令和4年6月30日に、対象期間に製作された日産自動車のセレナ等の計78,964台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
日産自動車令和4年6月30日リコール情報
令和4年6月30日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日産自動車(セレナ)令和4年6月30日リコール届出の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされた日産自動車「セレナ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ニッサン セレナ 4WD仕様車のみ
型式:5AA-GFNC27
車台番号:GFNC27-044101~GFNC27-044743
対象期間:令和3年12月8日~令和4年2月11日
リコール対象車台数:502台
型式:5AA-GNC27
車台番号:GNC27-032751~GNC27-033141
対象期間:令和3年12月9日~令和4年2月16日
リコール対象車台数:303台
車名通称名:スズキ ランディ 4WD仕様車のみ
型式:5AA-SGNC27
車台番号:GNC27-902191~GNC27-902210
対象期間:令和4年1月11日~令和4年2月10日
リコール対象車台数:19台
日産自動車「セレナ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日産自動車(セレナ)の不具合の部位は、制動装置(ブレーキホースブラケット)です。
不具合の状況及び原因は、ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生します。そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施します。
社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無しとなっています。
日産自動車「セレナ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日産自動車のセレナは、2022年1月~6月の普通乗用車ブランド通称名別販売台数ランキングでは、10位に入る人気のミニバンです。同ランキングでは、4位のノートと6位のフリードなどのコンパクトミニバン、7位のLサイズミニバンのアルファードに続く10位となっており、そろそろモデルチェンジを迎える予定と見られているなかでも、高順位に入っていることがわかります。こちらでは日産自動車セレナについて、詳しくご紹介します。
ファミリーカーでも抜群の機能性のセレナ
日産自動車のセレナは、ファミリーカーとしても好評なミニバンです。3列シートで広々とした車内空間があり、1列目から3列目までどの席であってもゆったりと着座することができます。家族で大人数で移動する時も安心感があります。また、ハンズフリーのオートスライドドアは、両手に荷物を抱えていてもインテリジェントキーを肌身離さず持ち歩いていてば、スライドドアの下に足先をサッと入れて引くだけで、自動車ドアがオープンするのです。ドアハンドルに触れたり、カバンからキーを取り出す必要もないため、買い物の後や眠ってしまったお子様を抱いている時なども安心してドアオープンすることができます。