令和4年4月14日に、対象期間に製作された日産自動車のセレナ等の計78,964台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
日産自動車令和4年4月14日リコール情報
令和4年4月14日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日産自動車(セレナ)令和4年4月14日リコール届出の対象車
令和4年4月14日にリコール届出がされた日産自動車「セレナ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:「日産自動車セレナ」
型式:DAA-HC27 6AA-HC27
車台番号:HC27-015101~HC27-029800
対象期間:令和元年7月12日~令和3年12月22日
リコール対象車台数:9,236台
型式:DAA-HFC27 6AA-HFC27
車台番号:HFC27-050102~HFC27-131069
対象期間:令和元年7月12日~令和4年1月19日
リコール対象車台数:69,728 台
日産自動車「セレナ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日産自動車(セレナ)の不具合の部位は、電子制御装置(ビークルコントロールモジュール)です。
不具合の状況及び原因は、e-POWER車のビークルコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、特定の道路、かつ走行条件において発電用エンジンを始動する際、燃料が残っていても燃料切れと判定することがあります。そのため、出力をとめるフェールセーフ制御が作動し走行不能となるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、ビークルコントロールモジュールの制御プログラムを対策品に書き換えます。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は5件、事故の有無は無しとなっています。
日産自動車「セレナ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日産自動車のセレナは、日産自動車の電気自動車のシリーズ【e-POWER】の一つとなっていて大変人気が高く、2020年4月から2021年3月までの累計新車販売台数56,458台となっており、当該年の国内メーカーブランド通称名別販売台数で第12位となっています。こちらでは日産自動車セレナの最先端安全装備360°セーフティアシストについて、詳しくご紹介します。
360°セーフティアシストを全車標準装備した日産セレナ
日産自動車のセレナの現在販売中のモデルは、全車標準装備で360°セーフティアシストシステムを搭載しています。360°セーフティアシストシステムは、安全運転を支援するシステムとなっており、死角になりやすいといわれる後側方や後方の車の動きを検知する装備が設定されています。例えば、夜間走行中に対向車が走ってきてもハイビームを維持した状態で適切なところでロービームと自動で切り替えることが可能です。視認性の高い状態が夜間でも維持されるため、安全な運転を継続することが出来ます。また、前進時・バック時にドライバーがブレーキとアクセルのペタルを踏み間違えたとしても急加速を抑えて、衝突回避をアシストするインテリジェントエマージェンシーブレーキにより、緊急ブレーキが作動されるため万が一の時の衝突があった時の被害や傷害を軽減することが出来ます。