令和4年10月27日に、対象期間に製作されたルノーのルーテシア等の計1,635台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたルノーの詳しい情報についてご紹介いたします。
ルノー令和4年10月27日リコール情報
令和4年10月27日にリコール届出がされたルノー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ルノー(ルーテシア)令和4年10月27日リコール届出の対象車
令和4年10月27日にリコール届出がされたルノー「ルーテシア」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ルノー ルーテシア
型式:7BA-BJAH5H
対象期間:令和2年7月21日~令和2年7月22日
車台番号:VF1RJA00XL0813875~VF1RJA004L0813919
リコール対象車台数:145台
型式:3BA-BJAH5H
対象期間:令和2年7月21日~令和2年12月15日
車台番号:VF1RJA000L0813917~VF1RJA003M0821169
リコール対象車台数:1,001台
車名通称名:ルノー キャプチャー
型式:7BA-HJBH5H
対象期間:令和2年10月1日~令和2年12月2日
車台番号:VF1RJB006L0819369~VF1RJB009L0816143
リコール対象車台数:249台
型式:3BA-HJBH5H
対象期間:令和2年11月6日~令和2年12月2日
車台番号:VF1RJB007L0816299~VF1RJB005L0818889
リコール対象車台数:240台
ルノー「ルーテシア」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたルノー(ルーテシア)の不具合の部位は燃料装置(燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、樹脂製インペラーとカバーのクリアランス設 計 値 が不適切なため、燃料温度上昇等によって変形した樹脂製インペラーがカバーと接触することがあります。そのため燃料ポンプモーターが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、インタンクユニットを対策品と交換します。
本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生件数は6件、事故の有無は無しとなっています。
ルノー「ルーテシア」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったルノールーテシアは、フランスの自動車メーカーであるルノーが製造販売しているコンパクトカーです。最新モデルの現行ルノールーテシアには、2022年6月にE-TECH(イーテック)ハイブリッドというハイブリッドパワートレーンを搭載したモデルが登場しました。こちらでは、ルノールーテシアE-TECHハイブリッドについて詳しくご紹介します。
ルノールーテシアのハイブリッドモデルとは
ルノールーテシアのハイブリッドモデルであるE-TECHハイブリッドは、2022年6月に日本国内で発売を開始しました。ルーテシアE-TECHハイブリッドのトランスミッションは、ドッグクラッチマルチモードの4速オートマチックトランスミッションのみとなっており、駆動方式は前輪駆動のFFです。燃料消費率は25.2km/L(WLTCモード)で低燃費性能と、最新の運転・駐車支援システムを搭載しています。特に低燃費性能は2022年9月時点において輸入車No.1の低燃費となっており、燃費性能が高く、さらに全速度域で高度な走行性能を発揮することができています。