不遇の名車、スバル・アルシオーネはどんな車?

アルシオーネ

スバルファンの間で不遇の名車として語られているスバルのアルシオーネは1985年、バブル経済真っただ中に「オトナアヴァンギャルド」のキャッチコピーで、スバル初のスペシャルクーペとして誕生しました。リトラクタブルヘッドライトや6気筒などはスバル初の試みで、性能面やデザイン面でもスバルの初めての挑戦を盛り込んだ車となりました。
アルシオーネは主に北米市場での展開を狙い、デトロイトショーでお披露目が行われました。しかし、1985年に締結されたプラザ合意に端を発する急激な円高などによりXTクーペの売れ行きは悪化し、国内でもハイソカーブームに乗り切ることができず、販売は伸び悩みました。

1991年に登場した2代目アルシオーネは、「遠くへ、美しく」をキャッチコピーに「SVX」の名が付き、巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ原案のデザインやFRの回頭性、4WDの安定性を両立させたVTD-4WDなど、こだわりが詰まったスバルの入魂作として復活しました。SVXはデザイン性の高さなどが車好きから高い評価を受けましたが、バブル経済の崩壊もあり高級車路線の販売が伸び悩み、1996年の秋に生産終了となりました。

SVXを含むアルシオーネの中古車相場は、140万円前後となっています。2021年2月現在、アルシオーネの車両本体価格は69万円から788万円まで幅広くなっていますが、中古車販売サイトには20台前後しか登録されていません。
生産終了から25年経過していることもあり、今後中古車の在庫が増えることは考えにくいため、スバル・アルシオーネの購入を考えている方は早めに購入することをおすすめします。