ホンダのリコール情報-令和3年1月21日リコール届出-

令和3年1月21日に、対象期間に製作されたホンダのS-MXの計3,332台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたホンダの詳しい情報についてご紹介いたします。

ホンダ令和3年1月21日リコール情報

令和3年1月21日にリコール届出がされたホンダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ホンダ(S-MX)令和3年1月21日リコール届出の対象車

令和3年1月21日にリコール届出がされたホンダ「S-MX」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ホンダ S-MX
型式:E-RH1
対象期間:平成10年9月10日~平成11年5月18日
 車台番号:RH1-1140027~RH1-1157317
 リコール対象車台数:2,896台
型式:E-RH2
対象期間:平成10年9月10日~平成11年6月11日
 車台番号:RH2-1103783~RH2-1106592
 リコール対象車台数:436台

ホンダ「S-MX」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたホンダ(S-MX)の不具合の部位はエアバッグ装置(インフレータ)です。

不具合の状況及び原因は、運転者席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なものがあることがわかりました。そのため、ガス発生剤が吸湿してしまい、当該車両を使用する過程で、ガス発生剤が吸湿や乾燥を繰り返した場合など、エアバッグの作動時に正常に展開しないおそれがあります。

改善内容としては、全車両、予防的措置として運転者席側エアバッグのインフレータを代替品と交換します。

社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

ホンダ「S-MX」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったホンダのSM-Xは、1996年から2002年まで生産販売されていた4ドアのトールワゴンです。ベースとなっている車はホンダのステップワゴンの初代モデルですが、ステップワゴンの全長を切り詰めてファミリーカーのイメージを払拭したデザインとなっています。こちらでは、ホンダのS-MXについて詳しくご紹介します。

ホンダのS-MXは不思議な魅力を持つ車

ホンダから6年間販売され一代のみのモデル販売となっていたS-MXですが、ホンダの使う人の生活をより楽しく豊かに広げていける生活創造車(クリエイティブムーバー)を目指したコンセプトの通り、実用性が高いシートアレンジが好評な車となっていました。全長4mを切る小型サイズのトールワゴンで、室内空間は狭くなるのではと思う方も多いかもしれませんが、前後席がスライド式のベンチシートとなり低床フラットフロアを採用されているため、フルフラットにシートをアレンジすると車中泊にも余裕の広さがあります。そのため、キャンプや遠出などの際の車中泊車としてアウトドア派のドライバーからは、趣味性の高い車として評価が高い車となっています。

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