メルセデスベンツのリコール情報-令和3年6月3日リコール届出-

令和3年6月3日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのメルセデスGLEクラスの計772台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。

メルセデスベンツ令和3年6月3日リコール情報

令和3年6月3日にリコール届出がされたメルセデスベンツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

メルセデスベンツ(メルセデスGLEクラス)令和3年6月3日リコール届出の対象車

令和3年6月3日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「メルセデスGLEクラス」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:メルセデスベンツ GLE300d 4MATIC
型式:3DA-167119C
対象期間:令和元年9月30日~令和2年10月14日
 車台番号:WDC1671192A001219~WDC1671192A079815
 リコール対象車台数:110台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ GLE400d 4MATIC
型式:3DA-167123
対象期間:令和元年9月30日~令和2年10月14日
 車台番号:WDC1671232A001215~WDC1671232A079652
 リコール対象車台数:346台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ GLE450 4MATIC
型式:5AA-167159
対象期間:令和元年9月30日~令和2年10月12日
 車台番号:WDC1671592A001203~WDC1671592A080359
 リコール対象車台数:292台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ メルセデスAMG GLE53 4MATIC+
型式:4AA-167161
対象期間:令和2年4月8日
 車台番号:WDC1671611A066303
 リコール対象車台数:1台(左ハンドル)
対象期間:令和2年3月7日~令和2年 6月10日
 車台番号:WDC1671612A048321~WDC1671612A066362
 リコール対象車台数:3台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ GLS400d 4MATIC
型式:3DA-167923
対象期間:令和2年1月27日~令和2年5月11日
 車台番号:WDC1679232A038755~WDC1679232A058902
 リコール対象車台数:11台(右ハンドル)

車名通称名:メルセデスベンツ GLS580 4MATIC
型式:4AA-167986
対象期間:令和2年4月8日~令和2年8月25日
 車台番号:WDC1679861A042565~WDC1679861A058894
 リコール対象車台数:9台(左ハンドル)

メルセデスベンツ「メルセデスGLEクラス」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(メルセデスGLEクラス)の不具合の部位はその他(エアコンの排水ホース )です。

不具合の状況及び原因は、エアコンのエバポレータにおいて、排水ホースの組み付けが不適切なため、車室内に凝縮水が漏れだすものがあるとわかりました。そのため、床下が浸水して電気配線に腐食や短絡が発生し、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、排水ホースの組み付け状態を点検し、正しく装着されていない場合は組み付けを修正します。また、凝縮水の漏れによって部品に損傷等が発生している場合は、当該部品を新品へと交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は2件、事故の有無はなしとなっています。

メルセデスベンツ「メルセデスGLE」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったメルセデスベンツのGLEは、メルセデスベンツの高級SUVシリーズのひとつです。前代モデルまでは、車名をMクラスとしていましたが2015年10月28日発売のモデルより車名をGLEに変更しました。GLEの前身となったMクラスは、オンロードオフロードどちらにも適したクロスオーバープレミアムSUVとして、メルセデスベンツに新たなカテゴライズを作りました。こちらではメルセデスベンツGLEについて、詳しくご紹介します。

メルセデスベンツのGLE450搭載のISGとは

メルセデスベンツの高級大型SUV、GLE450 4MATIC Sportsに搭載されているISGをご存知でしょうか。ISGとは、Integrated Starter Generatorの頭文字をとった通称名です。ISGが、スターターとジェネレーターを兼ねるモーターとなるため、大型サイズで重量のあるモデルであってもパワーを落とすことなく走行が可能で、さらに俊敏なレスポンス能力が発揮出来るため静粛性もあげることが出来ています。メルセデスベンツのGLEISG搭載モデルとなる、450 4MATIC Sportsは、総排気量2,996ccで、4,500ccの排気量に相当するパワーをもつモデルのため、この車名がついています。

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