ホンダ・インサイトの評価と特徴|復活後の性能や評判に迫る

徹底的に空力・軽量化を追求して、1999年当時世界No.1の低燃費を実現したホンダのインサイト。2014年に生産を終了しましたが、フルモデルチェンジして2018年12月に復活を果たしました。

復活した新型の3代目モデルは、トヨタ・プリウスとハイレベルな競争を繰り広げた歴代モデルと比較した場合、優れたハイブリッド車という点は共通していますが、ブランクの存在、コンセプトの違いにより、全く別車種のような佇まいです。

3代目はシビックセダンがベースの4ドアセダンとして復活しましたが、復活を待ち望んでいる人、待ちくたびれて呆れている人ともに、その特徴や実際の評価は興味深いところでしょう。

ここでは、インサイトユーザーの思いなどどこ吹く風で爽やかに復活を果たした、エレガントな3代目を中心に、その気になる特徴から、おすすめ人気グレード、実際の評価、買い換え方法まで、幅広く見ていきます。購入のご参考としてください。

インサイトの特徴

「洞察力・眼識」という意味を持ち、21世紀を牽引するホンダの基幹モデルとなるように願いを込められたインサイトは、名実ともに卓越したハイブリッド車です。

歴代モデルはハイブリッド車として初の月間販売台数第1位を記録。「2000年度インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」をはじめとして、「2009年度グッドデザイン金賞」「2010年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー」など、輝かしい受賞歴を持っています。

優秀なインサイトですが、モデル間の関連性が薄いという特徴があります。モデル間の生産期間に持続性がなく、コンセプトや車の形態まで異なっています。

モデルの世代 販売期間 コンセプト 車の形態
初代 1999年11月~2006年8月 燃費No.1 2人乗り3ドアハッチバッククーペ
2代目 2009年2月~2014年3月 ハイブリッドを安く普及 5人乗り5ドアハッチバックセダン
3代目 2018年12月~ 本質的な魅力の追求 5人乗り4ドアセダン

2回目の復活を遂げた3代目は、2代目と比較すると、高級感が増し、大型化され、全く装備の異なるモデルへと進化しました。時代の影響もありますが、別車種になった様な変貌ぶりです。

3代目のハイブリッドシステム は「Honda IMAシステム」から「SPORT HYBRID i-MMD」へ進化。当たり前のように高い燃費性能「31.4~34.2km/L(JC08モード)」を持っています。また、標準装備は非常に充実しており、全グレードに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」、ナビなどを搭載しています。

選択オプションがレザーシート程度になるほど徹底した標準装備の充実ぶりです。3代目は本質的な魅力を追求したモデルとして復活し、北米を中心に好調な販売を維持しています。卓越したハイブリッド車の歴代モデルを超える活躍が期待されます。

インサイトのおすすめ人気グレード

新型モデルの3代目はハイブリッド専用のCVT車。「LX」、「EX」、「EX・BLACK STYLE」の3グレードがリリースされています。ここでは、中級グレード「EX」、上級グレード「EX・BLACK STYLE」をおすすめ人気グレードとして解説します。

中級グレードのEX

徹底した標準装備を搭載する3代目から、中級グレード「EX」をおすすめとして選んだ大きな理由は、安全装備「ブラインドスポットインフォメーション」の存在です。

走行中、死角の斜め後方に車両を検知するとドライバーへ通知する機能ですが、下級グレード「LX」には搭載されておらず、オプションとしても追加できません。「Honda SENSING」などの標準装備が充実しているなか、下級グレードに欠けた安全装置があることは惜しいポイントです。

また、運転支援機能「LEDフォグライト」、インテリア「運転席8ウェイパワーシート+助手席4ウェイパワーシート」「自動防眩ルームミラー」「雨滴検知式フロントワイパー」などの装備が「LX」には搭載されておらず、同様にオプションでの追加もできません。

なお、シート「プライムスムース×ファブリック」や足回り「17インチアルミホイール」についても、「LX」はワンランク下の装備です。「EX」と「LX」の価格差「23万7,600円」と、「EX」の追加装備を天秤にかけて考えると、おすすめグレードは「EX」ということになります。

上級グレードのEX・BLACK STYLE

「EX」の追加装備に加えて、上級グレード「EX・BLACK STYLE」の下記専用装備と、コンビシート「本革とウルトラスエード(マットブラック)」が欲しいという人は、迷わず「EX・BLACK STYLE」を選択しましょう。

  • 専用フロントグリル(ブラッククロームメッキ)
  • 専用リアバンパーロアーガーニッシュ(ブラッククロームメッキ)
  • 17インチアルミホイール(マットブラック)

「12万9,600円」という「EX」との価格差で、より高級感を演出する内外装を得られます。ブラックで統一されたインテリアはシックで非常に魅力的です。

インサイトに乗っている人の口コミ評価

ここでは、3代目に乗っている人の口コミ評価を参考として、エクステリアデザイン、内装、走行性能、エンジン性能の4項目から新型インサイトの実力に迫ります。

エクステリアデザインに関する口コミ

3代目の外観はワイド&ローでとてもスタイリッシュ。質感の高い流麗なボディが魅力的です。実際に乗っている人の口コミでも外装は「日本車で一番好き」、「美しい」、「カッコいい」といった声が大多数を占めており、絶賛されているポイントです。

口コミのまとめ

  • ホンダのデザインの中で一番カッコいい
  • 最近出たセダンで最も美しい
  • 外観はシビックセダンのイメージ。インサイト独自のデザインも見られ、テールがカッコいい
  • 降車した時に毎回振り向いてニヤケてしまう

内装に関する口コミ

3代目のインテリアはシックなイメージ。車内空間はシビックと同様の広さを確保しています。トランクは519L(ゴルフバック最大4つ分)という大容量で、後部座席に可倒式のトランクスルー機構もついているため、高い実用性を持っています。

実際に乗っている人の口コミでも内装は「高い上質感が出ている」、「トランクが大容量で便利」と高評価です。また「インパネの視認性がよい」、「シートの座り心地がよく高級感がある」という良好な評判も聞かれます。

口コミのまとめ

  • 「EX」の内装はシビックやアコードより上質感が出ている
  • インパネ、メーター周りの視認性がよい
  • ハイブリッドと思えない大容量のトランクは使い勝手がよい
  • ブラックで統一された「EX・BLACK STYLE」の室内はシックで高級感がある
  • シートは座り心地がよく高級感がある

走行性能に関する口コミ

3代目は2代目と比較して、ハイブリッドシステムの性能が大きく向上しています。また、リアサイトのサスペンションをマルチリンク式に変更したことにより、乗り心地のよさを増しています。

その走行性能は、実際に乗っている人の口コミでも「非常に乗り心地がよい」、「静粛性は他のハイブリッドカーと一線を画す」など圧倒的に高い評価を得ています。

口コミのまとめ

  • 路面の凹凸、車重を感じさせない走りが非常によい
  • 静粛性が高い
  • 操舵感のよいハンドリングが素晴らしく、高いボディー剛性を感じる

エンジン性能に関する口コミ

3代目に搭載されているハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、上位クラスのクラリティPHEVと同様の1.5L。他クラスの同システムより世代が新しく、効率を高められており、インサイトに最適化されています。

通常は電気でモーターを回し、エンジンが直接駆動するのは高速巡航時のみです。加速は軽量化された車体に加え、アクセル操作に対する反応がよいモーターとCVT(無段変速)により滑らか。3代目のモーター走行は電気自動車に近い感覚です。

実際に乗っている人の口コミでもエンジン性能に関して「モーター走行時の静粛性が高い」、「反応がよい」という称賛の声が挙がっています。

口コミのまとめ

  • モーターからガソリンに切り替わる瞬間が分からないほどスムーズ
  • モーター走行は本当に静かでトルクフル
  • 街中の乗り味は最高
  • 時速60Kmを超えた辺りからエンジンに切り替わり、急に騒がしくなる

インサイトの口コミからわかる欠点

3代目の口コミ評価から欠点に絞った内容を見ていきます。よい評判、悪い評判ともに購入の参考としてください。

価格が高い

3代目と2代目の価格帯を比較した場合、3代目は平均「134万5,200円」高い価格となります。これは3代目の仕様が全く異なるためですが、口コミからは、ユーザーが不満を抱いている様子が見て取れます。

  • 3代目の価格帯:326万1,600~362万8,800円(平均344万5,200円)
  • 2代目の価格帯:193万0,000~227万0,000円(平均210万円)

「最近のホンダ車は高い」、「装備は充実しているが高い」など、不満を感じている声が複数挙がっています。なお、価格については「北米仕様より20万円程度高い」という意見も出ています。

3代目はコンセプトの異なる高性能なハイブリッド車として復活しましたが、購入を検討する場合は「価格を含めて2代目と全く違うモデル」ということを念頭において考慮したほうがよいでしょう。

口コミのまとめ

  • 最近のホンダ車の価格は高く感じる。3代目も同様で価格が高い
  • 昔のホンダ車より装備は充実しているが、それでも3代目の価格は高く感じる
  • 日本仕様と北米仕様のインサイトは装備が違うものの、比較すると20万円程度高く感じる

既視感のある内装

内装の評価は総じて高い3代目ですが、内装の細かい点に不満を抱いている人もいます。実際に乗っている人の口コミによると「内装に既視感がある」、「内装は価格の割に安っぽい」などの声が挙がっています。

また、「マルチディスプレイの切替えをステアリングスイッチで行うのが面倒」、「センターコンソールが高いので狭苦しく感じる」などの意見も出ています。

いずれも個々人の感覚による差が大きいポイントなので、購入を検討している人は、試乗する際に自分がどう感じるのかを確認してみるとよいでしょう。

口コミのまとめ

  • 3代目の見た目はアテンザとカムリの間の子という感じがする。カッコいいけど既視感がある
  • 内装は価格の割に安っぽい気がする。もう少し価格が安ければ魅力的といえる
  • マルチディスプレイの切替えをステアリングスイッチで行うとき、かなり面倒な感じがした
  • センターコンソールが高いのでインパネとセンターコンソールに包まれている感じがする。狭苦しく感じる人とスポーティーだと感じる人に分かれる

インサイトをお得に購入するには

インサイトの購入を検討している人の中には、現在の車を可能な限り高く売却して、購入時の負担を減らしたいと考える人もいるでしょう。ここでは、お得に車を買い換える方法を解説します。

現在乗っている車を買取に出す

車の売却方法はさまざまですが、ディーラーでの下取りはおすすめできません。ディーラーが買取に長けていないと、下取り価格が安くなってしまうからです。

高く車を売却したい場合は、買取業者を利用しましょう。ディーラーの下取り価格と、買取業者の査定価格では、20万円近い価格差が生じるケースがあります。

買取業者をひとつに絞らず、複数の買取業者で査定を受けることで、効率的に車を高く売却できます。買取業者の査定価格に正解はありません。年式、走行距離など、いろいろな要因で買取価格は変わります。複数の買取業者で査定を受けることが、あなたの車を高く売る近道です。

カーネクストを利用する

「複数の買取業者を比較するのが面倒」、「時間がない」という人におすすめの買取業者がカーネクスト。高額査定に定評がありますので、1社に絞りたいという人にもおすすめできる買取業者です。

カーネクストは車検切れ、故障車、不動車、廃車同然の車種でも、0円以上で買取を保障。さらに査定、解体費用、運搬費用、引取り手数料、書類の代行作成まで、全て無料で行ってくれます。

自動車税の還付金を受けられ、古い車でも「えっ、この値段で?」と驚くような査定価格で買取ってくれることがあります。カーネクストは日本全国に展開し、世界中に販路を持つのが強味。日本で需要がない車でも、需要のある海外へと輸出することで利益を生み出しています。

無料査定はインターネットの簡単手続き、365日年中無休のフリーコールから利用可能。おすすめの買取業者です。買い換えを希望する人は、カーネクストの利用をぜひご検討ください。

参考:カーネクスト

今乗っている車を売ってインサイトをお得に購入しよう

「あなたが思うより、あなたは自由だ。他人の評価に惑わされず、ただ美しいと思うほうへ走りだせばいい」というキャッチコピーのもと、本質的な魅力を追求して、新しい道を走り出した3代目インサイト。実用性、性能、装備、デザイン、ありとあらゆる面が最高クラスのハイブリッド車へ生まれ変わりました。

「月並みだけど買ってよかった」、「本当に魅力的な車だと思う」など、欲しいという口コミも多数です。高い次元でバランスの取れた3代目に魅力を感じるという人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、3代目インサイトが欲しいという人は、新車市場以外に、中古車市場も忘れずにチェックしましょう。中古車市場には3代目のデモカー、試乗車などが出回っています。賢く、お得に買い換えましょう。