日産自動車のリコール情報-令和4年10月27日リコール届出-

令和4年10月27日に、対象期間に製作された日産自動車のGT-Rの計238台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

日産自動車の令和4年10月27日リコール情報

令和4年10月27日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

日産自動車(GT-R)令和4年10月27日リコール届出の対象車

令和4年10月27日にリコール届出がされた日産自動車「GT-R」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ニッサン GT-R
型式:4BA-R35
 車台番号:R35-150555 ~ R35-150803
対象期間:令和4年5月24日 ~ 令和4年8月29日
 リコール対象車台数:238台

日産自動車「GT-R」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日産自動車(GT-R)の不具合の部位は、前席座席ベルト装置(シートベルトリトラクタ) です。

不具合の状況及び原因は、前席の座席ベルトの巻取り装置(リトラクタ)において、内部の部品加工が不適切なため、乗員拘束力制御機構(シートベルトの拘束力を一定レベルに保つもの)が正しく機能しないものがあります。そのため、衝突等による衝撃を受けた場合の乗員の保護性能を満足しないおそれがあります。

改善内容としては、全車両、前席座席ベルトを良品に交換します。

社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無しとなっています。

日産自動車「GT-R」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった日産自動車のGT-Rは、日産のスポーツカーモデルとして知られているスカイラインGT-Rの後継車モデルとして、2007年に登場しました。現在までにフルモデルチェンジはないものの、マイナーチェンジは行われており、2022年モデルはすでに注文数が上限に達したため新規受付は終了しています。こちらでは日産自動車GT-Rについて、詳しくご紹介します。

GT-R2022年モデルのGT-R Track edition engineered by NISMOとは

日産自動車のNISMOとは、日産自動車のモータースポーツ活動に由来するNISsanMOtorsportからつけられた名称で、日産のレースシーンに向けたパフォーマンス性能を市販車に搭載したスポーツモデルです。NISMOモデルのGT-Rは、スポーツ性能に特化したエクステリアデザインとなっています。空気抵抗を抑えるダウンフォースと、空冷性能を上昇させるエアアウトレットダクトがフロントフェンダーに取り付けられていて、レスポンスを向上したターボチャージャーによってより加速性能を高めています。

また、走行時もスポーツ性能の高いGT-R NISMOと一体感を作り出すことができる、専用RECARO製カーボンバックバケットシートが採用されています。

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