日産自動車のリコール情報-令和5年1月27日リコール届出-

令和5年1月27日に、対象期間に製作された日産自動車のセレナ等計277,462台(届出番号5268)・250,029台(届出番号5269)についてのリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされた日産自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

日産自動車令和5年1月27日リコール情報

令和5年1月27日にリコール届出がされた日産自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

日産自動車(セレナ)令和5年1月27日リコール届出(5268)の対象車

令和5年1月27日にリコール届出がされた日産自動車「セレナ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:「日産自動車セレナ」ECOモータ式アイドリングストップ付車
型式:DBA-FC26
 車台番号:FC26-000001~FC26-086596
対象期間:平成22年11月15日~平成24年6月30日
 リコール対象車台数:70,181台

型式:DBA-FNC26
 車台番号:FNC26-000001~FNC26-040748
対象期間:平成22年10月28日~平成28年6月17日
 リコール対象車台数:28,046台

型式:DBA-NC26
 車台番号:NC26-000003~NC26-028668
対象期間:平成22年9月20日~平成28年6月16日
 リコール対象車台数:14,193台

型式:DBA-C26
 車台番号:C26-000007~C26-047068
対象期間:平成22年9月20日~平成24年6月30日
 リコール対象車台数:27,934台

車名通称名:「日産自動車エクストレイル」ECOモータ式アイドリングストップ付車
型式:DBA-NT32
 車台番号:NT32-000001~NT32-581083
対象期間:平成25年11月23日~平成29年6月2日
 リコール対象車台数:102,788台

型式:DBA-T32
 車台番号:T32-000005~T32-540162
対象期間:平成25年11月22日~平成29年6月2日
 リコール対象車台数:32,282台

車名通称名:「スズキランディ」ECOモータ式アイドリングストップ付車
型式:DBA-SNC26
 車台番号:NC26-900101~NC26-904543
対象期間:平成22年12月10日~平成28年6月1日
 リコール対象車台数:857台

型式:DBA-SC26
 車台番号:C26-900101~C26-902574
対象期間:平成22年12月10日~平成24年6月15日
 リコール対象車台数:1,181台

日産自動車「セレナ」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日産自動車(セレナ)の不具合の部位は、電気装置(ECOモータ)です。

不具合の状況及び原因は、アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、ECOモータを対策品に交換します。なお、対策品の準備ができるまでの間、遮熱カバーを取り付け、部品準備ができしだい改めて案内し対策品に交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は2,395件、事故の有無は火災5件、部分焼損6件となっています。

日産自動車(セレナ)令和5年1月27日リコール届出(5269)の対象車

令和5年1月27日にリコール届出がされた日産自動車「セレナ」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:「日産自動車セレナ」スマートシンプルハイブリッド仕様車

型式:DAA-HC26
 車台番号:HC26-000001 ~ HC26-134661
対象期間:平成24年6月15日 ~ 平成28年6月17日
 リコール対象車台数:61,434台
型式:DAA-HFC26
 車台番号:HFC26-000005 ~ HFC26-311902
対象期間:平成24年7月3日 ~ 平成28年6月21日
 リコール対象車台数:185,399台

車名通称名:「スズキランディ」スマートシンプルハイブリッド仕様車

型式:DAA-SHC26
 車台番号:HC26-904001 ~ HC26-907986
対象期間:平成24年7月12日~平成28年6月15日
 リコール対象車台数:3,196台

日産自動車「セレナ」等の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日産自動車(セレナ)等の不具合の部位は、電気装置(ECOモータ)です。

不具合の状況及び原因は、アイドリングストップ付スマートシンプルハイブリッド仕様車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、ECOモータを対策品に交換します。なお、部品準備ができしだい改めて順次案内し対策品に交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は1,568件、事故の有無は無しとなっています。

日産自動車「セレナ」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった日産自動車のセレナについて詳しく解説します。セレナは1991年の初代発売から2023年までで国内累計販売台数200万台を超える人気の高いミニバンです。2022年にフルモデルチェンジがあり、6代目セレナが登場しました。ガソリン車モデルは2022年に発売を開始しましたが、ハイブリッド車のセレナe-POWERは、2023年4月20日に発売を開始しました。

新型セレナe-POWERは2か月で受注台数2万台を突破

新型セレナe-POWERは、ミニバンで世界で初めてプロパイロット2.0システムを搭載しました。高速道路同一車線走行時のドライバーの運転操作を支援するシステムとなっていて、時速40km/h以上でのハンズオフが可能になっています。また、走行中の分岐や追い越し時の車線変更の適切なタイミングもシステムが判断し、スイッチ操作による承認をすればハンドルに手を添えるだけで車線変更が可能です。

新型セレナe-POWERのスペック

搭載エンジン:型式HR14DDe、DOHC水冷直列3気筒エンジン
総排気量:1.433L 燃料消費率:11.6km/L

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