BMWのリコール情報-令和2年12月2日リコール届出-

令和2年12月2日に、対象期間に製作されたBMWの116i、118i、120i、M135i、M235i、220iの6車種の計14,399台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。

BMW令和2年12月2日リコール情報

令和2年12月2日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

BMW(116i、118i、120i、M135i、M235i、220i)令和2年12月2日リコール届出の対象車

令和2年12月2日にリコール届出がされたBMW「116i、118i、120i、M135i、M235i、220i」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

型式:DBA-1A16
車名通称名:BMW 116i
対象期間:平成25年6月29日~平成25年11月13日
 車台番号:WBA1A12040J212170 ~ WBA1A12030J216999
 リコール対象車台数:3,137台
対象期間:平成25年7月1日~平成25年8月28日
 車台番号:WBA1A120X0VV25717 ~ WBA1A12040VV26488
 リコール対象車台数:379台
対象期間:平成25年8月24日~平成27年1月1日
 車台番号:WBA1A12090VZ04000 ~ WBA1A12090VZ07883
 リコール対象車台数:2,150台
対象期間:平成25年11月13日~平成27年2月27日
 車台番号:WBA1A12060P574501 ~ WBA1A12020P872074
 リコール対象車台数:5,661台
車名通称名:BMW 118i
対象期間:平成27年2月27日~平成27年3月14日
 車台番号:WBA2R32000P941501 ~ WBA2R32060P941597
 リコール対象車台数:51台
対象期間:平成27年3月2日
 車台番号:WBA2R320X05A51800 ~ WBA2R320705A51804
 リコール対象車台数:4台
車名通称名:BMW 120i
対象期間:平成25年7月1日~平成27年2月27日
 車台番号:WBA1A32050J070097 ~ WBA1A32020J073832
 リコール対象車台数:494台
対象期間:平成25年7月1日~平成26年12月9日
 車台番号:WBA1A32050VY67149 ~ WBA1A32060VY68715
 リコール対象車台数:121台
対象期間:平成27年2月28日~平成27年3月14日
 車台番号:WBA1U72010P811003 ~ WBA1U72020P811088
 リコール対象車台数:53台

型式:DBA-1B30
車名通称名:BMW M135i
対象期間:平成25年7月1日~平成25年12月20日
 車台番号:WBA1B72080J778090 ~ WBA1B72030J779499
 リコール対象車台数:416台
対象期間:平成25年12月20日~平成27年2月17日
 車台番号:WBA1B72050P594500 ~ WBA1B72000P877791
 リコール対象車台数:373台
対象期間:平成27年3月14日
 車台番号:WBA1V12050P975302
 リコール対象車台数:1台

型式:DBA-1J30
車名通称名:BMW M235i
対象期間:平成25年11月15日~平成27年1月20日
 車台番号:WBA1J72060VX31507 ~ WBA1J72030VX83998
 リコール対象車台数:398台
対象期間:平成26年2月13日~平成27年3月3日
 車台番号:WBA1J720X0V228014 ~ WBA1J72030V353243
 リコール対象車台数:444台

型式:DBA-1J20
車名通称名:BMW M220i
対象期間:平成26年1月6日~平成26年5月6日
 車台番号:WBA1J12010VW94587 ~ WBA1J12010VW95478
 リコール対象車台数:197台
対象期間:平成26年5月12日~平成27年3月3日
 車台番号:WBA1J12050V261225 ~ WBA1J12040V466552
 リコール対象車台数:406台
対象期間:平成26年11月14日~平成27年3月2日
 車台番号:WBA1L720X0V243011 ~ WBA1L72070V243337
 リコール対象車台数:114台

BMW「116i、118i、120i、M135i、M235i、220i」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたBMW(116i、118i、120i、M135i、M235i、220i)の不具合の部位は、車体のカウルカバーです。
不具合の状況及び原因は、ブレーキマスターシリンダーのリザーバータンク上部に設置されているカウルカバーにおいて、排水設計が不適切であったことが判明しました。そのため、雨水がブレーキフルード内に侵入することがあります。ブレーキフルード内に雨水が侵入すると、雨水と反応したブレーキフルードがゲル化する可能性があり、ゲル化すると油圧制御ユニット内でつまりを起こすことがあります。油圧制御ユニット内でつまりが起こると、ブレーキペダルを放してもブレーキが作動し続けるおそれがあります。

改善内容としては、全車両のカウルカバーを対策品と交換します。また、ブレーキフルードの含水率を点検し、必要に応じてその他の関係部品を新品に交換します。

日本の市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は200件、事故の有無は0件となっています。

BMW「116i」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったBMWの116iはBMW1シリーズと言われている車で、3シリーズの中でもコンパクトカーの後継車を担って販売されました。BMWの116iはどのような車なのか、こちらでご紹介します。

BMW「116i」は駆け抜ける歓びがキャッチフレーズの車

ドイツを拠点とする自動車及び自動二輪車のエンジンメーカーであるBMWから、2004年に販売を開始した車です。初代モデルと2代目モデルの1シリーズではFRエンジンを採用されています。走行性能の高い116iのM Sportグレードは、コンパクトサイズで室内空間がやや狭いと感じるものの走行をする上での駆け抜ける歓びを感じることが出来る車として人気があります。特にフロントミッドシップポジションの重量配分は50:50でバランスが良く、スポーティな走り心地が感じられる車となっています。

タイトルとURLをコピーしました