セルシオは高級車であり、ハイクラスの人向けでしたが、今では、中古車で安く購入できるため、若い世代にも人気を集めています。「次はセルシオを買いたい」と狙っている人は、セルシオについて理解を深めておきましょう。
そこでこの記事では、セルシオの人気が高い理由、おすすめグレード、人気の高いボディカラーなどを取り上げます。併せて、お得に購入する方法も紹介していきましょう。
セルシオの人気が高い理由
セルシオは、パワフルな走りや余裕のある加速が体感でき、安全性にも優れている自動車です。また、高級感あるデザインも魅力です。こうしたセルシオの人気が高い理由について、詳しく見ていきましょう。
力強い走りや余裕のある加速が体感できる
セルシオは、エンジンにパワーがあり、加速性能も優れている車です。
エンジン | 最高出力 | 最大トルク |
4.3L V型8気筒DOHCエンジン | 280ps(206kW)/5,600rpm | 43.8kgfm(430Nm)/3,400rpm |
高級セダンであっても、V型8気筒DOHCエンジンを搭載し、走行性は申し分ありません。口コミをチェックしても、走行性能やエンジン性能に不満を覚えている人は多くありません。パワフルな走りや余裕のある加速で、贅沢なカーライフを満喫できるでしょう。
安全装備が充実している
セルシオは、安全性も優れている自動車です。
- ブレーキアシスト
- EBD付きABS
- 運転席・助手席・サイドエアバッグ
- 衝突安全ボディ など
こうした安全装備が充実しているからこそ、安心して乗車できます。
内外装のデザインが高級感に溢れている
エンジン性能、走行性、安全装備だけではなく、エクステリア、インテリアのデザインも立派です。高級セダンと言われるからこそ、他の自動車よりも豪華な作りです。
内装は、ウッドパネル、見やすいオプティトロンメーター、革シートなどを採用し、しかも広く、快適そのものです。もちろん、エクステリアも高級感にあふれています。
セルシオで人気の高いグレード
セルシオの中で人気を集めているグレードは、FX30型C仕様、FX30型eRバージョン、FX20型C仕様です。それぞれの特徴を紹介します。
手頃で高品質なFX30型C仕様
2004年式FX30型C仕様は、良質な自動車を入手したい人におすすめです。十年以上前の自動車ですので、それほど高額ではなく、最新モデルだからこそ、上質な空間を楽しめます。また、ナビや革シートなど、オプションをつけた車も、たくさん流通しています。
ワイパーの動きが鈍い、ドアミラーに不具合がある、エレクトロマルチビジョンの機能が良くないなど、いくつか不具合も報告されていますので、購入前にチェックしておきましょう。いずれにせよ、300万円以下であれば入手できる自動車です。
スポーティな走りが叶うFX30型eRバージョン
2003年式FX30型eRバージョンは、ヨーロッパチューニングの足回りをつけ、4輪ダブルウイッシュボーンのサスペンション、VVT-i付きの4.3L V8・DOHCエンジンを搭載した自動車です。
スポーティな走行を求めている人に、うってつけのセルシオと言えるでしょう。ギアのトラブルや車体の揺れが気になる時もありますが、200万円以下であれば、購入可能です。
安全装備の充実しているFX20型C仕様
1998年FX20型Cタイプは、充実した安全装備を持ち、100万円以下で入手できるセルシオです。
- エアバック(6つ)
- クルーズコントロール
- 横滑り防止装置
- ブレーキアシスト
こうしたオプション設定があり、標準装備には、盗難防止のエンジンイモビライザーがあります。古い自動車のため、維持コストなどはどうしても高くなってしまいますが、車に安定感を求めている人にはおすすめです。
セルシオで人気の高いボディカラー
ボディカラーの中で人気を集めている色は、ブラック、パールホワイト、プレミアムシルバーです。特にパールホワイトが中古車の中でもっとも出回っているカラーです。
- シルキーホワイトパールクリスタルシャイン
- ダークグレーマイカ
- ダークブルーマイカ
- ボルドーマイカ
- オリーブマイカメタリック
- グレイッシュブラウンマイカメタリック
他にも、こうしたカラーがありますが、ブルー、グリーン系などは、それほど人気が高くありません。
セルシオの人気を象徴する歴代モデル
人気を象徴する歴代モデルによって、スペックなどは異なるのでしょうか。初代XF10型、2代目XF20型、3代目モデルの特徴を見ていきましょう。
大型エンジンを搭載した初代XF10型
初代XF10型は、1989年に誕生し、日本で初めて発光式メーターをつけた自動車です。また、エレクトロマルチビジョンや「V8 4,000cc」という大きなエンジンを持ち、スペックに関しては、当時最高クラスでした。
A、B、C仕様という種類があり、C仕様には電子制御式エアサスペンション、B仕様には電子制御サスペンション「ピエゾTEMS」が採用されています。また初代XF10型は、世界中に影響を与えた自動車としても知られ、「日本カーオブザイヤー」にも選ばれました。
グレード | 重量 | 寸法 |
A仕様 | 1,690kg | 全長4,995mm×全幅1,820mm×全高1,425mm×ホイールベース2,815mm |
B仕様 | 1,730kg | 全長4,995mm×全幅1,820mm×全高1,425mm×ホイールベース2,815mm |
C仕様 | 1,750kg | 全長4,995mm×全幅1,820mm×全高1,400mm×ホイールベース2,815mm |
フェイスチェンジで人気が上昇した2代目XF20型
1994年にフルモデルチェンジしてデビューした2代目XF20型は、後席スペースを広くし、エンジン、ピストン、クランクシャフトなども変更しましたが、前のモデルと比較して、それほど人気を得られませんでした。しかしながら、1997年にフェイスデザインを変えると、人気自動車として復活しました。
- オートレベライザー付ディスチャージヘッドランプ
- 5段AT
- ブレーキアシスト
- プリテンショナー&フォースリミッター付シートベルト
- エンジンイモビライザー
こうした部分も、1997年のマイナーチェンジによって標準装備に変更されました。
グレード | 重量 | 寸法 |
A仕様 | 1,640kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,435mm×ホイールベース2,850mm |
B仕様 | 1,660kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,435mm×ホイールベース2,850mm |
C仕様 | 1,680kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,415mm×ホイールベース2,850mm |
国内最高峰と呼ばれた3代目モデル
2000年に誕生した3代目セルシオは、「V8 4,300cc」のエンジンに変更し、イージークローザーをドアに採用し、車内を広くしたモデルです。安全性能も上がっています。
当時は、1,000万円をオーバーすることもあり、国内最高峰の自動車と呼ばれました。2003年のマイナーチェンジでは、AT6段に変更し、燃費性能なども向上しています。中古車を探す際、サンルーフ、ミリ波レーダー式プリクラッシュシステムなどのオプションがついている自動車はおすすめです。
グレード | 重量 | 寸法 |
A仕様 | 1,780kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,490mm×ホイールベース2,925mm |
B仕様 | 1,790kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,490mm×ホイールベース2,925mm |
C仕様 | 1,800kg | 全長4,995mm×全幅1,830mm×全高1,470mm×ホイールベース2,925mm |
人気のあるセルシオをお得に購入するには
大人気のセルシオをできるだけ安く購入する方法は、今乗っている自動車を買取に出すことです。そうすれば、人気のあるセルシオのための費用が増えます。また、所持している車の状態次第では、普通の買取業者ではなく、廃車買取業者を選びましょう。こうしたセルシオをお得に買う方法を詳しく解説します。
現在乗っている車を買取に出す
セルシオを安値で買うためには、現在乗っている自動車車を売り、セルシオを入手するための元手を増やしましょう。その際、業者選びは非常に重要です。業者によって、査定額や保証内容などが異なるため、しっかりと調べてから選ぶことをおすすめします。
ディーラーの下取りに関しては、高額買取は難しいです。手間や時間をかけることなく、現在乗っている車を手放せるメリットはありますが、新車をメインに取り扱い、転売目的で車を引き取る業者ではないため、中古車について詳しいとはいえません。
正確な査定額を出してくれる中古買取業者であれば、高額査定も不可能ではありません。買取業者を選ぶ際は、輸出できるルートを持っているかどうかを確認しましょう。海外に広がる販路を持っている業者は、車を輸出できるため、高額査定を期待できます。
また、査定士の対応がよい業者やサービス内容が充実している業者も、損するリスクを避けられるでしょう。さらにメリットを挙げるとすれば、買取業者であれば、個人売買のようなハイリスクでもなく、安全に売買を進められます。
査定依頼する際は、ペットを乗せていない、タバコを吸っていない、土禁にしていたなど、プラスになるポイントを探し、しっかりとアピールすることも大切です。査定前はよい印象を与えるために、しっかりと自動車を消臭・クリーニングしておきましょう。
カーネクストに買取を依頼する
廃車買取業者のカーネクストは、売れそうにない自動車でも引き取ってくれる会社です。走行距離が多すぎる自動車、まったく動かない自動車、故障している自動車、車検切れしている自動車、年式が古すぎる自動車など、どんな状態の自動車でも買取対象にしている優良業者です。
しかも、グローバルに広がる販路を持ち、パーツごとの再利用をしているため、0円以上の買取保証サービスもあります。無料査定では、専用フォームにメーカー、車種、電話番号、氏名などを入力するだけで、あっという間に申し込み完了です。車種や状態によっては、別の業者と10万円以上差がつくケースもあるでしょう。
ディーラーなどほかの業者であれば、数万円かかってしまう可能性もある廃車費用も取られません。具体的には、車の引き取り手数料や自動車の解体費用、廃車代行手続き費用、全国対応のレッカー費用などが無料サービスです。さらに、年中無休のフリーコールで、専門スタッフに相談可能です。
- 故障した車を動かせなくて困っている
- できるだけ高額で売りたい
- 10万km以上乗っているので売れるのか心配
- 廃車のやり方がよくわからない
そんな人は、廃車費用無料、0円以上の買取保証のカーネクストで、お得に自動車を売却しませんか。
導入リンク:カーネクスト
セルシオをお得に購入しよう
トヨタ自動車のセルシオは、パワフルな走行性や余裕のある加速性が自慢の高級セダンです。安全整備も充実し、エクステリア・インテリアのデザインが高級感に溢れていることも大きな魅力です。ブラック、パールホワイト、プレミアムシルバーなどは、人気の高いボディカラーとして知られています。
大型エンジンを搭載した1989年誕生の初代XF10型、1994年にデビューした2代目XF20型、最終モデルの3代目があり、それぞれに特徴があります。人気の高いグレードは、2004年式FX30型C仕様、2003年式FX30型eRバージョン、1998年FX20型C仕様です。
こうしたさまざまな魅力を持つセルシオをお得に購入するためには、現在乗っている自動車を売り、元手を増やしましょう。中古車をしっかりと探せば、安値の車を見つけられます。今まで以上にドライブを楽しむために、セルシオを入手しませんか。