日野自動車のリコール情報-令和3年2月22日リコール届出-

令和3年2月22日に、対象期間に製作された日野自動車のデュトロの計6台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出された日野自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

日野自動車令和3年2月22日リコール情報

令和3年2月22日にリコール届出がされた日野自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

日野自動車(デュトロ)令和3年2月22日リコール届出の対象車

令和3年2月22日にリコール届出がされた日野自動車「デュトロ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:日野自動車 デュトロ
型式:2RG-XZC645M
対象期間:令和元年9月18日
 車台番号:XZC645-0004991
 リコール対象車台数:1台
型式:2RG-XZU600E 2RG-XZU600T
対象期間:令和元年8月27日~令和2年4月30日
 車台番号:XZU600-0025395~XZU600-0028895
 リコール対象車台数:2台
型式:2RG-XZU605M
対象期間:令和2年4月23日
 車台番号:XZU605-0029486
 リコール対象車台数:1台
型式:2RG-XZU640M
対象期間:令和元年11月11日
 車台番号:XZU640-0006708
 リコール対象車台数:1台
型式:2RG-XZU712M
対象期間:令和元年10月7日
 車台番号:XZU712-0007217
 リコール対象車台数:1台

日野自動車「デュトロ」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日野自動車(デュトロ)の不具合の部位は排出ガス発散防止装置(エンジン制御プログラム)です。

不具合の状況及び原因は、排出ガス発散防止装置において、エンジン制御コンピュータのプログラムが不適切であったことがわかりました。そのため、ターボチャージャから故障診断結果がエンジン制御コンピュータに送信されない状態となっています。故障診断結果が送信されないために、ターボチャージャが故障してもエンジン警告灯が点灯しな状態となる恐れがあります。

改善内容としては、全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に修正します。

こちらは、社内情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。

日野自動車「デュトロ」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった日野自動車のデュトロは、トントントントンヒノノニトンのテレビコマーシャルでも知られている日野自動車が製造販売する人気のトラックです。デュトロは2013年に発表されていたEVトラック導入に向けて開発が進められており、2022年初夏ごろに日野デュトロZEVの名称で超低床前輪駆動小型EVトラックがとうとう市場に導入される予定となっています。こちらでは、日野自動車のデュトロについて詳しくご紹介します。

日野自動車デュトロの日常運行前点検チェックポイントをご紹介

日野自動車から販売されているデュトロは、商用トラックとして人気が高くなっています。使用頻度が高いデュトロを長く安全に運行するために日野自動車が提唱されている日常点検チェックポイントをご紹介します。

  1. ウインドウォッシャーの液量は適量でしょうか?さらに液の噴射状態に問題はありませんか?ワイパーの拭き取りで液が残っている部分はないかも確認しましょう。
  2. ブレーキの状態を確認した時、ペダルに踏みしろはありますか?パーキングブレーキは正常に作動出来ましたか?ブレーキフルードの目視確認もしておきましょう。
  3. バッテリーの液量・エンジンオイル量・冷却水の量は適量でしょうか
  4. ファンベルトの張り具合にたるみはなく、損傷などはありませんか
  5. エンジンをかけた時に異音はなく、すぐにエンジンはかかりましたか?燃料は十分でしょうか
  6. タイヤの空気圧や溝の深さは安全な走行が出来る状態ですか?摩耗や亀裂、損傷がありませんか
  7. ディスクホイールを目視しナットやボルトに問題はないでしょうか?ナットにヒビやゆるみがありませんか
  8. ヘッドライトリアライトウィンカーの汚れや損傷はなく、問題なく点灯や点滅が出来ていますか

定期的な日常運行点検を行うことで長距離移動などの運転も安心して行うことが出来ます。目視での確認をする部分も多くなり、時間がかかる部分もありますので、時間に余裕をもって点検するタイミングを設けることがポイントになるでしょう。点検をしてご自身での整備では不安があるという場合はディーラーや整備工場で相談してみましょう。

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