スペーシアをお得に購入する方法は?広くて低燃費!スズキ・スペーシアの中古車相場

スペーシアは、スズキが製造販売している軽自動車のハイトワゴンです。

軽自動車の規格に収まるサイズですが、広い室内空間をもつワゴンで、子育て中の家族やママにおすすめの車となっています。初代モデルの発売開始から10年が経った現在も、ファミリーカーとして人気があり、2021年度軽四輪車通称名別新車販売確報でも第2位となっていました。現行モデルのキャッチコピーは「新・かぞくののりもの」で、家族に優しく使いやすい軽自動車として、スペーシアは新車市場・中古車市場のどちらでも人気があります。

こちらでは、人気のスズキ・スペーシアをお得に手に入れる方法や、手ごろな価格で手に入れることができる歴代スペーシアについて、解説します。

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スズキ・スペーシアとはどんな車

「スペーシア」は2008年1月発売の「パレット」の実質的後継車として発表され、2013年2月に発売されました。
「パレット」の特徴である両側スライドドア・副変速機構付CVTのシステムは、初代スペーシアに受け継がれ、車両重量の大幅な軽量化・燃費の向上・室内空間の拡大など、パレットから大きく進化した部分があるため、通称名は変更とになったそうです。初代スペーシアは、「スズキグリーンテクノロジー」のシステムを導入し、優秀なアイドリングストップシステムを標準装備していることでも話題となりました。また、その他にもブレーキ回生システムとして「エネチャージ(マイナーチェンジ後はSエネチャージに改名)」を搭載し、アイドリングストップ中でも冷風を送ることが可能な「エコクール」や、軽トールワゴンの中でもかなり軽量な車体ということも合わさり、発売された当時の同クラスの軽自動車の中でも最高レベルの燃費性能をもっていました。

初代スペーシアの燃費性能がさらにアップ

スペーシアの初代モデルは、低燃費かつ低価格で登場しました。こちらでは、2013年に初代スペーシアが発売された後、2015年に行われたマイナーチェンジにより、さらにS-エネチャージシステムが搭載されたことで、燃費性能をアップしたモデルのスペックをご紹介します。(2015年5月19日マイナーチェンジ時点のカタログより)

グレード G G 4WD T T 4WD
新車価格 127万円 139万円 149万円 161万円
乗車定員 4人 4人 4人 4人
駆動方式 FF 4WD FF 4WD
動力分類 エンジン エンジン エンジン エンジン
最高出力 kw(PS)/rpm 38(52)/6500 38(52)/6500 47(64)/6000 47(64)/6000
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm 63(6.4)/4000 63(6.4)/4000 95(9.7)/3000 95(9.7)/3000
全長 3,395 mm 3,395 mm 3,395 mm 3,395 mm
全幅 1,475 mm 1,475 mm 1,475 mm 1,475 mm
全高 1,740 mm 1,740 mm 1,735 mm 1,735 mm
ホイールベース 2,425mm 2,425mm 2,425mm 2,425mm
車両重量 840 kg 890 kg 870 kg 920 kg
排気量 658 cc 658 cc 658 cc 658 cc
燃費(JC08モード) 32.0 km/L 29.0 km/L 26.8 km/L 25.6 km/L
燃料種別 レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー
燃料タンク容量 27 L 27 L 27 L 27 L

2015年モデルのスペーシアおすすめポイント

前述した2015年モデルのスペーシアには、子育て世代には非常に便利なおすすめポイントがあります

それは後部ドアの両側スライドドアです。狭い駐車場での乗り降りもしやすく、スーパーでのお買物やお子様のお迎えでも非常に便利な機能となります。また、左右それぞれ独立した後部座席は、前後に170mmもスライドさせることができます。荷物が多いときは後部座席を前にスライドして荷室を広くして、荷物が少ない時は後部座席を後ろにスライドして足元を広くして乗り心地を良くすることができます。ただし、後部座席を前にスライドさせると荷室の底面にむき出しのレールが大きく出っ張っていて邪魔になる所と、荷室側からは後部座席をスライドさせることができず、スライドドア側に移動して後部座席をスライドさせる必要がある所はスペーシアの数少ない欠点と言えるでしょう。

さらにおすすめのポイントが、安全装備も充実しているという点です。2015年5月のマイナーチェンジで導入された「デュアルカメラブレーキサポート」や「全方位モニター」は標準装備ではないため、装備されている車両のみとはなりますが、JNCAP予防安全性能アセスメントで45.8点(46.0点満点)を獲得しています。当時発売中の軽自動車の中では最高得点で、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得しました。2015年モデルのスペーシアは、このように予防安全性においても非常に高い評価を受けたモデルとなっています。

手に入れやすい?スペーシアの中古車市場相場

スペーシアのスペック情報

現行モデルのスズキ・スペーシアは、HYBRID Gグレードのオプションやカスタムなしの状態で見積りをとると約148万円の販売価格となります。スズキのマイルドハイブリッドシステムを搭載した最新の現行モデルは、低燃費かつ最新の安全装備を搭載していることもあり、人気となっているものの購入価格はどうしても高くなってしまいます。そこでおすすめとなるのが、中古車の先代スペーシアです。スペーシアの先代モデルの中でも、2015年のマイナーチェンジにより初代モデル販売当時よりも燃費性能をより高く、安全性能もアップした後期モデルはおすすめの一台となっています。

2015年モデルのスペーシア中古車市場相場は

2023年2月現在の中古車市場相場における、2015年のマイナーチェンジ後発売された後期モデルの価格帯は、走行距離5万キロ以下の低走行車で600,000円~となっています。低走行で状態の良い個体の流通数は二桁台と少ないものの、車検整備つきであっても100万円以下で購入が可能なため、狙い目のモデルとなります。

スペーシアはなぜ中古車市場でお得に買えるのか

スペーシアはファミリーカーとして人気の軽ハイトワゴンです。街乗りがしやすいサイズ感と車高の高さ、燃費性能が高く小回りもきくため、購買層の多くが子育て中のママや高齢者ドライバーとなっています。そのため、中古車市場に流通する同車には街乗りで利用されていた個体が多く、走行距離が延びすぎていない状態の良い車体が市場に流れているのです。年間新車販売台数が多いスペーシアは、流通数も多くなっています。中古車市場では流通数が多いほど価格帯が安定するため、購入を考える方にとっても相場のブレが少なく安心して購入がしやすいでしょう。

また、スペーシアは2017年に二代目モデルへとフルモデルチェンジもしているため、型落ちモデルとなった先代モデルはお得に買いやすくなっています。

スペーシアに乗り換える?お得な乗り換え方法は

初代スペーシアのなかでもマイナーチェンジ後の後期モデルは、市場での相場が60万円~110万円前後となっています。スペーシアにお得に乗り換えるには、今乗っている車をできるだけ高く売る事で、次の車の購入資金へと充てることが重要なポイントとなってきます。乗り換え前の車が、古かったり沢山走っている車となると、なかなか高く売ることはむずかしそうと思われるかもしれません。しかし、買取業者の選び方次第では高く売れて、お得に乗り換えできる可能性があるのです。

今乗っている車をできるだけ高く売る方法

今乗っている車をできるだけ高く売却して、次のスペーシアの購入資金に充てるためのポイントは、業者選びにあります。

売却予定の車が古かったり沢山走っていると、車買取業者によっては買取価格が低くなることがあります。例えば、新車に近い登録3年以内の車で状態も良いのであれば、ディーラーでの下取りや大手中古車買取店でも高値買取りできることがあります。しかし、新車登録から10年以上経過している車の場合は、お店での再販価格も低くなり、再販が出来ない可能性もあるため買取がつきづらいのです。なかにはリスクを避けて、買取を断るお店もあります。

しかし、古い車や多走行車でも販路が多岐にわたる車買取業者なら、再販リスクが少ないため買取価格をつけることができるのです。

乗り換える車を購入する時に、ディーラーや中古車販売店で下取りしてもらうと、乗り換え時に発生する手続きなど任せられるため、楽に安心して車を手放せるメリットがあります。ただし、下取りをするお店の主な業務は車販売です。再販に対する販路も少なく、大胆な買取はできません。

乗り換える時に車を高く売るなら、販路が多岐にわたり、とくに海外輸出販路をもつ車買取業者がおすすめです。海外では、古い車や多走行車の需要も高いため、再販時に高く売れる可能性があり高額査定になることがあります。

販路が多い車買取業者ならカーネクストがおすすめ

買取依頼する業者の中でおすすめなのは、廃車買取業者のカーネクストです。

  • 今乗っている車をできるだけ高額で売りたい
  • 10万km以上乗っているので売れるのか心配
  • 10年以上前の自動車を所有している
  • 廃車の手続きが面倒だ
  • 故障した車を動かせなくて困っている

こうした希望や悩みを持っている人に、特におすすめです。なぜならカーネクストは、走行距離が多すぎる車、まったく動かない自動車、故障している車、車検切れしている自動車、年式が古すぎる車など、どんな状態の自動車でも買取対象にし、0円以上の買取保証サービスもあるからです。

0円以上の買取保証は、グローバルに広がる販路を持ち、パーツごとの再利用をしているからこそ、実現しているサービスです。さらに、無料査定では、車種や状態によっては、別の業者と10万円以上差がつくケースもあるでしょう。

査定依頼も、専用フォームにメーカー、車種、電話番号、氏名などを入力するだけなので、非常に簡単です。また、年中無休のフリーコールで、買取査定や車の手続きに詳しい専門スタッフに相談することも可能です。さらに車買取を専門としているカーネクストでは、車の引取りにかかる費用や手続きの代行手数料、売却時にかかる手数料は原則無料サービスとなっています。

まとめ

「スズキ スペーシア」は軽トールワゴンの中では最高レベルの燃費で維持費が安く、スライドドアもあり、評価の高い予防安全装置を搭載している車種も選択できるため、子育て世代にピッタリの車といえるでしょう。

なかでも、お得に購入できる2015年マイナーチェンジ後の後期モデルはおすすめです。ただし、後部座席を荷室側からスライドさせることができないなど、少し不便な部分もあります。メリット、デメリットはありますが、子育て世代で燃費の良い軽自動車の購入を検討中の方は、一度スズキのスペーシアを検討されてみてはいかがでしょうか。