令和4年6月29日に、対象期間に輸入されたアウディのQ3等の計20,012台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。
アウディ令和4年6月29日リコール情報
令和4年6月29日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
アウディ(Q3等)令和4年6月29日リコール届出の対象車
令和4年6月29日にリコール届出がされたアウディ「Q3等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:アウディ Q3 1.4T
型式:ABA-8UCZD
対象期間:平成27年7月15日~平成30年11月10日
車台番号:WAUZZZ8U0FR047765~WAUZZZ8UXJR042484
リコール対象車台数:2,660台
車名通称名:アウディ Q2 1.4T cod
型式:ABA-GACZE
対象期間:平成29年3月8日~平成30年6月2日
車台番号:WAUZZZGA0HA024205~WAUZZZGAXJA087320
リコール対象車台数:879台
車名通称名:アウディ A3SB 1.4T 90kw
型式:DBA-8VCXS
対象期間:平成27年6月20日~平成30年7月5日
車台番号:WAUZZZ8V0FA183465~WAUZZZ8VXJA113819
リコール対象車台数:10,464台
車名通称名:アウディ A3セダン 90kw
型式:DBA-8VCXSL
対象期間:平成27年6月20日~平成30年7月5日
車台番号:WAUZZZ8V0F1139644~WAUZZZ8VXJ1066744
リコール対象車台数:5,747台
車名通称名:アウディ A1 1.4T cod
型式:DBA-8XCZE
対象期間:平成27年7月22日~平成30年7月21日
車台番号:WAUZZZ8X0GB008520~WAUZZZ8XXJB038129
リコール対象車台数:262台
アウディ「Q3」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたアウディ(Q3)の不具合の部位は原動機(燃料パイプ) です。
不具合の状況及び原因はこちらです。
原動機に装着されている燃料パイプの取付けボルトにおいて、締め付けトルクの設計値が不適切なため、走行振動等により当該ボルトが緩むものがあります。そのため、燃料漏れにより、ガソリン臭の発生とともに、エンジン制御システム故障の警告灯が点灯し、最悪の場合、走行不能になるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、燃料パイプ取付けボルトを新品へ交換し、規定トルクで締め付けます。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は18件、事故の有無はなしとなっています。
アウディ「Q3」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったアウディのQ3は、アウディの製造販売しているSUVの一つです。アウディのSUVのシリーズは車名のアルファベットにQがつき、ボディサイズ順にアルファベットの次の数字が大きくなります。アウディQ3は、コンパクトSUVで機能性が高く、街乗りだけでなくアウトドアなど、走行性能を必要とする場所でも性能を発揮する一台となっています。こちらではアウディのQ5について詳しくご紹介します。
アウディのQ3が搭載する最新のデジタル装備
アウディのQ3の現行モデルに採用された最新のデジタル装備が、コックピットに採用されたバーチャルコックピットとセンターパネルのAudiスマートフォンインターフェースです。
バーチャルコックピットは、高精細液晶モニターが既存のメーターパネルの位置に取り付けられていて、モニターにはスピードメーターなどの計器の他、ナビゲーション地図なども表示することができるため、視線をそらすことなく確認ができて、運転に集中することができます。
Audiスマートフォンインターフェースでは、お持ちのスマートフォンとQ3をUSBケーブルで接続することで、スマートフォン内の特定アプリをインターフェースのMMIディスプレイに表示することができます。MMIディスプレイはタッチレスポンスとナビゲーションシステムの音声認識が可能なため、運転中でルート操作など手元で変更することが難しい時も、ナビゲーションに伝えることで操作が可能となっています。