令和2年10月1日に、平成25年4月9日~平成30年2月22日に製作されたスズキ計76,002台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。
スズキ令和2年10月1日リコール情報
令和2年10月1日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スズキ令和2年10月1日リコール届出の対象車
令和2年10月1日にリコール届出がされたスズキ対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
通称名:ジムニー
型式:ABA-JB23W、ABA-JB43W
車台番号:JB23W-695655~JB23W-782034、JB43W-560904~JB43W-584701
リコール対象車台数:計76,002台
スズキの不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたスズキの不具合状況は、フロントサスペンションにおいてコイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に塗装が剥がれやすく腐食が早期に進行するものがある、とのことです。そのため最悪の場合、コイルスプリングが折損するおそれがあります。改善内容としては、全車両フロントコイルスプリングを対策品に交換を行います。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。