プジョーのリコール情報-令和4年6月16日リコール届出-

令和4年6月16日に、対象期間に輸入されたプジョーのプジョー3008とその他の計475台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。

プジョー令和4年6月16日リコール情報

令和4年6月16日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

プジョー(プジョー3008)令和4年6月16日リコール届出の対象車

令和4年6月16日にリコール届出がされたプジョー「プジョー3008」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名:プジョー3008 HYBRID4
型式:3LA-P845G06H
対象期間:令和02年12月07日~令和03年09月09日
 車台番号:VF3M45GBULS170883~VF3M45GBUMS134195
 リコール対象車台数:237台

車名:プジョー508 HYBRID
型式:3LA-R85G06H
対象期間:令和03年3月14日~令和03年07月07日
 車台番号:VR3F3DGZTLY043803~VR3F4DGZTMY507846
 リコール対象車台数:126台

車名:シトロエンC5 エアクロスE-Hybrid
型式:3LA-C845G06H
対象期間:令和03年02月03日~令和03年06月05日
 車台番号:VR7A4DGZSLL081883~VR7A4DGZSML029299
 リコール対象車台数:53台

車名:DS DS 7クロスバックE-TENSE
型式:3LA-C845G06H
対象期間:令和02年12月07日~令和03年06月05日
 車台番号:VR1J45GBULY029187~VR1J45GBUMY504600
 リコール対象車台数:59台

プジョー「プジョー3008とその他」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたプジョー(プジョー3008とその他)の不具合の部位は原動機(エンジンコントロールユニット)です。

不具合の状況及び原因は、PHEV 車のエンジンコントロールユニットにおいて、ソフトウエアが不適切なため、複数気筒の失火によるプロテクションモードからの復帰後、スロットルバルブ開度と吸気バルブリフト量が最大のまま固定されてしまう。このため、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあります。

改善内容としては、全車両、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換えます。

こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

「プジョー3008」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったプジョー3008は、3つのパワートレインから選ぶことのできるSUVです。選べるパワートレインは、ガソリン車、ディーゼル車、プラグインハイブリッド車の3つです。ガソリン車とプラグインハイブリッド車の使用燃料は、どちらも無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)となっています。こちらでは、プジョー3008について詳しくご紹介します。

プジョー3008の選べるパワートレインは何が違う?

プジョー3008は、選べる3つのパワートレインタイプとなっており、3008Allureと3008GTはガソリン車、3008GT BlueHDiはディーゼル車、3008GT HYBRID4がプラグインハイブリッド車になっています。

すべてのパワートレインがターボチャージャー付となっています。特に最も最高出力を出すことができるプラグインハイブリッド車の最高出力は147kW(200PS)です。プラグインハイブリッド車のみ四輪駆動となっていますが、ガソリン車とディーゼル車は前輪駆動方式となっています。燃料消費率は、ガソリン車が17.5km/L、ディーゼル車が21.2km/L、プラグインハイブリッド車は16.9km/Lで最も低燃費ながら最高出力は一番高いことがわかります。また、メーカー希望小売価格でもプラグインハイブリッド車はガソリン車と比べて約200万近く差があることから、プラグインハイブリッド車は、機能性が高いものの価格帯も高額になることがわかりました。

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