令和3年4月13日に、対象期間に製作されたルノーのルーテシアの計159台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたルノーの詳しい情報についてご紹介いたします。
ルノー令和3年4月13日リコール情報
令和3年4月13日にリコール届出がされたルノー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ルノー(ルーテシア)令和3年4月13日リコール届出の対象車
令和3年4月13日にリコール届出がされたルノー「ルーテシア」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ルノー ルーテシア
型式:7BABJAH5H
対象期間:令和2年4月30日~令和2年7月20日
車台番号:VF1RJA000L0813870~VF1RJA00XL0814136
リコール対象車台数:159台
ルノー「ルーテシア」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたルノー(ルーテシア)の不具合の部位は燃料装置(燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、樹脂製インペラとカバーのクリアランス設計が不適切なため、燃料温度の上昇によって樹脂製インペラが変形することがあるとわかりました。そのため、カバーと接触し、燃料ポンプモーターが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、インタンクユニットを対策品と交換します。
本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無しとなっています。
ルノー「ルーテシア」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったルノーのルーテシアは、日本市場ではルーテシア、海外ではクリオの車名で販売されています。ルーテシア(クリオ)は1990年にヨーロッパで販売を開始しました。販売当時にヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを授賞したクリオは、その後日本にルーテシアとして導入されています。こちらでは、ルノーのルーテシアについて詳しくご紹介します。
ルノーのルーテシア現行モデルは2020年10月に日本に登場
ルノーのルーテシアの現行モデルは2019年にヨーロッパで販売を開始し、同年1月から12月のヨーロッパ30カ国におけるBセグメント車両のなかで販売台数1位、全モデル中2位の人気モデルとなっています。その後、日本市場へ2020年10月に登場しました。ルノージャポンの車づくりのブランドスローガンは2015年に「パッションフォーライフ」と変更されており、今回のルーテシアの5代目モデルへの改良時もスローガンの通りお客様に向けた改良が行われています。特に顕著な改良点として、車内環境がより上質になったことが大きく、最高の素材を使ったドライバー重視のインテリアや、スポーティに走りが楽しめるコンパクトカーとなっており、高い評価を得ています。