ダイハツのリコール情報-令和3年4月15日リコール届出-

令和3年4月15日に、対象期間に製作されたダイハツのタントの計9,728台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたダイハツの詳しい情報についてご紹介いたします。

ダイハツ令和3年4月15日リコール情報

令和3年4月15日にリコール届出がされたダイハツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ダイハツ(タント)令和3年4月15日リコール届出の対象車

令和3年4月15日にリコール届出がされたダイハツ「タント」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ダイハツ タント

型式:5BA-LA650S
対象期間:令和2年12月3日~令和3年2月19日
 車台番号:LA650S-0110360~LA650S-0125313
 リコール対象車台数:3,764台
対象期間:令和2年12月3日~令和3年2月19日
 車台番号:LA650S-1070390~LA650S-1083263
 リコール対象車台数:3,994台
型式:5BA-LA660S
対象期間:令和2年12月7日~令和3年2月17日
 車台番号:LA660S-0035387~LA660S-0040323
 リコール対象車台数:1,710台

車名通称名:スバル シフォン

型式:5BA-LA650F
対象期間:令和2年12月8日~令和3年2月17日
 車台番号:LA650F-0005635~LA650F-0006295
 リコール対象車台数:186台
型式:5BA-LA660F
対象期間:令和2年12月8日~令和3年2月17日
 車台番号:LA660F-0002471~LA660F-0002788
 リコール対象車台数:74台

ダイハツ「タント」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたダイハツ(タント)の不具合の部位は原動機および制動装置(横滑り防止装置)です。

不具合の状況及び原因は、ターボ車のエンジン制御コンピュータにおいて、吸気管圧力センサの異常判定の設定が不適切なため、高地等の気圧の低い環境下で減速した際に誤って、センサ異常を検出することがあることがわかりました。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にエンジン警告灯が点灯するとともに、横滑り防止装置が作動しなくなるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は10件、事故の有無は、なしとなっています。

ダイハツ「タント」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったダイハツのタントは、初代モデル登場が2003年となっており、現在は4代目モデルが販売中です。発売当初から同社が販売する軽自動車のムーヴに比べてもキャビンが拡大されており、全高1,700mmを超える高さのスーパーハイトワゴンとして登場し人気となっています。こちらでは、ダイハツのタントについて詳しくご紹介します。

ダイハツの4代目タントはSA標準搭載に

ダイハツの安全装備であるスマートアシストは3代目モデルまではグレード別オプション装備となっていましたが、4代目へのフルモデルチェンジをする際に標準搭載となりました。スマートアシストは、ダイハツの予防安全機能を総称したもので、車両に搭載したステレオカメラが周囲の環境を認識し、ドライバーの安全運転をサポートしています。スマートアシストの中でもいくつかの装備はオプションで選択するものになりますが、ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)は、スマートアシスト非装着車を除く全車標準装備となっています。また、2021年11月以降の新型車に装備が義務付けられる衝突被害軽減ブレーキ(衝突回避支援ブレーキ機能)も、スマートアシスト非装着車を除き全車両標準装備となっています。街乗りやファミリーカーでの使用が多いタントに、安全技術が搭載されていることで安心して運転をすることが出来るようになっています。

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