令和4年11月22日に、対象期間に輸入されたプジョーのプジョー3008等の計418台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。
プジョー令和4年11月22日リコール情報
令和4年11月22日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
プジョー(プジョー3008)令和4年11月22日リコール届出の対象車
令和4年11月22日にリコール届出がされたプジョー「プジョー3008」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名:プジョー3008 HYBRID4
型式:3LA-P845G06H
対象期間:令和2年12月7日~令和4年2月8日
車台番号:VF3M45GBULS170883~VF3M45GBUMS233200
リコール対象車台数:334台
車名:DS DS 7 クロスバックE-TENSE
型式:3LA-X745G06H
対象期間:令和2年12月7日~令和3年12月08日
車台番号:VR1J45GBULY029187~VR1J45GBUMY528827
リコール対象車台数:1台
プジョー「プジョー3008」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたプジョー(プジョー3008)の不具合の部位は①原動機(エンジンコントロール)②動力伝達装置(リアドライブシャフト固定ナット)です。
不具合の状況及び原因
エンジンコントロールユニットのソフトウエア及びリアドライブシャフト固定ナットの締付トルクが不適切なため、特定の走行条件下で開発時の想定を上回るねじり応力がリアドライブシャフトに発生し、リアドライブシャフトが破断するおそれがあります。このため、異音の発生とともに警告灯が点灯するおそれがあります。
改善内容
全車両、①エンジンコントロールユニットのソフトウエアを対策プログラムに書き換えます。②リアドライブシャフト固定ナットを新品に交換し、規定トルク値で締め付けます。
こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は2件、事故の有無はなしとなっています。
「プジョー3008 HYBRID4 」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったプジョーの3008は、3つのパワートレーンから選択することができるSUVです。選べるパワートレーンは、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・プラグインハイブリッドがあります。プジョー3008の3つのパワートレーンごとの特徴をこちらで詳しく解説します。
プジョー3008の選べるパワートレーン
プジョー3008はパワートレーンが異なる3つのタイプから選ぶことができます。ベースの車体は同じものの、パワートレーンごとに特徴やメリットがあります。
パワートレーンに共通するスペック
全長 | 全幅 | 全高 |
4,450mm | 1,840mm | 1,630mm |
ホイールベース | 最小回転半径 | 乗車定員 |
2,675mm | 5.6m | 5名 |
パワートレーンごとに異なる特徴
ガソリンエンジン | ディーゼルエンジン | プラグインハイブリッド | |
---|---|---|---|
燃料消費率 JC08モード | 17.5km/L | 21.2km/L | 16.9km/L |
燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン | 軽油 | 無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 | 1,598㏄ | 1,997㏄ | 1,598㏄ |
駆動方式 | 前輪駆動 | 前輪駆動 | 四輪駆動 |