ダイハツのリコール情報-令和4年12月1日リコール届出-

令和4年12月1日に、対象期間に製作されたダイハツのハイゼットの計265台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたダイハツの詳しい情報についてご紹介いたします。

ダイハツ令和4年12月1日リコール情報

令和4年12月1日にリコール届出がされたダイハツの対象車(OEM車)および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ダイハツ(ハイゼット)令和4年12月1日リコール届出の対象車

令和4年12月1日にリコール届出がされたダイハツ「ハイゼット」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ダイハツ ハイゼットトラック コンパクトテールリフト仕様車
型式:3BD-S500P
 車台番号:S500P-0151485~S500P-0165546
 対象期間:令和4年1月7日~令和4年9月22日
 リコール対象車台数:82台

型式:3BD-S510P
 車台番号:S510P-0421766~S510P-0479846
 対象期間:令和3年12月24日~令和4年9月30日
 リコール対象車台数:183台

ダイハツ「ハイゼット」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたダイハツ(ハイゼット)等の不具合の部位は排気管(マフラー) です。

不具合の状況及び原因は以下です。

コンパクトテールリフト仕様車において、排気管の排気ガス出口位置の設定が不適切なため、連続した登坂走行等によって左側リヤコンビネーションランプが高温になることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ランプの樹脂部分が溶損し、最悪の場合、不灯になるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、排気管を対策品と交換します。また、左側リヤコンビネーションランプを新品と交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は2件、事故の有無は無しとなっています。

ダイハツ「ハイゼット」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったダイハツのハイゼットトラックのコンパクトテールリフト仕様車について、詳しく解説します。
コンパクトテールリフトとは、テールゲートがリフトとなり200kgまでの荷物の積み下ろしを昇降リフトを使って積載することができます。ハイゼットトラックのテールリフトには、折りたたみ式のテールゲートが採用されていて折りたたまれている状態は、通常時のハイゼットトラックと同様の外観になるため後方の視界を妨げることもありません。ベースモデルのハイゼットトラックと同様に使うことができて、リフトがつく仕様のため、人気のある仕様車となっています。

コンパクトテールリフト仕様車はどんな作業に向いているのか

ハイゼットトラックのコンパクトテールリフト仕様車は、リフト能力は200kgまで最大積載量は350kgまでとなっています。ハイゼットトラックのテールリフトは、弧を描くように昇降するため、かさばるものの積載能力も高くなっています。家電など重いものを積載することも可能なため、物流などの作業に使用されることもあります。また、農作業で使用する重量のある農耕機械の積み降ろし等もできるため、農業用軽トラックとして商用だけでなく個人所有車としての需要もあります。

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