シビックタイプRを中古車で|車内も用途も広い名車をお得に買う

シビックタイプRは、NSXタイプR、インテグラタイプRに続くタイプR第3弾で、6代目以降のホンダシビックをベースに、エンジンやサスペンションをチューニングしたものです。2010年に排ガス規制への対応が困難として生産を終了しましたが、その後欧州での販売展開を経て2017年に日本市場にも復活し、今なお高い人気を誇っています。
そんなシビックタイプRを中古でお得に買うなら、まずはタイプRについて詳しく知る必要があります。ここではまず、シビックタイプRの魅力と特徴から詳しく見てみましょう。

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シビックタイプrの魅力と特徴

シビックシリーズは、ホンダ車の中でも基軸車と位置付けられる名車です。その中でもタイプRはスポーツカーとしてもファミリーカーとしても使える幅広さもあって根強いファンも多く存在します。そんなシビックタイプRの魅力と特徴を見てみましょう。

スポーツカータイプならではの小回りの良さ

もともとシビックシリーズの旋回性能は、レクサスISやBMW330i、アウディA4、アクセラといったスポーツカーと同レベルの設計がなされています。中でもシビックタイプRはポルシェやアルファロメオなどの高級スポーツカーと並ぶ旋回性能を持っています。

広めの後部座席やラゲッジスペース

またシビックは全タイプ、広々とした車内空間、高級感のある内装、風切音やロードノイズを抑える設計となっているので乗り心地も抜群です。スポーツカータイプであるタイプRも後部座席やラゲッジスペースは他のスポーツカーに比べても広め。スポーツカーでありながらファミリーカーとしても使える器用な車だといえます。

コンパクトなスポーツカーの代表

そんな幅広いユーザーから支持されるシビックタイプRは、VTECエンジンを搭載し排気量1リッターあたりの出力は100馬力を超え、最高出力までの回転上昇スピードが高いながらその高回転域を安定して維持できるため、走行安定性が高く、コンパクトなスポーツカーの代表として長く愛されてきました。

シビックタイプrの中古車の価格相場

そんなシビックが欲しくても、新車で400万円以上というのはなかなか手の出せる価格ではありません。予算を最優先して以前のモデルを中古車でと考えてみるとどうでしょうか。

シビックタイプrの中古車価格

シビックタイプRは中古車でも多く流通しており、年式や走行距離にこだわらなければ50万円程度のものもあります。しかしその多くは2000年代前半年式ですから状態もそれなりです。ただ、シビックシリーズはもともとタイプや年式によって相場にかなりの幅があるので、価格の傾向だけで探すのはあまり効率的とは言えません。
その平均価格を参考にしながらモデルをある程度絞って探しながら、他のモデルでもお買い得車を並行して探すのがベストです。そこでここでは、モデル別の価格相場を紹介し、前知識としての価格傾向を探ります。
タイプRのモデル比較で念頭におくべきなのは、シビックタイプRが2010年に一度日本で生産が中止されていることです。中止された2010年と2017年の販売再開まで7年もの開きがありますが、その価格分布は驚くほど滑らかです。

初代シビックタイプr EK9型

EK9型は、1997年に6代目シビックのマイナーモデルチェンジで追加されたモデルです。1998年にマイナーチェンジ、1999年にはタイプR-Xとして装備を充実しています。

中古車価格帯 中古車相場
ガリバー
グーネット 62~273万円 約188万円
カーセンサー 62~259万円 約154万円

2代目シビックタイプr EP3型

7代目シビックのフルモデルチェンジから1年後の2001年に日本での販売が開始されたEP3型はイギリスで生産されて日本に輸入された「輸入車」です。2004年のマイナーチェンジでエンジンが改良され、後期型、特にボディーカラーがシルバーの販売台数は10%程度と希少です。

中古車価格帯 中古車相場
ガリバー 39~124万円 約77万円
グーネット 49~159万円 約94万円
カーセンサー 49~160万円 約93万円

3代目シビックタイプr FD2型

3代目FD2型は、日本仕様車でセダンタイプのボディを採用しています。今までのハッチバック型よりも使いやすくなりファミリーユーザーを多く獲得しました。2008年にマイナーチェンジされましたが、2010年、排ガス規制への対応が困難として生産終了しました。

中古車価格帯 中古車相場
ガリバー 134~281万円 約224万円
グーネット 79~332万円 約205万円
カーセンサー 79~449万円 約196万円

4代目シビックタイプr FK2型

4代目となるFK2型は、2015年にイギリスで出荷が開始され、日本では750台のみの限定販売となりましたが、ディーラーでの店頭販売や商談の申し込みが一切できない特殊なものでした。そのため希少価値が高く中古価格も高い傾向があります。

中古車価格帯 中古車相場
ガリバー 374~374万円 約374万円
グーネット 361~499万円 約399万円
カーセンサー 348~499万円 約395万円

おすすめの中古シビックタイプrのモデル

今度は、各モデルのスペックからおすすめのモデルを紹介しましょう。

初代シビックタイプrEK9型

今となっては珍しい1.6L NAエンジンを搭載しており、1997年当時最強のパフォーマンス、8,000回転オーバーのレッドゾーンを体感できる数少ない車です。またよくも悪くも現在では当たり前となっている安全装備や電子装備が少ないため車体は1,070kgの軽さ。いまだに人気が高く「THEシビック」といえる魅力を持っています。

最高出力 駆動方式 全長 全幅 全高 乗車定員 燃費 排気量
185ps 前輪駆動 4.180m 1.695m 1.360m 4名 13.6km/L 1,595cc

2代目シビックタイプrEP3型後期モデル

2台目は逆輸入車モデルですが、特に後期タイプは販売台数が少ないレアモデルです。好きな人でも簡単に買えるモデルではないので「誰も持っていないモデルが欲しい」という個性派にはぴったりです。

最高出力 駆動方式 全長 全幅 全高 乗車定員 燃費 排気量
215ps 前輪駆動 4.135m 1.695m 1.430m 4名 12.4km/L 2,000cc

シビックタイプrユーロFN2型

日本での生産が中止された後、シビックタイプRはイギリス製の輸入車となりました。ボディは3ドアハッチバックですが、徹底したのスポーツ志向から、快適性も兼ね備えたツーリング志向のスポーツカーに変わっています。

最高出力 駆動方式 全長 全幅 全高 乗車定員 燃費 排気量
201ps 前輪駆動 4.275m 1.785m 1.445m 4名 10.8km/L 2,000cc

4代目シビックタイプr FK2型

国内販売は750台のみと非常にレアなモデルです。電子制御部分が増えているため、サイドブレーキを使った前輪駆動車ならではのサイドターンなどアナログ感覚の楽しさを求めるなら不向きです。

最高出力 駆動方式 全長 全幅 全高 乗車定員 燃費 排気量
310ps 前輪駆動 4.390m 1.880m 1.460m 4名 13.0km/L 1,995cc

業者別のシビックタイプrの中古車価格

ここでは、大手中古車販売店での販売価格を紹介します。車選びに大切なタイプ、年式、走行距離ごとに平均価格を示し、実際の車選びで参考にしてみてください。

タイプ別

タイプ別に見ると、セダンの価格がハッチバックに比べて若干高くなっています。居住空間はハッチバックのほうがまさっているものの、スポーツカーというイメージを持っている人には、セダンのほうが好まれる傾向にあるからでしょう。

タイプ別 ガリバー カーセンサー グーネット
ハッチバック 約171万円 約139万円 約188万円
セダン 約202万円 約166万円 約198万円

年式別

年式だけでみると、2代目よりも初代のほうが価格的に高くなっていることがわかります。また2015年以降の4代目モデルは、値崩れしていないところからも、その人気の度合いを伺い知ることができます。

年式 ガリバー カーセンサー グーネット
1997年〜2000年 約139万円 約144万円
2001年〜2005年 約77万円 約102万円 約106万円
2007年〜2010年 約201万円 約222万円 約189万円
2015年〜2016年 約373万円 約421万円 約406万円

走行距離別

走行距離によって価格の推移はあきらかですが、3万キロを越えたあたりから価格が緩やかに下落し、5万キロを越えたあたりで、約半値になります。業者によって同じ距離でも価格差があるのは、装備品や修理歴などによるものです。

走行距離 ガリバー カーセンサー グーネット
~3万km 約313万円 約355万円 約343万円
3万~5万km 約211万円 約265万円 約199万円
5万〜10万km 約186万円 約161万円 約154万円
10万km〜 約145万円 約139万円 約131万円

中古のシビックタイプrを購入する際の注意点

シビックは日本市場では2010年に一度販売を終了し、欧州での販売を経て2017年に10代目として復活したため、同じシビックでも世代によって印象が大きく異なります。共通しているのは「スポーツカー並の性能を持った乗り心地のよいセダン」ということ。それゆえに共通する注意点があります。

ミッション車が多い

シビックタイプRはスポーツカータイプです。そのため思うようなギアさばきを楽しむためにミッション車が多く出回っており、他の車種に比べるとミッション車の割合がかなり高くなっています。まさにスポーツカーとしてならそれでもよいのですが、家族との遠出や普段使いを想定するとMT付オートマチック車、またはオートマチック車を選ぶ方がよいでしょう。

スポーツモデルだから修理・修復歴に注意

シビックタイプRは、スポーツモデルだけにアクティブな走りをすることも多く、事故や修復の履歴がある車も少なくありません。中古車として選ぶときは、外観の細かな傷ばかりに気を取られず、大きな修理跡などを見逃さないようにしましょう。またサーキットなどで激しく走行していた車はエンジンやトランスミッションにダメージがあったり、サスペンションのへたりや車体自体の疲労が蓄積していることもあります。もし改造していれば、セッティングや車検対応など注意すべきポイントは増えていきます。

前期型は3ドアタイプが多い

純粋に走りを楽しむ、乗せるとしてもせいぜい友だちか恋人くらいなら前期型でも問題ないかもしれません。タイプRの前期型には3ドアタイプが多いため、大人数での遠出やドライブにと考えているなら注意が必要です。3ドアでも後部座席に乗ることはできますが、出入りが窮屈になりやすいからです。同じタイプRでも後期型なら5ドアタイプも多いので、中古車を探すなら後期型を中心に探す方が効率が良いかもしれません。

現在の車から買い替える場合には

今乗っている車をシビックタイプRに買い換えるには、少なからず資金が必要になります。車検代がもったいない、タイプRのオーナーになりたいなど買い替えの理由はまちまちでも、そのための追加資金はできるだけ抑えたいのは同じはずです。とすれば、今乗っている車をどうするかが重要になってきます。

売ったお金を元手にして購入できる

今乗っている車を中古のタイプRを買う業者に下取りしてもらうという方法もあります。そうすればわずかでもタイプRの「値引き」として必要な資金を抑えることはできます。しかし、今乗っている車もきちんとメンテナンスしてきた、中古車とはいえ状態はいい方だということなら、下取りよりも車買取がおすすめです。もしまとまった買取金額が得られたら、それを中古のシビックタイプRの購入に充てることでワンランク上のタイプRを買えるかもしれません。下取りよりも、その車の価値をしっかり見定めてくれる車買取を試すのはプラスになることはあってもマイナスになることはおそらくないでしょう。

買取業者はカーネクストがおすすめ

もし買い取ってもらう車が事故車・廃車なら解体や廃車手続きおよびその費用と手間に数万円の手数料を支払って業者に頼むとすると、中古シビックタイプR代金とは別に資金を用意しなくてはならず、そのために泣く泣くタイプRのグレードを下げることになる可能性もあります。

買取にかかる費用も無料

そこでおすすめするのは、たとえ故障車・車検切れで動かせない車でも、レッカー費用や解体・廃車手続きやその費用の一切がかからない車買取業者の「カーネクスト」です。さらにカーネクストではどんな車でも0円以上での買取を保証しているため、最悪でも費用はゼロ。車によっては買取代金が手元に残る可能性もあるのです。

0円以上買取保証できるのは独自の販売網があるから

カーネクストがそんな強気の買取ができるのは、その販売網にあります。日本車は海外では年式が古くても品質は高く評価されており、数十年前の車でもいまだに現役で走っていることがよくあります。しかし古い車ほど部品が手に入りにくいため、部品に高い価値があることも多いのです。そんなニーズのある海外への販売ルートがあるからこそカーネクストは0円以上の買取を保証できるのです。

参考:カーネクスト

シビックタイプrをお得に購入しよう

シビックタイプRを買おうと考えているなら、きっと今乗っている車も定期的にメンテナンスし、丁寧に乗ってきたことでしょう。そんな車なら、まだまだ乗れる中古車としての価値があり、下取りよりも車買取にすることで相応のまとまった買取額を手にできる可能性があります。たとえもう乗れない車でも、通常お金をかけて処分しなければならないところを、カーネクストなら引き取り・解体・手続き代行と費用も含めて無料、状態によっては買取金額を手にできる可能性があります。この差額は同じように中古シビックタイプRを手に入れるとしても金銭的負担は減り、買う中古車のグレードをあげることも夢ではありません。シビックタイプRを買うなら、今の車をうまく処分してお得に買える方法を取るべきです。車買取を上手に利用して夢だったタイプRをお得に購入しましょう。