令和3年4月15日に、対象期間に製作されたスバルのXV等の計96,560台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスバルの詳しい情報についてご紹介いたします。
スバル令和3年4月15日リコール情報
令和3年4月15日にリコール届出がされたスバル対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スバル(XV等)令和3年4月15日リコール届出の対象車
令和3年4月15日にリコール届出がされたスバル「XV」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:スバル XV
型式:DBA-GT3
対象期間:平成29年4月21日~令和元年5月27日
車台番号:GT3-027002~GT3-066822
リコール対象車台数:16,634台
型式:DBA-GT7
対象期間:平成29年4月21日~令和元年5月28日
車台番号:GT7-040001~GT7-200176
リコール対象車台数:39,953台
型式:5AA-GTE
対象期間:平成30年9月12日~令和元年5月8日
車台番号:GTE-002017~GTE-007689
リコール対象車台数:5,671台
車名通称名:スバル フォレスター」
型式:5BA-SK9
対象期間:平成30年7月3日~令和元年5月31日
車台番号:SK9-002033~SK9-021058
リコール対象車台数:19,025 台
型式:5AA-SKE
対象期間:平成30年8月24日~令和元年5月7日
車台番号:SKE-002027~SKE-017309
リコール対象車台数:15,277台
スバル「XV」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたスバル(XV等)の不具合の部位は緩衝装置(リヤスタビライザ)です。
不具合の状況及び原因は、リヤスタビライザのブラケットと車体の締結面において、使用過程でボルトが緩み、当該取り付け部にガタが生じて異音が発生することがあるとがわかりました。そのため、そのまま使用を続けるとボルトが脱落する可能性があり、最悪の場合、ブラケットが周辺部品を傷つけるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、当該取り付けボルトの状態を点検し、規定トルクで締付を行います。また、ボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付ます。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は45件、事故の有無は、0件となっています。
スバル「XV」とはどんな車?
今回リコールの届け出を行ったスバルは日本の自動車メーカーで、かつての商号は富士重工業株式会社で2017年に株式会社SUBARUへと商号を変更しています。スバルの人気車種であるインプレッサのクロスオーバーモデルは、もともとフォレスターがありましたが、その後クロスオーバーのXVが登場しました。こちらでは2010年から製造販売されている、スバルのXVについて詳しくご紹介します。
スバルのXVは現在発売から12年目の3代目モデル
スバルのXVは、2017年にフルモデルチェンジを行い現在は3代目モデルが販売中です。スバルの安全性能技術であるアイサイト搭載グレードも用意されており、クロスオーバーSUVとしての走りの爽快感と、安全運転への信頼性が高い車となっています。特に所有するユーザーの声から多いのは街乗りと郊外での安全性能と走破性の高さです。スバル全体で、アイサイト(Ver.2)が搭載されるようになってから、搭載車は追突事故発生率が84%減少、歩行者事故発生率も49%減少となっています。また、XVはAWD(常時全輪駆動)で走破性が高く、冬季などの悪路状況にも対応力があり、積雪の道路でも安心して走行できるということで寒冷地など影響を受ける地域でも人気が高い車となっています。