令和3年3月24日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのスマートフォーツーの計549台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。
メルセデスベンツ令和3年3月24日リコール情報
令和3年3月24日にリコール届出がされたメルセデスベンツ・スマート対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
メルセデスベンツ(スマートフォーツー)令和3年3月24日リコール届出の対象車
令和3年3月24日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「スマートフォーツー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ スマートフォーツー
型式:DBA-453342
対象期間:平成27年8月5日~平成28年3月22日
車台番号:WME4533422K030879~WME4533422K063817
リコール対象車台数:428台
車名通称名:メルセデスベンツ スマートフォーツーターボ
型式:DBA-453344
対象期間:平成28年7月21日~平成29年2月22日
車台番号:WME4533442K063975~WME4533442K134035
リコール対象車台数:7台
車名通称名:メルセデスベンツ スマートフォーツーカプリオターボ
型式:DBA-453444
対象期間:平成28 年 1 月 23 日~平成29 年 2 月 22 日
車台番号:WME4534442K074794~WME4534442K130630
リコール対象車台数:6台
車名通称名:メルセデスベンツ スマートフォーフォー
型式:DBA-453042
対象期間:平成27年8月25日~平成28年7月12日
車台番号:WME4530422Y033210~WME4530422Y050410
リコール対象車台数:108台
メルセデスベンツ「スマートフォーツー」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(スマートフォーツー)の不具合の部位は原動機(エンジンコントロールユニット)です。
不具合の状況及び原因は、排エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、車載式故障診断装置(OBD)の制御プログラムが不適切であることが判明しました。そのため、適切な故障診断が行われない恐れがあります。
改善内容としては、全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。
ドイツ本社からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
「スマートフォーツー」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったスマートフォーツーは、メルセデスベンツやフレイトライナーなどと同じくドイツのダイムラーの傘下にあるブランドのスマートから販売されています。フォーツーは3ドア2シーターモデル、5ドア4シーターモデルがフォーフォーとして販売されています。今回リコール対象となったスマートフォーツーならびにフォーフォーは平成27年以降生産されていた3代目モデルでガソリンエンジン搭載車ですが、現在アメリカ市場ではEV車のみの取り扱いとなっています。こちらでは、スマートフォーツーについて詳しくご紹介します。
スマートフォーツーは最小限のボディサイズで横置き可能?
現在は衝突安全性能のため全長を伸ばしたため駐車場に横置きは出来ませんが、初代スマートフォーツーは最小限コンパクトボディということで駐車場一台分の縦列駐車場のスペースに横置きができるほどのサイズとなっていました。2シーターのマイクロカーで幅員を1.48mに納めると軽自動車規格に収まるということで、2001年から2004年まではスマートKの名称で軽自動車規格でも販売されていたことがあります。現在は、日本での正規輸入販売はメルセデスベンツ正規販売店が対応しており、京都府内には日本初のスマート専売拠点伝統と革新をコンセプトにしたショールームであるスマートセンター京都ザガーデンがあります。