中古のソアラを手に入れる｜憧れの車の魅力と中古車価格を解説

ソアラは、目立つフォルムに高い走行性能と最新技術を投入した、最高級のスペシャリティクーペとして誕生しました。流れるようなロングノーズとショートデッキの個性的なスタイルは当時、爆発的な人気がでました。しかし、高級車ゆえ、当時は手を出せなかったという人は多いのではないでしょうか。

ここでは、ソアラの魅力や中古車価格を解説しています。中古でお得にソアラを購入するときの参考にして下さい。

ソアラの魅力と特徴

ソアラはフォルムやエクステリア、内装、走行性能、安全性能全てにおいてこだわった最高級のスペシャリティクーペです。

パーソナルで運転を楽しめる高級クーペ

ソアラは80年代のトヨタを代表する車です。1981年2月にスペシャリティ2ドアクーペとして誕生しました。スポーツカーによくある、ロングノーズとショートデッキスタイルの独特の外観が特徴的な車です。
2.8L直列6気筒DOHCエンジンを搭載するソアラはスポーティで力強い走りができます。高速の巡航性能やブレーキ性能を備えています。1983年のマイナーチェンジ後には世界発の電子制御式サスペンションを採用し、より安定した滑らかな乗り心地ができるようになり快適性も向上しました。
走行性能や快適性はヨーロッパの高級車にも負けない性能で、トヨタのフラッグシップモデルにふさわしい性能と高級感を持つ車です。

大人の余裕をもった優雅さ

ソアラの最大の特徴であるスポーティでダイナミックな走りは、日常ではすべての性能を発揮することはできません。しかし、このダイナミックな走りは、ソアラを愛する人にとってはなくてはならないものです。また、ソアラは細部に至るまで質感や材質にこだわったインテリアを採用し、その車を維持し乗りこなすことへの満足感も得られる車となっています。そして、美しいフォルムにもこだわりは現れていて、多くの人々の憧れの存在となりました。高い性能を持ちつつもなめらかに街中を走るソアラの姿は、大人の余裕を持った優雅さを感じることができました。

古さを感じさせないデザイン性

ソアラは初代開発当初から外観にもこだわりを持って設計されています。特徴的な台形のコックピットに、ロングノーズ・ショートデッキスタイル。特に1991年以降のモデルは、フォルムが丸みを帯びたデザインへと進化し、スタイリッシュな見た目になっています。塗装にもこだわりがあり、世界初の技術を使用した「ノーブルカラーエディション」は光の当たり具合で色の深みが変化する上品で高級感ある車体カラーになっています。

ソアラの中古車の価格相場

ソアラは、最高級クーペとして売り出されたため新車価格は高めです。中古になって年式が古くなり、価格は落ちています。しかし、人気のモデルには高額で売られているものがあります。

ソアラの中古車価格

人気のあるモデルは、中古車になってもかなり高めの価格を維持しています。新車価格だと256.2万円から829万円とかなり高額です。なかなか新車では手が出せなかった人も、中古車になると新車価格に比べれば、年式が古い分落ちているので手が届く範囲のものが多く存在します。しかし、ソアラは人気の車種であり生産終了してからかなりの期間が経過しています。そのため、中古車市場に出回っている台数は少なく、状態のよいものから売れていくようです。状態のよいものを探すには、常に中古車サイトをチェックする必要がありそうです。

初代ソアラZ10型

初代ソアラは販売からかなりの年数が経過していることから、中古車市場でも台数は少なめです。人気のあるグレードは特に高めの価格です。

2代目ソアラZ20型

30万台以上の販売を記録した2代目ソアラはとても人気が高く、中古車市場にも多く存在します。しかし、年式が古いことや走行距離が伸びているものが多く、価格は低めのものから人気の車種はかなり高く設定されているものもあります。

3代目ソアラZ30型

比較的落ち着いた中古車価格になっているのが3代目です。安く購入したいのであれば3代目がおすすめです。

4代目ソアラZ40型

4代目でも生産を終了して10年を経過しているので、それなりの走行距離や年式のものがほとんどです。状態のよいものを探すなら4代目を狙うとよいでしょう。

おすすめの中古ソアラのモデル

ソアラの新車価格は高額ですが、中古なら価格が下がっています。人気の2代目や憧れのフォルムの1代目など好みのソアラをお得に探してみましょう。

中古だから手が届くようになった4代目

新車価格だと600万円を超えるものがある4代目ですが、中古になると手が届く100万円台の価格のものも出回っています。滑らかなカーブをえがくボディに、電動メタルトップのオープンモデル。高級感溢れるスタイリッシュな外観です。
新車では手が出せなくても、中古になると比較的お手頃価格で売られています。年式は販売終了してから10年を超えているのでそれなりの経過年数ですが、走行距離を見ながら状態のよいものを選ぶとよいでしょう。
パワーシートやシートヒーターが標準装備となり、内装には天然の皮革や本木目のパネルを使用し、洗練されたデザインで快適でノーブルな空間を演出しています。電動メタルトップは、約25秒で開閉することができます。

憧れを手に入れたいなら初代

ソアラというと初代ソアラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、世界初のデジタルメーターを採用し、オートエアコンもタッチパネル式と最新の技術を投入された車でした。そして、30年が経過した今でも名車として語り継がれ、走る姿を見たことがない人も名前だけは知っているという人も多いことでしょう。そんな初代のソアラは中古車になっても、年数が経過しているにもかかわらず、150~200万円とこの年式にしては高めの設定となっています。しかし、当時、とても高価で手が出なくても、今なら手が届くところまで価格は下がっています。大人となった今なら十分に購入することができる価格でしょう。

古くても中古が見つかる2代目

ハイソカーブームとバブルの影響で30万台という大ヒットを生み出した人気のモデルです。そのため、中古車市場にも比較的多く流通しているのが2代目です。ソアラは今でも根強い人気があるため、状態のよい車はすぐに売れてしまいます。しかし、2代目なら比較的多くの台数が売られており、車体の状態を吟味できます。

安くソアラが欲しいなら3代目

「ロマンと先進性の追求」をコンセプトに開発された3代目は、全車が3ナンバーサイズに拡大されました。そして、北米にあるデザインスタジオ「CALTI」でデザインされたモデルです。レクサス・SCとしての北米での販売は好調でしたが、日本での販売成績は今一つでした。しかし、オートドライブ機能やバックモニター、運転席SRSエアバッグ、リア席3点式シートベルトなど安全性や快適性がさらに向上されたモデルです。初代や2代目と比べ、人気があまり出なかった時期のモデルなので、中古車の価格は70万円前後のものもありお手軽に購入できる価格です。

業者別のソアラの中古車価格

ソアラは今でも人気の高い車種のため、モデルによってはとても高値で取引されています。

タイプ別

人気のあるタイプは中古車でも高めの価格設定です。

年式別

年式別に中古車価格を見ると、人気がある初代や2代目あたりの年式のものは年数がかなり経過しています。しかし、人気のあるモデルは、走行距離にかかわらず高い価格で売られているものがあります。

走行距離別

ソアラは走行距離がかなり伸びているものも中古車市場では見られます。購入の際には走行距離も必ずチェックしましょう。極端に価格が安いものは20万km近くのものもあります。

ソアラを購入する際の注意点

古い年式のものが多いため、パーツが経年劣化していることが考えられます。ドアやメタルトップの開閉、塗装状態、タイミングベルトの確認をしましょう。

全塗装済みは細部まで行われているか

世界発の塗装技術を採用した「ノーブルカラーエディション」は、見る角度によって色が変わるモデルです。このグレードの純正色はコスモシルバーのみです。そのため、このグレードでほかの色に塗装されている車体には注意が必要です。なぜなら、全塗装された車体の場合、費用がかかるのを防ぐために細部まで分解せずに塗装されている可能性があります。そして、最大の魅力であるカラーリングを変えていることもマイナスのポイントです。

このグレードはソアラの中でも新しいグレードなので、カラーリングにこだわりがある場合には全塗装されている車体のものは避けたほうが無難でしょう。

古さと長距離走行によるベルトの劣化

ソアラのエンジンはタイミングベルト式です。このタイミングベルトは年数が経過すると劣化します。劣化するとシャフトをスムーズに動かすことができず、エンジントラブルの原因となります。タイミングベルトの交換の目安はおよそ10万kmです。
10万kmを超えていなくても、年式が古いものは劣化の可能性が高いので、交換しているかどうかを確認したほうがよいでしょう。ソアラは古い年式のものも多く出回っています。そのため、走行距離が15万kmを超えているものもあるので注意が必要です。
また、タイミングベルトを確認する際に、ウォーターポンプやファンベルトが交換されているかも併せて確認するとよいでしょう。

電動式オープントップの開閉は正常か

ソアラの魅力の1つでもある電動式オープントップも購入の際には必ず動作確認をしましょう。開閉時の動きがスムーズにできるかを確認します。このとき、異音がしないかもチェックしましょう。通常は25秒程度で開閉することができます。
また、きっちりと閉まるかどうかも確認しましょう。ゴム部分が劣化していると雨漏りの原因となります。開けた状態でゴムの劣化具合も見ておくとよいでしょう。

現在の車から買い替える場合には

車の買い替えをするときには、高値で買い取ってもらえる業者を選び、購入資金に充てましょう。買取業者の選び方で買取価格は変わります。

いきなり廃車にするのは待って

事故車や動かない車の場合、ディーラー買い取りを依頼しても価格がつかないことがあります。そして、それを信じて廃車を依頼すると廃車費用がかかります。
しかし、事故車でも動かなくなった車でも買い取りを行う買取業者があります。これは、中古車としてそのまま販売できなくても、分解してパーツを販売したり、スクラップとして海外に輸出して利益を得る方法を持った買取業者だからです。

そのため、車の売却をするときには、1社だけに見積もりを依頼するのではなく複数社に依頼しましょう。そして、買取価格がつかないような車でも買い取ってもらえる業者があるので粘り強く探しましょう。

買取業者はカーネクストがおすすめ

車の買取価格は買取業者によって価格が大きく異なる場合があります。これはその買取業者が買い取った車をどのように販売しているかにもよります。
カーネクストなら、廃車同然の車や事故車、動かない車でも0円以上での買い取りを保証しています。その際のレッカー代は全国どこでも無料です。また、廃車に係る費用や手続きも無料で行ってもらえます。
これは、カーネクストが世界中に販路を持っているため、多くの車種の車を買い取って販売するルートを持っているからです。また、パーツとして売ったり、スクラップとして輸出しているので、動かない車でも買い取りをしています。
査定も無料で行うことができるので、車の買い替えを検討しているのならカーネクストに査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

参考：カーネクスト

憧れの高級車ソアラを中古でゲット

最高の乗り心地と高い操舵性、走行性能を持つソアラは、当時からとても人気がある車でした。そして、その斬新なフォルムは今でも古さを感じることがなく、根強い人気があります。細部にまでこだわった内装や美しいフォルムから、当時あこがれた人も多いのではないでしょうか。中古車ならその憧れのソアラを手が届く価格で購入できます。状態のよいソアラを探して中古でお得に手に入れてみてはいかがでしょうか。