アウディのリコール情報-令和4年10月27日リコール届出-

令和4年10月27日に、対象期間に輸入されたアウディのA6等の計295台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。

アウディ令和4年10月27日リコール情報

令和4年10月27日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

アウディ(A6等)令和4年10月27日リコール届出の対象車

令和4年10月27日にリコール届出がされたアウディ「A6等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:アウディA6 55Tq
型式:AAA-F2DLZF
対象期間:平成31年1月17日~令和元年5月18日
 車台番号:WAUZZZF20KN054881~WAUZZZF2XKN080808
 リコール対象車台数:169台

車名通称名:アウディ A7 SB 55Tq
型式:AAA-F2DLZS
対象期間:平成30年11月27日~平成31年4月22日
 車台番号:WAUZZZF20KN029673~WAUZZZF2XKN060736
 リコール対象車台数:126台

アウディ「A6」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたアウディ(A6)の不具合の部位は緩衝装置(アンチロールバー)です。

不具合の状況及び原因はこちらです。

アンチロールバーにおいて、端部の加工工程が不適切だったため、端部に微小なひび割れが発生し、素材が損耗するものがあります。車両の使用により損耗が増加し、アンチロールバーがパイプ形状から扁平形状へ移行する端部部分で破断し、異音が発生するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、当該アンチロールバーを対策品と交換します。

本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。

アウディ「A6 55Tq」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったアウディのA6 55Tq(TFSI quattro sport)は、Aシリーズの一つで、Aシリーズはアウディの原点でありベーシックモデルとなっています。ベーシックモデルとはいうものの上級モデルであり、高級車となります。Aのあとの数字は、車のボディサイズやエンジンのサイズを表していて、数字が大きいとサイズも大きくなっていきます。基本的には1~8のボディ展開となり、A6は欧州のセグメントクラスでいうとEクラスの中型高級セダンに含まれています。こちらでは、アウディA6  55Tqについて詳しくご紹介します。

アウディのA6 55Tq

アウディの中型サイズの高級セダンであるA6 55Tqのスペックは以下です。

アウディ A6 55TFSI quattro
全長/全幅/全高4,950/1,885/1,430
最高出力250kW/340PS/5,200-6,400rpm
総排気量2,994cc
最大トルク500Nm/5.1kgm/1,370-4,500rpm
搭載エンジンV型6気筒DOHCインタークーラー付ターボ

TFSIはTurbo Fuel Stratified Injectionの略でガソリン車モデル、quattro sportはアウディ独自の四輪駆動(4WD)機構であることを表しています。またA6 55Tqは、7速ATのマイルドハイブリッド搭載モデルとなっていて、燃費性能はWLTCモードで11.3km/Lです。

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