スバルフォレスターで人気のグレードと歴代モデルについて解説

フォレスターを始めとするクロスオーバーSUVは、1990年代に人気を博して以降、これまでに多くのユーザーから支持されています。国内だけでなく、世界中の自動車メーカーがクロスオーバーSUVを手掛ける中、日本の大手自動車メーカースバルでは1997年にフォレスターをリリースしました。

それまでに人気のあったインプレッサのプラットフォームを引き継ぎ、現在ではスバルの代表車種と言っても過言ではありません。2018年にはグッドデザイン賞を受賞しており、世界最高レベルを目指す安全性能や力強い走りが魅力です。

また、基本性能と安全性能に優れたスタンダードモデルから高級感溢れるプレミアムグレードまで、ユーザーの個性を引き立たせてくれる4つのグレードを展開しています。

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フォレスターの人気が高い理由

マツダやレクサスといった大手自動車メーカーがクロスオーバーSUVを続々と発売している中、フォレスターはなぜ人気が高いのでしょうか。ここでは、フォレスターの人気が高い理由を2つご紹介していきます。

走行性能が高い

従来に比べると、環境性能に優れていることや燃費の向上など、車の性能は時代と共にアップしています。特に走行時の安定性を求めるユーザーは多く、走行性能に優れた車種への人気が高まっています。

フォレスターは高い走行性能に対する評価が高く、乗り心地の良さや操縦性をアップするためにさまざまな改良が施されています。フォレスターのような4WD車は常に四輪駆動している訳ではなく、大きく分けてフルタイム4WDとパートタイム4WDという方式に分類されます。

これらの方式を走行時の状況に合わせて切り替えることで、安定した走行が実現できる仕組みとなっています。フォレスターの場合、フルタイム4WDでも悪路を走破でき、スバル独自の足回りが操縦の楽しさを提供してくれます。

室内の静粛性が高い

エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車の登場によって、走行時のエンジン音が気にならず、快適な走行が実現できるとして人気が高い傾向にあります。

このように静粛性の高い車種は、深夜に住宅街を走行する際にもエンジン音が抑えられ、高級車では更なる静粛性が期待できます。フォレスターの場合、ドアを熱くしたりインパネ先端部のシーラーを強化することで、外部への音漏れを防ぐ仕組みとなっています。

ホイールエプロンやトランスミッションにも音を低減する工夫が施されているため、周囲への騒音トラブルを回避するだけでなく、ユーザーも快適な走行を楽しめます。

フォレスターで人気の高いグレード

現在は4つのグレードを展開しているフォレスターですが、これまでにさまざまなグレードを展開しています。さまざまなグレードを展開しているフォレスターは、ユーザーの好みに合わせて選択肢が豊富なことが魅力の一つです。ここでは、特に人気の高いグレードをご紹介していきます。

【一番人気】トップグレードの2.0XTアイサイト

2.0XTアイサイトは、2012年から2018年にかけて販売された4代目で登場したグレードの一つです。このグレードでは、以下のような装備が特徴として挙げられます。

アドバンスセイフティパッケージ

対向車や先行車を自動で察知し、ライトを最適な照射範囲でコントロールするアダプティブドライビングビームシステムを搭載しています。さらに、後側方から車が接近すると、警報音で知らせるスバルリヤビークルディテクションシステムも搭載しており、走行時の安全性能がアップします。

キーレスアクセス&プッシュスタート

ドアの解除やエンジンのスタートをそれぞれ行わなくても、専用のアクセスキーでこれらの操作がスマートに行えます。また、車のキーが無くてもドアの解除が行える暗証コード機能を搭載しています。

2.0XTアイサイトは唯一ターボエンジンを搭載しているモデルで、走行時の状況に応じて選べる走行モードによって快適な走行が実現できます。

中間グレードの2.0i-Lアイサイト

2.0i-Lアイサイトは、2.0XTアイサイトと同様に4代目モデルの登場時に設定されたグレードの一つです。近年、アクセルとブレーキを踏み間違える事故が多発していますが、このグレードでは追突事故発生率を大幅に下げる効果が期待できるアイサイトが搭載されています。

アイサイトは、追突事故を回避するために以下のような機能から構成されています。

  • AT誤発進抑制制御
  • 警報&お知らせ機能
  • アクティブブレーンキープ
  • 全車速追従機能付クルーズコントロール
  • プリクラッシュブレーキ

このような充実した安全性能の搭載に加えて、左右温度調節機能付きフルオートエアコンで快適な温度での走行が実現できます。

上位グレードのX-ブレイク

X-ブレイクは2.0XTアイサイトや2.0i-Lアイサイトと同時期に登場したグレードですが、特別仕様車としてリリースされています。このグレードは既に展開していた2.0i-Lアイサイトをベースとして、本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバーといった上質な内装が施されています。

2.0XTアイサイトや2.0i-Lアイサイトと同様に、操作性と安心感を高めるX-MODEを装備しており、雪道でも安全に走行できます。また、6速マニュアルモード付きリアトロニックは、ステアリングホイールから手を離すことなく操作できることが魅力の一つです。

フォレスターで人気の高いボディカラー

ボディカラーは、ユーザーの個性が表現できる箇所の一つだと言えるでしょう。現在は9カラーを展開しているフォレスターですが、特に人気の高いボディカラーは以下の2カラーです。

圧倒的な人気のクリスタルホワイトパール

近年では、女性に人気のパステルカラーなど、車種によってさまざまなボディカラーが展開されています。その中でも特に人気が高いのは、パール塗装されたボディカラーです。

フォレスターの場合、クリスタルホワイトパールの人気が圧倒的に高く、受注したユーザーの3分の1が選んでいます。ただし、これはオプションのため有料となりますが、売却する際にも売りやすいと言われています。

品の良さが際立つクリスタルブラック・シリカ

クリスタルブラック・シリカは一般的なブラックとは異なり、高級感のある塗装が施された人気のボディカラーです。フォレスターを販売しているスバルでは、レヴォーグやインプレッサといった人気車種にも設定されている定番色です。

フォレスターでクリスタルブラック・シリカを選んだ場合、ボディの側面にアクセントとしてオレンジのラインが入れられていることが特徴です。

フォレスターの人気を象徴する歴代モデル

フォレスターは1997年に初代が登場し、現在までに5代目を展開しています。それぞれ特徴が異なりますが、以下ではフォレスターの人気を象徴する歴代モデルをご紹介していきます。

走る楽しさを追求した4代目SJ系フォレスター

4代目SJ系フォレスターは、2012年から2018年まで販売されたモデルです。「実証。全方位SUV」というキャッチフレーズで発表され、2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。

スバル独自のシンメトリカルAWDをベースとして、安全性能や走行性能がアップしています。快適な走行を左右するエンジンには新世代BOXER直噴ターボ”DIT”エンジンであるFA20型を採用し、力強く安定した走行が実現できることが特徴です。

2017年8月にはS-Limitedと2.0XT EyeSightをベースとした特別仕様車が発売され、フロントグリルがダークメッキに変更されるなど、高級感がアップしています。

SUVテイストの強い3代目SH系フォレスター

3代目SH系フォレスターは2007年から2012年まで販売されたモデルで、車高の高さがアップするなどSUVテイストが強く表れています。2008年9月にはスバル発売50周年記念特別仕様車としてBLACK LEATHER LIMITEDが発売され、フロントシートヒーターやメタル調パネルシートなどが装備されています。

また、タイヤの切れ角を増やすことで最小回転半径を実現していることが特徴で、ユーザーからの要望によってボディサイズが先代モデルよりも拡大しています。

さまざまなシーンで活躍した2代目SG系フォレスター

2代目SG系フォレスターは2002年から2007年にかけて販売されたモデルで、1997年に登場した初代と比べると10~30kg程度の軽量化に成功しています。

このモデルでは、排気ガスや有害物質の排出が最新規定値より削減されている車種に認定される「低排出ガス車認定制度」で認められています。ボディは、ステーションワゴンタイプのモダンでスリークなSUV車といったデザインが特徴です。

エンジンは新開発された2.0Lターボエンジンと2.0L NAエンジンの2タイプが展開されており、スムーズで切れの良い回転フィールと経済性のバランスを実現しています。

人気のあるフォレスターをお得に購入するには

フォレスターは中古車市場でも人気が高く、状態が良ければ高い価格で販売されている可能性も考えられます。中古のフォレスターをお得に購入するためには、現在の車をより高値で売却することがポイントです。

現在乗っている車を買取に出す

中古車に買い替える場合、中古車販売店に下取りしてもらい、新たな車の購入資金に充てるのが一般的です。しかし、車の走行距離や年式といった状態によっては下取り価格は低く、最悪の場合、値が付かない可能性も考えられます。

そうなると、中古車の購入資金にできないだけでなく、廃車にするための費用がかかってしまいます。これらを回避するためには、中古車販売店ではなく、廃車同然の車でも買い取ってもらえる可能性が高い買取業者の利用がおすすめです。

ただし、走行距離や年式によって査定価格が異なるため、車の状態を確認しながら買取業者を選ぶようにしましょう。

買取を依頼するならカーネクストがおすすめ

車の買取業者は数多く存在しますが、その中でもカーネクストがおすすめです。カーネクストでは、どのような状態の車でも0円以上で買取保証してくれます。

廃車の場合、永久抹消登録といった手続きが必要となり、費用がかかるのが一般的です。カーネクストではこれらの手続きも代行してくれるだけでなく、費用もかからないのでお得に車を処分できます。

また、万が一、事故や故障で走行できなくなった車の場合、レッカー費用も無料で承ってくれるので安心です。このようなサービスに対する顧客満足度は高く、驚異の95%を誇っています。

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フォレスターをお得に購入しよう

フォレスターは1997年の発売以降、長い間人気の高い車種の一つです。クロスオーバーSUVは雪道や山道に強いというイメージが強いかもしれませんが、時代と共に改良されて快適な街乗りも実現できます。

モデルやグレードによって特徴が異なるため、まずは自分に合った中古のフォレスターを見つけることが大切です。お気に入りの一台を見つけたら、現在の車をできるだけ高値で売却し、中古のフォレスターをお得に購入しましょう。