スズキのリコール情報-令和3年4月19日リコール届出-

令和3年4月19日に、対象期間に輸入されたスズキのジムニーの計101台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。

スズキ令和3年4月19日リコール情報

令和3年4月19日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

スズキ(ジムニー)令和3年4月19日リコール届出の対象車

令和3年4月19日にリコール届出がされたスズキ「ジムニー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:スズキ ジムニー
型式:3BA-JB64W
対象期間:令和2年8月7日~令和2年8月20日
 車台番号:JB64W-164514~JB64W-164863
 リコール対象車台数:71台
型式:3BA-JB74W
対象期間:令和2年8月7日~令和2年8月20日
 車台番号:JB74W-124721~JB74W-124947
 リコール対象車台数:30台

スズキ「ジムニー」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたスズキ(ジムニー)の不具合の部位は車体(前面ガラス・後面ガラス)です。

不具合の状況及び原因は、前面ガラスと後面ガラス(以下ガラス)において、ガラスの接着工程で接着するための下塗り剤(プライマー)塗布が不適切であったため、ガラスの接着力が弱いものがあります。そのため、水漏れが発生し、最悪の場合、ガラスが接着剤から剥離して脱落するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、新品ガラスを適切に取り付けます。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は3件、事故の有無はなしとなっています。

スズキ「ジムニー」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったスズキのジムニーは、スズキの販売する軽自動車のなかでもロングセラーかつベストセラーの軽四輪駆動車です。52年目に入っても人気が高く、新車の購入契約を結んでも何か月か待機をするということもあるようです。こちらでは、スズキのジムニーについて詳しく解説します。

スズキのジムニーが継承する伝統

スズキから販売されて52年目のジムニーは、現行モデルが4代目となります。3代目モデルの販売が1998年から2018年と20年続き、フルモデルチェンジを行った現行モデルは、人気が高い2代目モデルに近いスクエア形状のボディとなっています。販売の同年にはグッドデザイン金賞を受賞し、スズキ初の受賞となりました。3代目モデルから継承したラダーフレーム構造は、はしご型フレームと呼ばれており、車両を支えるフレームの構造が頑丈なつくりのため、悪路環境での走破性能が高くパワフルな走行が可能です。ジムニー伝統のラダーフレーム構造はさらに進化し、Xメンバーと前後のクロスメンバーで強度をあげています。

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