令和4年6月30日に、対象期間に製作された三菱自動車のアウトランダーPHEVの計7,812台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出された三菱自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
三菱自動車の令和4年6月30日リコール情報
令和4年6月30日にリコール届出がされた三菱自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
三菱自動車令和4年6月30日リコール届出(届出番号5174)の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされた三菱自動車「アウトランダーPHEV」の対象車は以下になります。
車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:三菱自動車 アウトランダーPHEV
型式:5LA-GN0W
対象期間:令和3年12月10日~令和4年5月26日
車台番号:GN0W-0100101~GN0W-0107937
リコール対象車台数:7,812台(①3,007台②7,812台)
三菱自動車「アウトランダーPHEV」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた三菱自動車(アウトランダーPHEV等)の不具合の部位は後写鏡等(直前直左確認鏡) です。
不具合の状況及び原因は以下です。
ナビゲーションシステムにおいて、制御プログラムの設定不備により、
①起動時にシステム内の情報処理が完了せず、再起動を繰り返す場合があります。
②電源変動等によりシステム内の通信が途絶えた場合、復旧処理が行われないためカメラ映像に切り替わらず、黒画面となる場合があります。
①②の状態において、液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替えます。
①②とも市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は①191件② 12件、事故の有無はなしとなっています。
三菱自動車「アウトランダーPHEV」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった三菱のアウトランダーは、もともとガソリン車モデルとプラグインハイブリッド車モデルの二つのパワートレインから選択できるようになっていました。しかし、2020年10月にガソリン車モデルのアウトランダーの生産終了が発表され、アウトランダーPHEVモデルのみが継続販売されることになったため、現在はアウトランダーPHEVのみとなっています。こちらでは、三菱自動車のアウトランダーPHEVについて詳しくご紹介します。
最新の三菱アウトランダーPHEVの人気グレードとカラーは
三菱自動車のアウトランダーPHEVは、三菱自動車の最上級フラグシップモデルです。グレード体系はP、G、Mの3タイプです。Pは7人乗りのみ、Gは7人乗りまたは5人乗り、Mは5人乗りのみの設定となっています。最も上位グレードはPグレードで、先代モデルまではガソリン車モデルのみの設定となっていた3列シート7人乗りのPHEVモデルであることや、内装が上質になっていることから、先行注文で最も選ばれたグレードになっています。ボディカラーはホワイトダイヤモンド・レッドダイヤモンド・ブラックダイヤモンド・コズミックブルーマイカ・ディープブロンズメタリック・スターリングシルバーメタリック・チタニウムグレーメタリック・ブラックマイカのモノトーンカラーと、ホワイトダイヤモンドにルーフカラーがブラックマイカ、ブラックダイヤモンドにルーフカラーがディープブロンズメタリックのツートンカラーの10色展開となっています。特に人気のあるカラーはホワイトダイヤモンドです。