令和3年1月18日に、対象期間に輸入されたBMWのMINICooperの計4,945台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。
BMW令和3年1月18日リコール情報
令和3年1月18日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
BMW(MINICooper)令和3年1月18日リコール届出の対象車
令和3年1月18日にリコール届出がされたBMW「MINICooper」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:BMW MINICooper Dクロスオーバー
型式:LDA-XD20F
対象期間:平成26年7月1日~平成26年7月14日
車台番号:WMWXD32000WN36104 ~ WMWXD320X0WN36398
リコール対象車台数:220台
対象期間:平成26年7月12日~平成27年5月29日
車台番号:WMWXD32090WT49900 ~ WMWXD32070WT52066
リコール対象車台数:1,682台
車名通称名:BMW MINICooper DクロスオーバーA4
型式:LDA-XD20A
対象期間:平成26年7月1日~平成26年12月1日
車台番号:WMWXD520X0WK80601 ~ WMWXD52030WK81699
リコール対象車台数:863台
対象期間:平成26年11月27日~平成27年5月28日
車台番号:WMWXD52060WT68500 ~ WMWXD52060WT68917
リコール対象車台数:231台
車名通称名:BMW MINICooper SDクロスオーバー
型式:LDA-ZB20
対象期間:平成26年7月1日~平成26年9月26日
車台番号:WMWZB72070WS94367 ~ WMWZB72020WS95099
リコール対象車台数:562台
対象期間:平成26年8月28日~平成27年5月29日
車台番号:WMWZB72060WT66000 ~ WMWZB72020WT67824
リコール対象車台数:1,197台
車名通称名:BMW MINICooper Dペースマン
型式:LDA-RS20
対象期間:平成26年7月4日~平成27年5月4日
車台番号:WMWRS12070WN97050 ~ WMWRS12060WN97346
リコール対象車台数:190台
BMW「MINICooper」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたBMW(MINICooper)の不具合の部位は原動機(エンジン)です。
不具合の状況及び原因は、直列4気筒のディーゼルエンジン搭載車において、タイミングチェーンの素材と表面加工の選定が不適切なために強度が不足しているものがあることがわかりました。そのため、エンジン作動中に強度不足によりタイミングチェーンが破断し、最悪の場合、エンジンが停止してしまい再始動できなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、タイミングチェーンを対策品に交換します。
日本市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は48件、事故の有無は0件となっています。
BMW「MINICooper」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったBMWのMINICooperDクロスオーバーは、MINIの第3世代といわれるモデルで、2013年以降に販売されているものです。日本名ではDクロスオーバーですが、国外ではカントリーマンの名前で販売されています。こちらでは、BMWのMINICooper Dクロスオーバーについて詳しくご紹介します。
BMWMINICooperはクリーンディーゼル
BMWが2001年に設立した自動車ブランドMINIから販売されているMINICooperDクロスオーバーは、2001年に初代モデルが登場し、現在は2013年に登場した第3世代モデルが販売中となっています。第3世代モデルは、ハイブリッドとクリーンディーゼル車から選択することが可能となっており、燃費は抑えたいがディーゼル車の走りを好むドライバーからクリーンディーゼルエンジンが好評となっています。特に日本名クロスオーバー、国外ではカントリーマンと言われるグレードはシリーズ初の4ドアMINIとして登場し、最も大きく長いボディサイズが特徴となっています。荷室容量も大幅に広くとれていることから、MINIであってミニではないと言われる車となっています。