令和3年4月8日に、対象期間に輸入されたスズキのソリオ等の計7,802台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。
スズキ令和3年4月8日リコール情報
令和3年4月8日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スズキ(ソリオ等)令和3年4月8日リコール届出の対象車
令和3年4月8日にリコール届出がされたスズキ「ソリオ等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
※すべて2WD車のみ
車名通称名:スズキ ソリオ
型式:DBA-MA26S
対象期間:令和2年7月3日~令和2年10月26日
車台番号:MA26S-267282~MA26S-269841
リコール対象車台数:1,109台
型式:DAA-MA36S
対象期間:令和2年7月3日~令和2年10月24日
車台番号:MA36S-276836~MA36S-280679
リコール対象車台数:1,532台
対象期間:令和2年7月3日~令和2年10月26日
車台番号:MA36S-788431~MA36S-794635
リコール対象車台数:2,517台
型式:DAA-MA46S
対象期間:令和2年7月6日~令和2年9月25日
車台番号:MA46S-251680~MA46S-251835
リコール対象車台数:77台
対象期間:令和2年7月3日~令和2年9月25日
車台番号:MA46S-754144~MA46S-754517
リコール対象車台数:175台
車名通称名:スズキ クロスビー
型式:DAA-MN71S
対象期間:令和2年7月3日~令和2年9月15日
車台番号:MN71S-169166~MN71S-171974
リコール対象車台数:987台
型式:4AA-MN71S
対象期間:令和2年9月28日~令和2年11月2日
車台番号:MN71S-200002~MN71S-202787
リコール対象車台数:794台
車名通称名:スズキ イグニス
型式:5AA-FF21S
対象期間:令和2年7月3日~令和2年11月4日
車台番号:FF21S-201830~FF21S-202870
リコール対象車台数:305台
車名通称名:三菱 デリカD:2
型式:DAA-MB36S
対象期間:令和2年7月6日~令和2年10月1日
車台番号:MB36S-254418~MB36S-254813
リコール対象車台数:147台
対象期間:令和2年7月6日~令和2年10月24日
車台番号:MB36S-754211~MB36S-754662
リコール対象車台数:143台
型式:DAA-MB46S
対象期間:令和2年7月30日~令和2年9月17日
車台番号:MB46S-250384~MB46S-250392
リコール対象車台数:6台
対象期間:令和2年7月15日~令和2年9月23日
車台番号:MB46S-750923~MB46S-750942
リコール対象車台数:10台
スズキ「ソリオ等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたスズキ(ソリオ等)の不具合の部位は燃料装置(燃料タンク)です。
不具合の状況及び原因は、樹脂製燃料タンクにおいて、製造工程が不適切なため、ブリーザパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがあります。そのため、使用過程における車両振動等により、溶着部が剥がれてしまい、燃料を満タンにすると当該溶着部から燃料が漏れるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、燃料タンクを点検し、ブリーザパイプの溶着が不適切な場合は、燃料タンクを良品に交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は2件、事故の有無は0件となっています。
スズキ「ソリオ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったスズキのソリオは、コンパクトサイズのトールワゴンです。前身ブランドはワゴンRのボディパネルを流用し、一回り拡大して1.0エンジンを搭載して販売されていた普通自動車のワゴンRワイドとなっています。ワゴンRワイドをフルモデルチェンジし、ワゴンRプラスに名称変更ししていましたが、2000年にワゴンRソリオに変更、2005年にはワゴンRの名前がとれてソリオに変更になっています。こちらでは、スズキのソリオについて詳しくご紹介します。
スズキのソリオはファミリー向けのコンパクトワゴン
スズキから販売されているソリオは、もともとワゴンRのボディパネルを流用しているコンパクトトールワゴンです。2020年12月4日にフルモデルチェンジを行っていて、車体サイズを拡大しています。フルモデルチェンジ後の新型ソリオの排気量は1.2L、2WDのマイルドハイブリッドモデルは燃料消費率19.6km/Lです。車体サイズが広くなったことで後席が広くなり、ファミリーカーとしても使いやすい車内空間となっています。さらにスズキの予防安全技術であるスズキセーフティサポートを搭載、スズキの小型車では初採用となったカラーヘッドアップディスプレイは、車速やシフト位置などの情報をハンドル前方にディスプレイ表示することで、ドライバーの視線移動を少なくすることが出来るため、安全な運転にも貢献しています。