令和4年5月10日に、対象期間に輸入されたアウディのQ5 45Tq等の計10,869台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。
アウディ令和4年5月10日リコール情報
令和4年5月10日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
アウディ(Q5 45Tq等)令和4年5月10日リコール届出の対象車
令和4年5月10日にリコール届出がされたアウディ「Q5 45Tq等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:アウディ Q5 45Tq エアサス
型式:3AA-FYDGKA
対象期間:令和3年3月15日~令和4年3月4日
車台番号:WAUZZZFY0M2106311~WAUZZZFYXM2125769
リコール対象車台数:18台
車名通称名:アウディ Q5 45Tq
型式:3AA-FYDGKS
対象期間:令和3年3月15日~令和3年9月22日
車台番号:WAUZZZFY0M2063119~WAUZZZFYXM2135525
リコール対象車台数:60台
車名通称名:アウディ SQ5 エアサス
型式:3BA-FYCWGA
対象期間:令和3年3月15日~令和4年1月21日
車台番号:WAUZZZFY0M2058230~WAUZZZFYXN2030582
リコール対象車台数:62台
車名通称名:アウディ SQ5
型式:3BA-FYCWGS
対象期間:令和3年3月15日~令和4年1月21日
車台番号:WAUZZZFY0M2050404~WAUZZZFYXN2024720
リコール対象車台数:74台
車名通称名:アウディ Q5 40TDIq エアサス
型式:3CA-FYDTPA
対象期間:令和3年3月15日~令和4年1月21日
車台番号:WAUZZZFY0M2070765~WAUZZZFYXN2031053
リコール対象車台数:81台
車名通称名:アウディ Q5 40TDIq
型式:3CA-FYDTPS
対象期間:令和3年1月18日~令和4年1月21日
車台番号:WAUZZZFY0M2043498~WAUZZZFYXN2036740
リコール対象車台数:1,970台
車名通称名:アウディ SQ5 エアサス
型式:ABA-FYCWGA
対象期間:平成30年11月17日~令和2年11月13日
車台番号:WAUZZZFY0K2009431~WAUZZZFYXL2038453
リコール対象車台数:187台
車名通称名:アウディ SQ5
型式:ABA-FYCWGS
対象期間:平成29年8月7日~令和2年10月29日
車台番号:WAUZZZFY0J2027197~WAUZZZFYXL2097941
リコール対象車台数:665台
車名通称名:アウディ Q5 45Tqエアサス
型式:DBA-FYDAXA
対象期間:平成29年8月12日~令和2年9月23日
車台番号:WAUZZZFY0J2032111~WAUZZZFYXL2078970
リコール対象車台数:616台
車名通称名:アウディ Q5 45Tq
型式:DBA-FYDAXS
対象期間:平成29年8月3日~令和2年11月13日
車台番号:WAUZZZFY0H2046228~WAUZZZFYXL2099799
リコール対象車台数:2,887台
車名通称名:アウディ Q5 40TDIq エアサス
型式:LDA-FYDETA
対象期間:平成30年12月17日~令和2年9月23日
車台番号:WAUZZZFY0K2026438~WAUZZZFYXL2102538
リコール対象車台数:524台
車名通称名:アウディ Q5 40TDIq
型式:LDA-FYDETS
対象期間:平成30年12月17日~令和2年9月23日
車台番号:WAUZZZFY0K2023507~WAUZZZFYXL2104936
リコール対象車台数:3,725台
アウディ「Q5 45Tq」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたアウディ(Q5 45Tq)の不具合の部位は電気装置(データバスダイアグノシスインターフェース) です。
不具合の状況及び原因はこちらです。
リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分や、車体底部のシーリングが不十分なため、大雨時や深い水たまりを走行した際に浸入した水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがあります。そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがあります。
改善内容としては、全車両、データバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付けます。また、一部車両においては、防水性を高めるためシーリングを塗布します。データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は交換します。
本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
アウディ「Q5 45Tq」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったアウディのQ5とは、どのような車なのでしょうか。アウディの車名にQがつくシリーズは、すべてボディタイプがSUVの車です。アルファベットの横の数字はボディサイズ順になり、現在日本国内で購入可能なモデルは、Q2・Q3・Q5・Q7・Q8となっています。こちらではアウディのQ5について詳しくご紹介します。
アウディのQ5の現行モデルスペックは
アウディのQ5の現行モデルでTDIグレードについてご紹介します。現行モデルは、アウディQ5 40TDI quattro advancedとQ5 Sportback 40 TDI quattro advancedです。両車のボディサイズを比較すると、Q5 40TDI quattro advancedは全長4,680mm、全幅1,900mm、全高1,665mmで、Q5 Sportback 40 TDI quattro advancedは、全長4,695mm、全幅1,900mm、全高1,660mmとなっており、わずかに全高に違いがあります。
ボディカラーは、ベースカラーのアイビスホワイトのほか、有償オプションカラーで選択ができるメタリック系のディストリクトグリーンメタリック、フロレットシルバーメタリック、グレイシアホワイトメタリック、マンハッタングレーメタリック、ミトスブラックメタリック、ナバーラブルーメタリックがあります。有償オプションは90,000円が追加費用としてかかります。Audi exclusiveではスペシャルボディカラーとして多彩なカラーが選択可能ですが、追加費用として370,000円がかかります。
アウディQ5はベースモデルのパワーがすでに高いことから、TDIクアトログレードが人気です。ボディカラーはオプションカラーを選択される方が多いようです。