ランドクルーザーの中古車をお得に買う方法とは|モデル別に解説

発売当初は、北米仕様の車としてあくまでも「貨物」用の車でした。そのため、頑丈な外観と機能、いかにも力強さを感じさせるようなフォルムが車好きにとって一番の魅力でした。

現在では、力強さにアクティブさも加わり、幅広い層に人気の車となりました。このランドクルーザーの長年にわたる変化から人気の理由を分析します。

ランドクルーザーの魅力と特徴

発売から60年経った今も、人気のランドクルーザーは多くのモデルチェンジを繰り返し、常にアウトドア派にとってあこがれの存在です。

ランドクルーザーの特徴

多くのモデルチェンジを繰り返してきたランドクルーザーですが、ベースにあるのはアクティブなシーンで、常にアウトドアライフを考えた開発を続けています。

販売当初から4WD、ディーゼルエンジンで貨物用の自家用車というコンセプトで生産されていました。そのため、当時自家用車の主流だったセダン型ではなく、ランドクルーザーといえばジープ型、というイメージがありました。

その後、一般の家庭でも使いやすいように基本的な機能はそのままにワンボックスやバン型、コンパクト化された外観になっています。元々が貨物用で安定感があり、また悪路でも安定した走行ができる機能に長けているため、オフロードなどの悪環境だけではなく、街中での生活にも使い勝手がよい車として人気が上昇中です。しかし、「貨物」用として作られてきたため普通の乗用車に比べると燃費はかなり悪いといえます。

ランドクルーザーはこんな人に向いている

初代のランドクルーザーは車の形状から、いかにも「アウトドア向き」でした。その後、モデルチェンジをし、外観はよりワンボックス化してきましたが、機能はやはり「アウトドア」に向いている車といえます。

しかし、昨今のキャンプや釣りなどといったアウトドアブームの影響もあって、「アウトドア」を趣味としている人、車体の大きさからファミリーに向いていて、また、道路状況にあわせてモードを変換できるといった機能は、街中だけではなく地方の山道や雪道などにも十分対応できますため、ウィンタースポーツなどを趣味にしている人にも適しています。

さらに、従来のモデルよりコンパクト化したタイプなどは女性も気軽に乗れるサイズ感でしょう。しかし、燃費が悪いため普段使いのメインとしての使用はおすすめできません。

ランドクルーザーのおすすめモデル

いまだに多くの車マニアに愛されているランドクルーザーですが、長い間に作られてきた多くのランドクルーザーの中でおすすめのモデルはどれでしょうか。

ランドクルーザーについて

今までに生産されたランドクルーザーのスペックを表にしてみました。

モデル 発売年 メーカー価格(万円) 燃費(㎞/ℓ) 定員(人) 主な標準機能
ランドクルーザー40 1960~1984 5.1(ガソリン)~8.2(ディーゼル) 2~4
  • 幌タイプとハードトップタイプの2タイプ
  • 2~4ドア(ボディのタイプによる)

1974年~生産分

  • B型ディーゼルエンジン

1979年~生産分

  • 2B型エンジン
  • スクエア型のヘッドランプベゼル

1982年~生産分

  • タコメーター
  • パワステ
  • トランスミッション5速
ランドクルーザー55 1967~1980 2 5~8
  • 直列6気筒のF型ガソリンエンジン
  • 3速シフト、マニュアルトランスミッション
  • オフセットドライブ式の2速トランスファーギア

1975年~

  • 4.2リッター直列6気筒の2F型エンジン
  • マニュアルトランスミッション4速
ランドクルーザー60 1980~1990 181.8~310 4.3 5  
ランドクルーザー70 1984~
2014年限定復刻

172.6~360

6.6 5
  • ガソリンV型6気筒4000㏄(1GR-FE型)
  • 総排気量:3955㏄

以下、2014年復刻車

  • パートタイム4WD
  • ABS
  • Wエアバッグ
  • タコメーター
  • 水温計
  • 油圧計
  • 電圧計
  • パワーウィンドウ
  • キーレスエントリー
  • イモビライザー
ランドクルーザー80 1989~1998 343.1~434.7 5.7~6.1 5~8
  • ディーゼルとガソリンの2タイプ
  • フルタイム4WD
  • ボール・ナット式のステアリ
ランドクルーザー100 1998~2007

 

403.2~569.1

6.1~6.5 5~8
  • ディーゼルとガソリンの2タイプ
  • AHC(車高調整機能)
シグナス 1998~2007 583.8~636.3 6.1~6.5 5
  • 4灯ヘッドライト
  • 大型バンパー
  • メカは100系とほぼ同じ
  • 内装は豪華なイメージ
FJクルーザー 2006~2018年 314~349.2 8~8.4 5
  • パートタイム4WD
  • 5速AT
ランドクルーザー200 1984年~ 473.9~684.7 6.7~6.9 8
  • 4WD
  • V8エンジン
  • 6速AT
プラドシリーズ 1984年~ 353.8 9~11.2 5~7
  • コンパクトボディ
  • 足回りが軽い
  • マルチテレインセレクト
  • クロールコントロール
  • アクティヴトラクションコントロール

各モデルの特徴

ここから、各モデルの特徴についてさらに詳しく説明します。

ランドクルーザー40

国産四駆の先駆け的存在ともいえるモデルです。また国内で販売された中で最も長い間販売されたモデルになります。当時は自家用ではなく、貨物用として発売された1ナンバーの車でした。車の長さによりショートボディ、ミドルボディ、ロングボディの3タイプが生産され、外観はいずれもジープ型をしていました。

ランドクルーザー55

1967年に北米で発売し、アメリカ人の生活に合わせた海外仕様として生産されていました。日本で販売されたのは8年後の1975年で、さらに使いやすさを重視して改良したものでした。一部のマニアに根強い人気があり、現在もレアな存在となっています。

ランドクルーザー60

今までの「貨物」用としてのイメージが強かった40系および55系のランドクルーザーに毎年のように変更を加え、「実生活に見合った乗用車」としてのイメージチェンジを進めていったのが60系です。

ランドクルーザー70

一般家庭の生活に合わせた実用的なモデルです。2004年に施行されたディーゼル規制により生産が終了してしまいましたが、ランドクルーザー生誕30周年にあたる2014年に1年間限定で復刻版が販売されました。2014年に販売されたモデルはガソリンタイプですので、今もなお多くのファンがいる人気車となっています。

ランドクルーザー80

60系をさらにグレードアップさせたモデルです。さらに日常生活に適した機能を備え、ファミリー層に人気があります。ディーゼルタイプとガソリンタイプが販売され、現在でもガソリンタイプは根強い人気を得ています。

ランドクルーザー100

アクティブな面と実用的な面をさらに強調した、使用範囲がさらに広げられるモデルです。オフロードだけではなく、街中でも十分機能するモデルとしてファミリー層にも幅広く人気があります。

ランドクルーザーシグナス

機能面は100系とほぼ同じですが、外観やライトなどのパーツは100系よりもグレードアップしています。

FJクルーザー

2018年1月に生産が終了したため、現在では中古車でしか手に入らなくなりました。

ランドクルーザー200

現在多く発売されているランドクルーザーの主流モデルです。2007年から10年あまりに2グレード6タイプを発売しています。

ランドクルーザー プラド

200系と同時期に生産されているモデルです。200系に比べるとコンパクトなボディと足回りが軽量化され、オフロード用だけではなく街中にも適したモデルです。200系はオフロード仕様、プラドシリーズは街中仕様ともいえるでしょう。

おすすめモデル2選

ディーゼル車にこだわりのある車マニアにとっては、初期のランドクルーザーは垂涎モノでしょう。また、アメリカ車を思わせるような外観や大型車特有のエンジン音などは日本車にはない独特な雰囲気もあります。

また、最近のアウトドアブームの影響で若いファミリー層が家族全員で出かけられる大型の車を好んで購入するようになってきました。

このような時代の流れからランドクルーザーがまさにファミリー層にとって理想の車となっているようです。このような点から、あえて2タイプを選ぶとすれば、次のタイプを挙げます。

ランドクルーザー80

アウトドア仕様独特の外観と街中でも違和感のない外観の2面性を持つ所が魅力です。実際、ガソリンタイプには多くのファンがいます。中古価格としても国産新車の中型車ほどの価格で手に入るようになりました。若い層だけではなく、中高年がセカンドカー、いわゆる「趣味」として持つには最適な車ではないでしょうか。

ランドクルーザー70 2014年復刻版

ディーゼル規制のために生産中止になってから10年後に、ほぼ同型の70系が限定生産された復刻版をおすすめします。1年間の限定モデルのため生産数も少ないのですが、標準装備は現在の新車の機能そのままですので普段使いにも最適ですし、現在に対応し得る機能でも外観は旧式という車好きにはたまらないモデルだといえます。

ランドクルーザー中古車価格の相場

発売から60年もの間、多くのファンから人気を得ているランドクルーザーで、現在も続々とモデルチェンジを行っています。ここで、中古車の価格をモデルごとの一例ですが紹介します。なお、車の状態や走行距離、取り扱っている中古車店などの違いにより、実際の価格と差があります。購入する場合の参考価格としてください。

モデル別価格相場

ランドクルーザーは60年経った現在も生産され続けているロングセラーモデルですが、現在でも旧モデルは根強い人気があります。ここで、それぞれのモデルの中古価格相場をご紹介します。

モデル 年式 新車メーカー価格(万円) 中古価格相場(万円)
ランドクルーザー40 1960~1984 120~396
ランドクルーザー55 1967~1980
ランドクルーザー60 1980~1990 181.8~310
ランドクルーザー70 1984~2004、2014 172.6~360 100~426
ランドクルーザー80 1989~1998 343.1~434.7 68~498
ランドクルーザー シグナス 1998~2007 583.8~636.3 219.5
ランドクルーザー100 1998~2007 403.2~569.1 190.4
FJクルーザ 2010~2018 324~349.3 169~450
ランドクルーザー200 1984~ 473.9~684.7 498
ランドクルーザープラド 1984~ 353.8~536.3 282.7

60年以上販売を続けているランドクルーザでも中古市場では初代ランドクルーザーがいまだに出回っており、しかも中には当時の価格よりも高値で取引されることもあるようです。

乗用車の価格は年式や走行距離が増えるにつれて価格が下降するのが一般的ですが、ランドクルーザーは、生産された時代を象徴するような外観や、日本車に見られないデザインなどが人気の要因となり、旧式をあえて選んで購入する場合も多いようです。まさしく、車好きの人が好む車だといえます。

業者別のランドクルーザーの中古車価格

ここでは、中古車専門店で扱っているランドクルーザーの中から、タイプ別、年式別、走行距離別の3視点からご紹介します。なお、それぞれの販売車はそれぞれの中古車専門店の多くの在庫からランダムにピックアップしていますので、年式や車の状態などは違います。あくまでも参考価格としてご覧ください。

タイプ別

多くのタイプの中でも販売数の多いものを挙げてみました。

タイプ ガリバー カーセンサー Goo net
プラダ TX 284.7万円 329.8万円 359.9万円
200系 ZX 579.8万円 909.8万円 909.8万円
200系 AX 448.9万円 559.8万円 559.8万円
100系 239万円 199.8万円 129.8

現在、生産中でもあるプラダは200系よりも生活仕様となっているため、状態によってはかなり格安で手に入るようになりました。旧式の面影はありませんが、機能はかなり向上しています。

年式別

次に3~5年ごとの年式別に区切ってご紹介します。車種や走行距離などは違いますので、あくまでも参考資料としてご覧ください。

年式 ガリバー カーセンサー Goo net
2013 294万円(プラドTX) 238.8万円(FJクルーザ) 519万円(200ZX)
2010 259万円(プラドTX) 268万円(プラド)
2005 139万円(プラドTX) 109.8万円(プラド) 189.8万円(100)
2000 127.4万円(100) 178万円(100) 129.8万円(100)
1995 148.3万円(80) 289万円(80) 179.8万円(70)

中古車は、年式や新車時の価格だけではなく、車の状態や希少価値なども価格に反映されます。そのため、年式だけで価格が決定するわけではありません。たとえば、プラドよりも年式の古い80系の方が価格が高いのはそのためです。

走行距離別

次に、走行距離別の価格をいくつかご紹介します。一部、車種が違う所がありますので、あくまでも参考としてご覧ください。

走行距離(㎞) ガリバー カーセンサー Goo net
~10,000 329.8万円(プラド) 519万(200)
~20,000 549.8万円(AX) 723万円(200) 419万円(70)
~30,000 429万円(AX) 358.8万円(プラド) 369.8万円(70)
30,001~ 309.8万円(AX) 317.8万円(プラド) 389.8万円(70)

同様に走行距離と価格は反比例していないことが分かります。年式や車自体のプレミア的な価値にもよるでしょうが、走行距離は車の販売価格に大きくは影響しないといえます。

現在の車から買い替える方法

以上のようにランドクルーザーは、車らしい「カッコよさ」を残しながらも、時代に合わせて変化し続けてきました。車好きにとっては、ランドクルーザーは「夢の車」の一つです。

しかし、自家用車としては比較的高価な車であるため、買いたくても買えない、簡単には手が出ない車でもあります。そんな車好きの人のためにお得に手に入れることができる方法があります。

お持ちの車からランドクルーザーに買い替えるには

まずは、現在お持ちの車を売るために売却価格を調べることが大切です。そのためには、中古車の買取を行っている業者に車を査定してもらわなければいけません。車を直接持ち込むのもいいですし、まずは電話でも応対してくれます。

車のタイプや年式、走行距離、傷の有無などを伝えると、大体の売却価格を教えてもらえます。そのあとに、車を実際に見てもらい正確な売却価格を決定します。

より高値で車を売却できると、好条件でランドクルーザーを手に入れることができます。また、売却価格を高かった業者からランドクルーザーを購入すると、より好条件で売買できる可能性が高くなります。

高値で売ってお得に買える「カーネクスト」

しかし、車の相場は自分では決められませんし、たった1社の価格相場を聞くだけでは正確な価格を知ったことにはなりません。より正確な相場を知るためにはできるだけ多くの業者に査定額を問い合わせることが一番大切です。

しかし、わかっていても複数の業者に問い合わせるのは時間的に労力がかかり負担になってしまいます。こんな時は、ネットの中古車売買サイトを利用するのがよいでしょう。「カーネクスト」は、全国1,000社以上の業者と提携しているため、一度に複数の業者に見積もりを依頼することができます。

参考:カーネクスト

お気に入りのランドクルーザーを中古で探そう

半世紀以上に渡り、愛され続けているランドクルーザーですが、かつてはあくまでも「貨物用の車」という位置付けでした。しかし、60年という時を経ながらさまざまな進化を遂げ、現在もアウトドア派に人気が高い車です。

歴史が長いからこそモデルチェンジを繰り返し、年式によってさまざまな外観が見られます。そのため、こだわりのある人は、新車ではなくあえて中古車の中から、好みのルックスのモデルを選ぶ人も少なくないようです。

長年販売され続けていますが、いまだに初代モデルが中古市場で見られることもあります。お気に入りのモデルがあるなら、中古車販売業者で探してみてはいかがでしょう。