三菱自動車のリコール情報-令和2年10月9日リコール届出-

令和2年10月9日に、対象期間に制作された三菱自動車のi-MiEV計9,563台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされた三菱自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

三菱自動車令和2年10月9日リコール情報

令和2年10月9日にリコール届出がされた三菱自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

三菱自動車(i-MiEV)令和2年10月9日リコール届出の対象車

令和2年10月9日にリコール届出がされた三菱自動車「i-MiEV」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:i-MiEV
型式:ZAA-HA3W
対象期間:平成21年7月4日~平成24年6月29日
車台番号:HA3W-0000201~HA3W-0305120
リコール対象車台数:9,563台

三菱自動車「i-MiEV」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた三菱自動車i-MiEVの不具合の部位は、エアコン(電動コンプレッサー)です。
不具合の状況及び原因は、エアコンの電動コンプレッサーのカバーの耐腐食性能が不十分なため、コンプレッサー内部に水分が侵入する恐れがあることが判明しました。水分が侵入すると、コンプレッサーの内部で漏電が発生する可能性があり、漏電によってEV警告灯が点灯し、モーターの出力が制限されることもあります。また、その状態で停車後にPレンジにシフトすると電源が遮断されるため、走行不能車になってしまう可能性もあります。

改善内容としては、全車両の電動コンプレッサーを対策品と交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は59件、事故の有無は0件となっています。

三菱自動車「i-MiEV」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった三菱自動車のi-MiEVは、三菱自動車から販売されている電気自動車です。三菱自動車のi-MiEVとはどのような車なのでしょうか。

三菱自動車「i-MiEV」は世界初の量産電気自動車

三菱自動車から2009年6月に量産製造を開始し、2009年7月下旬から法人へ2010年4月からは個人向けに販売を開始した電気自動車i-MiEVは、ライバル企業に先駆けて三菱自動車が量産化に成功したため、リチウムイオン二次電池を用いた世界初の量産電気自動車となっています。2010年量産向けの販売を開始し、ボディサイズのコンパクトさや燃費性能の高さから人気があったものの2020年生産終了が発表されました。

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