令和3年11月12日に、対象期間に製作されたマツダのデミオ等の計42,505台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたマツダの詳しい情報についてご紹介いたします。
マツダ令和3年11月12日リコール情報
令和3年11月12日にリコール届出がされたマツダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
マツダ(デミオ等)令和3年11月12日リコール届出の対象車
令和3年11月12日にリコール届出がされたマツダ「デミオ」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:マツダ デミオ
型式:6BA-DJLAS
車台番号:DJLAS-100002~DJLAS-101395
対象期間:平成30年7月2日~平成30年10月30日
リコール対象車台数:1,394台
型式:6BA-DJLFS
車台番号:DJLFS-600004~DJLFS-607059
対象期間:平成 30 年 7 月 2 日~平成 30 年 10 月 20 日
リコール対象車台数:7,056台
型式:CBA-DJLFS
車台番号:DJLFS-500095~DJLFS-500165
対象期間:平成30年5月7日~平成30年10月5日
リコール対象車台数:71台
型式:DBA-DJ3AS
車台番号:DJ3AS-502418~DJ3AS-503552
対象期間:平成30年4月23日~平成30年6月30日
リコール対象車台数:1,135台
型式:DBA-DJ3FS
車台番号:DJ3FS-517512~DJ3FS-525726
対象期間:平成30年4月19日~平成30年6月30日
リコール対象車台数:8,215台
車名通称名:マツダ 教習車
型式:4BA-DJLFJ
車台番号:DJLFJ-100201~DJLFJ-100554
対象期間:平成31年2月25日~令和元年8月15日
リコール対象車台数:354台
車名通称名:マツダ アクセラ
型式:DBA-BM5FS
車台番号:BM5FS-417197~BM5FS-422629
対象期間:平成30年4月23日~平成31年2月11日
リコール対象車台数:5,376台
型式:DBA-BM5FP
車台番号:BM5FP-408521~BM5FP-410792
対象期間:平成30年4月23日~平成31年2月11日
リコール対象車台数:2,213台
型式:DBA-BM5AS
車台番号:BM5AS-402261~BM5AS-402935
対象期間:平成30年4月11日~平成30年10月24日
リコール対象車台数:675台
型式:DBA-BM5AP
車台番号:BM5AP-401208~BM5AP-401432
対象期間:平成30年4月12日~平成30年10月23日
リコール対象車台数:225台
型式:CBA-BM6FJ
車台番号:BM6FJ-201581~BM6FJ-202042
対象期間:平成30年5月7日~平成30年11月5日
リコール対象車台数:323台
型式:DAA-BYEFP
車台番号:BYEFP-201396~BYEFP-201813
対象期間:平成30年4月16日~平成31年2月9日
リコール対象車台数:391台
車名通称名:マツダ アテンザ
型式:6BA-GJ5FP
車台番号:GJ5FP-400004~GJ5FP-400606
対象期間:平成30年4月23日~平成30年10月23日
リコール対象車台数:603台
型式:6BA-GJ5FW
車台番号:GJ5FW-400003~GJ5FW-400381
対象期間:平成30年4月23日~平成30年10月24日
リコール対象車台数:378台
型式:6BA-GJEFP
車台番号:GJEFP-400001~GJEFP-400337
対象期間:平成30年4月21日~平成30年10月24日
リコール対象車台数:337台
型式:6BA-GJEFW
車台番号:GJEFW-400001~GJEFW-400256
対象期間:平成30年4月21日~平成30年10月23日
リコール対象車台数:256台
型式:DBA-GJ5FP
車台番号:GJ5FP-301339~GJ5FP-301342
対象期間:平成30年4月13日~平成30年4月14日
リコール対象車台数:4台
型式:DBA-GJ5FW
車台番号:GJ5FW-300813
対象期間:平成30年4月13日
リコール対象車台数:1台
型式:DBA-GJEFP
車台番号:GJEFP-301264~GJEFP-301272
対象期間:平成30年4月13日~平成30年4月16日
リコール対象車台数:8台
型式:DBA-GJEFW
車台番号:GJEFW-300893~GJEFW-300895
対象期間:平成30年4月13日~平成30年4月14日
リコール対象車台数:3台
車名通称名:マツダ CX-3
型式:6BA-DKEAW
車台番号:DKEAW-200002~DKEAW-200879
対象期間:平成30年4月3日~平成30年10月19日
リコール対象車台数:878台
型式:6BA-DKEFW
車台番号:DKEFW-200028~DKEFW-203201
対象期間:平成30年4月11日~平成30年11月6日
リコール対象車台数:3,174台
車名通称名:マツダ CX-5
型式:5BA-KF5P
車台番号:KF5P-300012~KF5P-300119
対象期間:平成30年10月9日~平成30年10月18日
リコール対象車台数:45台
型式:6BA-KF5P
車台番号:KF5P-201846~KF5P-300353
対象期間:平成30年4月3日~平成30年10月27日
リコール対象車台数:2,564台
型式:6BA-KFEP
車台番号:KFEP-202069~KFEP-300340
対象期間:平成 30 年 4 月 5 日~平成 30 年 10 月 27 日
リコール対象車台数:3,736台
車名通称名:マツダ CX-8
型式:6BA-KG5P
車台番号:KG5P-100018~KG5P-100074
対象期間:平成30年10月23日~平成30年10月26日
リコール対象車台数:20台
車名通称名:マツダ ロードスター
型式:5BA-ND5RC
車台番号:ND5RC-300005~ND5RC-301386
対象期間:平成30年6月5日~平成30年10月30日
リコール対象車台数:1,382台
型式:5BA-NDERC
車台番号:NDERC-300008~NDERC-301091
対象期間:平成30年6月5日~平成30年10月29日
リコール対象車台数:1,084台
型式:DBA-ND5RC
車台番号:ND5RC-201532~ND5RC-201790
対象期間:平成30年4月5日~平成30年6月1日
リコール対象車台数:259台
型式:DBA-NDERC
車台番号:NDERC-200886~NDERC-200994
対象期間:平成30年4月5日~平成30年6月1日
リコール対象車台数:109台
車名通称名:アバルト Abarth124 Spider
型式:ABA-NF2EK
車台番号:JC8NF2EKA00140799~JC8NF2EKA00142762
対象期間:平成30年4月11日~平成30年9月29日
リコール対象車台数:74台
型式:CBA-NF2EK
車台番号:JC8NF2EK600140703~JC8NF2EK600142835
対象期間:平成30年4月6日~平成30年10月16日
リコール対象車台数:162台
マツダ「デミオ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたマツダ(デミオ)の不具合の部位は、燃料装置(低圧燃料ポンプ)です。
当該部位でおこる不具合の状況及びその原因は、ガソリンエンジン車の低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して低圧燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
改善措置の内容は、全車両、低圧燃料ポンプを対策品に交換します。なお、修理部品の準備に時間を要するため、部品の準備ができ次第、使用者に改めて修理入庫を通知します。
海外市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は34件、事故の有無は0件となっています。
マツダ「デミオ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったマツダのデミオは、2014年9月に発売を開始した4代目モデルです。デミオは4代目モデルを最後に日本国内での販売車名が世界共通車名のMAZDA2に統一されました。こちらではマツダの4代目デミオについて、くわしくご紹介します。
マツダ「4代目デミオ」とはどんなコンパクトカーか
マツダの4代目デミオは、マツダのデザイン哲学である【魂動デザイン-SOUL of MOTION-】のもと、ダイナミックなデザインが採用されています。2010年から始動となったデザインテーマである魂動デザインは、その年以降のマツダ車に採用されていて、チーターが駆け出す瞬間のムダがない美しさが表現されています。4代目デミオは、発売された2014-2015年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを授賞しています。ボディサイズは、全長4,060mm・全幅1,695mm・全高1,500mm、ホイールベース2,570mmのコンパクトモデルで、当時新開発された1,500CC排気量のディーゼル水冷直列4気筒エンジンは、抜群の燃費性能をもっていたことから、街乗りのコンパクトカーとしても人気がありました。