令和4年3月3日に、対象期間に製作された三菱ふそうのふそうスーパーグレートの計2,525台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出された三菱ふそうの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
三菱ふそう令和4年3月3日リコール情報
令和4年3月3日にリコール届出がされた三菱ふそう対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
三菱(ふそうスーパーグレート)令和4年3月3日リコール届出の対象車
令和4年3月3日にリコール届出がされた三菱「ふそうスーパーグレート」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:三菱ふそうスーパーグレート
型式:2KG-FV70HX
対象期間:令和元年5月15日~令和3年3月23日
車台番号:FV70HX-510019~FV70HX-520996
リコール対象車台数:138台
型式:2KG-FV70HYP
対象期間:令和元年6月14日~令和3年3月9日
車台番号:FV70HY-510016~ FV70HY-520237
リコール対象車台数:74台
型式:2KG-FV70HZP
対象期間:令和元年6月7日~令和3年3月3日
車台番号:FV70HZ-510013~FV70HZ-520207
リコール対象車台数:23台
型式:2PG-FS70HZ
対象期間:令和元年5月15日~令和3年3月24日
車台番号:FS70HZ-510007~FS70HZ-520195
リコール対象車台数:287台
型式:2PG-FS74HZ
対象期間:令和元年5月14日~令和3年3月23日
車台番号:FS74HZ-510087~FS74HZ-522869
リコール対象車台数:495台
型式:2PG-FS75HZ
対象期間:令和元年9月25日~令和2年2月10日
車台番号:FS75HZ-510151~FS75HZ-510328
リコール対象車台数:5台
型式:2PG-FU70HY
対象期間:令和元年6月6日~令和3年3月1日
車台番号:FU70HY-510010~FU70HY-520062
リコール対象車台数:22台
型式:2PG-FU74HZ
対象期間:令和元年5月14日~令和3年3月19日
車台番号:FU74HZ-510044~FU74HZ-521076
リコール対象車台数:183台
型式:2PG-FV70HX
対象期間:令和元年5月14日~令和3年3月29日
車台番号:FV70HX-510014~FV70HX-520997
リコール対象車台数:943台
型式:2PG-FV70HY
対象期間:令和元年6月6日~令和3年3月19日
車台番号:FV70HY-510011~ FV70HY-520255
リコール対象車台数:137台
型式:2PG-FV70HZ
対象期間:令和元年5月17日~令和3年3月19日
車台番号:FV70HZ-510002~FV70HZ-520219
リコール対象車台数:218台
三菱「ふそうスーパーグレート」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた三菱ふそう(ふそうスーパーグレート)の不具合の部位は排出ガス発散防止装置(制御プログラム )です。
不具合の原因は、6R20 型エンジンを搭載した 19 年式大型トラックの一部車種において、排出ガス発散防止装置制御端末(ACM)のプログラムが不適切なことです。そのため、故障診断が正しく行われないことがあります。
改善措置として、全車両、排出ガス発散防止装置制御端末(ACM)のプログラムを正規品に書換えます。
社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
三菱「ふそうスーパーグレート」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったふそうスーパーグレートは、1996年にザ・グレートの後継車として登場しました。2017年に初めてのモデルチェンジがあり、現行モデルは2代目スーパーグレートになっています。こちらでは三菱ふそうスーパーグレートについて、最新情報を詳しくご紹介します。
三菱ふそうスーパーグレートの最新情報とは
三菱ふそうから現在販売されている大型トラックふそうスーパーグレートに、2022年5月新たな新装備が追加されました。それが、5月10日にデザインが一新され追加された「新型LEDリヤコンビネーションランプ」です。テールランプ・ストップランプ・リアフォグランプ・バックランプ・ターンランプの5つのランプ機能をまとめた一体感のあるデザインとなっています。LタイプとSタイプで2種類あり、メーカーオプション設定で選択することを搭載することが可能です。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。