令和3年11月25日に、対象期間に製作されたスズキのハスラー等計188,378台についてのリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。
スズキ令和3年11月25日リコール情報
令和3年11月25日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スズキ(ハスラー)令和3年11月25日 リコール届出情報
今回リコール届出がされたスズキ(ハスラー)等の不具合の部位は原動機(オイルコントロールバルブ)です。
スズキ「ハスラー」等の不具合状況と改善内容
不具合の状況及び原因は、R06Aエンジンの排気側の油圧式VVT(可変バルブタイミング機構)の作動を制御しているオイルコントロールバルブにおいて、フロントグリルより侵入した塩水によって内部に錆が発生し、作動できなくなるものがあります。そのため、VVTの制御が出来なくなり、エンジン警告灯が点灯し、停車直前にエンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、排気側オイルコントロールバルブを対策品に交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は103件、事故の有無はなしとなっています。
上記リコール届出がされたスズキ「ハスラー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:スズキ ハスラー N/A仕様
型式:DBA-MR31S
対象期間:平成29年4月24日~令和元年11月20日
車台番号:MR31S-115028~MR31S-122744
リコール対象車台数:7,692台
対象期間:平成29年4月24日~令和元年11月19日
車台番号:MR31S-314591~MR31S-322625
リコール対象車台数:8,017台
型式:DAA-MR41S
対象期間:平成29年4月24日~令和元年12月3日
車台番号:MR41S-259415~MR41S-381752
リコール対象車台数:119,316台
車名通称名:スズキ スペーシアN/A仕様
型式:DBA-MK32S
対象期間:平成29年4月25日~平成29年11月22日
車台番号:MK32S-452128~MK32S-452456
リコール対象車台数:327台
型式:DAA-MK42S
対象期間:平成29年4月24日~平成29年11月23日
車台番号:MK42S-199560~MK42S-225307
リコール対象車台数:25,512台
対象期間:平成29年4月24日~平成29年11月22日
車台番号:MK42S-630938~MK42S-647453
リコール対象車台数:16,449台
車名通称名:マツダ フレア クロスオーバー N/A仕様
型式:DAA-MS41S
対象期間:平成29年4月24日~令和元年11月18日
車台番号:MS41S-176249~MS41S-183578
リコール対象車台数:7,329台
車名通称名:マツダ フレアワゴンN/A仕様
型式:DBA-MM32S
対象期間:平成29年4月25日~平成29年11月22日
車台番号:MM32S-451401~MM32S-451544
リコール対象車台数:144台
型式:DAA-MM42S
対象期間:平成29年4月24日~平成29年11月21日
車台番号:MM42S-109282~MM42S-111934
リコール対象車台数:2,651台
対象期間:平成29年4月24日~平成29年11月21日
車台番号:MM42S-593539~MM42S-594479
リコール対象車台数:941台
スズキ「ハスラー」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったスズキのハスラーは、【新しい遊べる軽】として人気がある軽自動車規格のクロスオーバーSUVです。ハスラー開発のきっかけは、もともとスズキが販売していた軽クロスオーバーKeiの販売終了後、スズキの会長にに対しKeiを惜しむ声をあげたユーザーがいたことで、需要がある軽クロスオーバー車の後継車を作ろうとなったことからといわれています。2014年に初代モデルが登場し、人気のエクステリアデザインだったためフルモデルチェンジををした2代目モデルでも初代モデルのデザインコンセプトが引き継がれています。こちらでは、現在販売中の最新スズキのハスラーについて詳しく解説します。
スズキの軽クロスオーバーSUVハスラーのこだわり
スズキのハスラーは、2020年にフルモデルチェンジを行っており現在は2代目モデルが販売中です。外装や内装にこだわりをもったデザイン性があり、新車市場だけでなく中古車市場でも人気の軽自動車となっています。ボディカラーとインテリアカラーは、組み合わせで選択できる色が異なります。ボディカラーをモノトーンカラーにした場合、通常はグレーイッシュホワイトのみがインテリアカラーとなり、インテリアカラーにバーミリオンオレンジやデニムブルーを選択するには受注生産インテリアカラーを依頼する必要があります。
基本的なボディカラーの組み合わせをご紹介します。
2トーンのボディカラー | |||||
ボディカラー | ガンメタリック | ガンメタリック | ガンメタリック | ホワイト | ホワイト |
バーミリオンオレンジ | デニムブルーメタリック | フェニックスレッドパール | チアフルピンクメタリック | アクティブイエロー | |
インテリアカラー | バーミリオンオレンジ | デニムブルー | グレーイッシュホワイト | グレーイッシュホワイト | グレーイッシュホワイト |
2トーンボディカラーはオプションカラーのため、44,000円のオプション料金が追加でかかります。2トーンにするとルーフやサイドミラー、リアウィンドウ周りとボディ部分のカラーが異なり、印象的なボディカラーとなるため人気が高くなっています。
また、デニムブルーのインテリアカラーを基本設定として選択できるボディカラーは、モノトーンであればブルーイッシュブラックパール3・オフブルーメタリック、2トーンのボディカラーではデニムブルーメタリックのみです。受注インテリアカラーもすべてが変更できるわけではありませんので、新車で購入される場合は、見積もりシミュレーション3Dなどを利用し慎重に選ぶと良いでしょう。