アウディのリコール情報-令和3年10月8日リコール届出-

令和3年10月8日に、対象期間に輸入されたアウディのQ3等の計1,323台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。

アウディ令和3年10月8日リコール情報

令和3年10月8日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

アウディ(Q3等)令和3年10月8日リコール届出の対象車

令和3年10月8日にリコール届出がされたアウディ「Q3等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:アウディ RSQ3
型式:3BA-F3DNWF
対象期間:令和2年11月13日~令和3年3月19日
 車台番号:WUAZZZF30M1900483~WUAZZZF3XM1903391
 リコール対象車台数:297台

車名通称名:アウディ Q3 35TDIq
型式:3DA-F3DFGF
対象期間:令和2年10月13日~令和3年3月11日
 車台番号:WAUZZZF30M1000788~WAUZZZF3XM1070153
 リコール対象車台数:1,026台

アウディ「Q3」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたアウディ(Q3等)の不具合の部位は燃料装置(燃料ゲージセンサー付きサクションジェットポンプ)です。

不具合の状況及び原因は、第2燃料タンクに取り付けられている燃料ゲージセンサー付きサクションジェットポンプにおいて、当該ポンプの燃料ラインと燃料ゲージセンサーの間隔が不適切なため、燃料ゲージセンサーが燃料ラインに引っかかることがあります。そのため、実際の燃料量と燃料計の指示値が一致せず燃料が多く表示され、そのままの状態で走行をすると燃料切れによって走行不能となるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、燃料ゲージセンサーと燃料ゲージセンサー付サクションジェットポンプの燃料ラインの間隔を確保するために、当該燃料ラインをケーブルバンドで結束します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は7件、事故の有無はなしとなっています。

アウディ「Q3」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったQ3は、ドイツの自動車メーカーのアウディが2011年より生産・販売しているSUV車です。アウディはフォルクスワーゲングループに属している自動車メーカーで、メーカースローガンとして【技術による先進】掲げていて、モータースポーツ界でも多くの成績を残しています。そのモータースポーツ界で磨かれた先端技術を市販車へとフィードバックしている車体も多いため、スポーツグレードは特に人気があります。こちらでは、そのアウディが販売するコンパクトSUVのQ3について詳しくご紹介します。

アウディQ3のモデル名にはどんな意味があるのか

アウディの販売する車のモデル名は、アルファベットと数字を組み合わせたものです。アルファベット部分には、モデル部分の特徴が表されていて、Qはアウディの4WDテクノロジーの【quattro】のQから由来しています。路面環境ごとに最適な駆動力に分配することができるアウディの4WDテクノロジー「quattro」は、様々な目的の場所へと走るSUVのボディタイプに設定されていることから、QはアウディのSUVを表しています。アルファベットのあとの数字はセグメントのクラスと大きさを表しています。Q3はCセグメントクラスに相当するボディサイズと価格帯になります。数字が大きくなるほどサイズも大きく、プライス帯も高くなっていくため、同じSUVでも最も大きなQ8は全幅1,995mm、Q3は1,840mmとなり、大きく差があります。日本国内のように道路幅や、駐車スペースがあまり広くない環境ではQ3のサイズ感は取り回しが良く、人気が高くなっています。

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