令和3年3月5日に、対象期間に製作されたスバルのレヴォーグの計12,094台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスバルの詳しい情報についてご紹介いたします。
スバル令和3年3月5日リコール情報
令和3年3月5日にリコール届出がされたスバル対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スバル(レヴォーグ)令和3年3月5日リコール届出の対象車
令和3年3月5日にリコール届出がされたスバル「レヴォーグ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:スバル レヴォーグ
型式:4BA-VN5
対象期間:令和2年11月2日~令和3年2月5日
車台番号:VN5-002043~VN5-015294
リコール対象車台数:12,094台
スバル「レヴォーグ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたスバル(レヴォーグ)の不具合の部位は制動装置(電動ブレーキブースタ)です。
不具合の状況及び原因は、電動ブレーキブースタにおいて、内部構成部品である回転角センサのマグネットのモータシャフトへの組付け位置が不適切であることがわかりました。組付け位置が不適切なためイグニッションオンにした際などに、ブレーキペダルのストローク値をソフトウエアがご認識する状態になることがあります。ご認識してしまうと、バッテリが上がったりクルーズコントロールがセット出来ず、ブレーキランプが点灯し続けたり、警告灯が点灯してブレーキペダル踏力が重くなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、電動ブレーキブースタユニットのシリアル番号を確認し、該当する物は電動ブレーキブースタユニットを良品へと交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は45件、事故の有無は物損事故が1件となっています。
スバル「レヴォーグ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったスバルのレヴォーグは、スバルが2014年から生産販売をしているステーションワゴンです。2020年にフルモデルチェンジを行い、現在は二代目モデルが販売されています。こちらでは、スバルのレヴォーグについて詳しくご紹介します。
スバルのレヴォーグは2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
スバルのレヴォーグは、2020年にフルモデルチェンジを行い販売されている二代目モデルが、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。授賞理由は、いくつかあげられていますが、まずはスバルグローバルプラットフォームというフルインナーフレーム構造の組み合わせで、操縦性と快適性がある車両であること。また、日常位置の扱いやすさを重視したエンジンが、ユーザー目線での使いやすさがあるということで、ユーザビリティへの開発姿勢が支持されたとのことです。また、高度運転支援システムで、スバル独自に開発されているアイサイトXが搭載されているモデルでありながら、装着されている車両の販売価格が手ごろな317万円からということで、安全性能が高い車両でありながら、購入がしやすいというところがコストパフォーマンスの高さにつながっており、評価をあげた要因となっています。