-S331B 3BD-S331B
車台番号：S331B-0023128～S331B-0023200
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：43台
車名通称名：トヨタ ピクシスバン
型式：5BD-S321M 3BD-S321M
車台番号：S321M-0038335～S321M-0038525
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：105台
型式：5BD-S331M 3BD-S331M
車台番号：S331M-0022847～S331M-0022964
対象期間：令和3年5月17日～令和3年5月26日
リコール対象車台数：80台
ダイハツ「ハイゼット」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたダイハツ（ハイゼット）等の不具合の部位は車体（後面ガラス）です。
不具合の状況及び原因は、後面ガラスにおいて、接着工程の管理が不適切なため、下塗り剤（プライマー）が塗布されていないものがあります。そのため、ガラスの接着力が弱く、そのままの状態で使用を続けると、接着部が剥離して、異音が発生し、最悪の場合、ガラスが脱落し他の交通の妨げとなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、後面ガラスを適切に取り付けます。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は13件、事故の有無は、なしとなっています。
ダイハツ「ハイゼット」とはどんな車？
今回リコールの届け出があったダイハツのハイゼットは、先駆車のミゼットから数えると70年以上の歴史のあるモデルです。ハイゼット自体は1960年に登場し、本年で61年目を迎えています。1964年に2代目へとフルモデルチェンジを行い、その際ハイゼットトラックとハイゼットバンに分類されました。こちらでは、最新のダイハツのハイゼットカーゴについて詳しくご紹介します。
ダイハツのハイゼットカーゴのフルモデルチェンジが予定されている
ダイハツから現在販売されているハイゼットカーゴは、現在10代目モデルとなっています。10代目モデルの登場は2004年です。そして、2021年12月後半にハイゼットカーゴはモデルチェンジをすることがわかっています。そのため、12月半ばには一部のグレードが生産終了となっており、次の新型モデル登場を待って乗り換えを検討されるユーザーが多いようです。特に今回は2004年から17年ぶりのフルモデルチェンジの予定ということで、エクステリアの変更もディーラーから予告されており、ボディカラーの展開や進化する内容への期待が高まっています。
